演出は、不可の無い凡庸さを保ちつつ「プロジェクトX」の拡大版の様相ながら、本作を主導した小栗旬の実直な姿勢、窪塚洋介を口説き落としたことは圧倒的評価に値する
三池崇史、本当にダメになってしまったなぁ
役者の熱演=傑作と言う思い込みと、映画の構成の破綻を冷静に判断出来ない評価が、昨今蔓延し過ぎ
熱量溢れる演技を出演者らに強いて、それなりに役者のポテンシャルを引き出すところから評価されてる李相日監督だが、『悪人』(10)の高評価(?)辺りから、演出の評判に満たない、監督自身による脚色と構成力の>>続きを読む
認知、アルツハイマーをファンタジーでしか描けない稚拙さ
海外作品の、認知症に真摯に向き合う秀作群に対して、口当たりの良さだけを狙った後退作
どんなに著名な漫画原作者であっても、己の傑作作品であっても、劇映画の脚本創作のノウハウが如何に困難なのかが実証された、残念作の証明
ポートレートのような画面に、演出もお粗末の極み
大泉洋の存在感にのみ>>続きを読む