たぼさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

たぼ

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ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版(1978年製作の映画)

4.0

GyaO!でやっていたので視聴。

監修版は初めて観たと思うがオリジナルと比較して何処がどう変わったのかは後で調べておくとして、久々に観て感じたことはこのような世の終焉と思しき事態になったとしてもやは
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ウィッチ(2015年製作の映画)

2.0

最も不気味で最も美しい、というキャッチフレーズに惹かれて借りてみたもののショッキングなシーンはほぼ無く、全編通してだいぶ静かでホラーと言うよりはサスペンス寄り感が強かった。

紙の月(2014年製作の映画)

4.0

西村博之氏曰く
衣食住にお金をかけることはなく、外食に出るのは人から奢ってもらう時だけ。
このような生活は大学生時代から変わっておらず、今でも1か月に家賃を除いて使うお金は3万円ぐらい。
贅沢な生活に
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美しい星(2017年製作の映画)

3.5

三島由紀夫原作の異色SFを映画化したものであるが、なかなかに哲学的要素が高く個人的には面白かった。

つまるところ「美しい」という意識は人間そのものによって形成されているものであり、「美しい」と思いつ
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キュア ~禁断の隔離病棟~(2016年製作の映画)

2.5

病棟の建築デザイン含む雰囲気や、丘の上から眺める景観はなかなかのものだったが如何せん中身が弱かった感。

ただ、退屈はせずに最後まで見れるかも知れません。

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.0

元祖ジョージ・A・ロメロの1978年「ゾンビ」のリメイク版。

オリジナルとは違い、走るゾンビとして構成されており緊迫感はなかなかのもの。
ストーリーも王道を行っており、これはこれで楽しめたと思う。

ガーディアンズ(2017年製作の映画)

2.0

ロシア版MARVEL。
キャッチフレーズの通り、明らかにMARVELのアベンジャーズを意識してる感が否めなかった。

そういった部分を取り除いた感想ではなかなか頑張ったほうだとは思うが、やはり決定的な
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赤い指(2010年製作の映画)

3.0

実際に起こり得る事件を題材にしてるためかなりヘビーな内容だが、そのぶん見応えのある仕上がりとなっている。

子供を産み、育てて行くということは我が子がいずれ犯罪者になる可能性もある訳で。
だがそれも人
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サイレントヒル(2006年製作の映画)

4.0

苦痛はやがて憎悪に

光も当たらぬ深淵の奥底で

増幅した漆黒の憎悪は

祈りの力をも凌駕する

本能寺ホテル(2017年製作の映画)

2.5

ちょいちょいご都合主義な展開が惜しかったが、実際の信長ってこういう物事の捉え方、考え方や行動をしてたんだろうなという、見る側の信長という人物のイメージを掻き立てられるような場面や演技が多くそのあたりは>>続きを読む

最高の人生のつくり方/最高の人生の描き方(2014年製作の映画)

4.0

流石はベテラン俳優のマイケル・ダグラス。
自然な演技で魅せてくれました。
ダイアン・キートンも、年齢の割には綺麗で可愛らしい出で立ちも素晴らしい。
孫娘役も、若かりし頃のジェニファー・コネリーのような
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サハラ 死の砂漠を脱出せよ(2005年製作の映画)

3.0

GyaO!で視聴。

マコノヒー版インディ・ジョーンズといったところか。
だいぶ壮大なストーリー展開になっており、観れなくはないが傑作だとは感じなかったかも。
ボートで疾走するシーン辺りは結構見応えあ
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.5

愛ゆえに罪を犯し

愛ゆえに殺す―

それが“人間”という
不条理で歪で
哀しい生き物である

全ては愛ゆえに

愚行録(2017年製作の映画)

4.0

歪んだ家庭環境で形成され
そこから産み落とされた
歪んだ愛情。

ヘビーでダークだが良かった。
これも満島ひかりの素晴らしい演技あってこそ。

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

-

いかにもハリウッド映画らしい終わり方だが、1974年のほうのも観ないと比較できないということで採点とレビューは省略。

ダークタワー(2017年製作の映画)

2.0

スティーヴン・キング原作、俳優陣もマコノヒーとイドリスを起用しており期待はしていたのだが、如何せん惜しすぎる部分がたくさんあったのが残念。
この手の作品は溢れ返っているという背景もあって、そこまで引き
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.0

重厚ながらも繊細な雰囲気、そしてギレンホールとエイミー・アダムスが織り成す演技が素晴らしい。

はっきりとしたジャンルに振り分けることのできない、言うならば抽象絵画のような作品である。
美術館のシーン
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タブロイド(2004年製作の映画)

4.0

ジョン・レグイザモ主演の、ラテンアメリカを舞台としたサスペンススリラー映画。
冒頭の衝撃から引き摺り込まれるように始まり、着々と明かされる犯人の正体ー

視聴記録人数が少ないが、なかなか重厚で良作。
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ディレクターズ・カット JFK/特別編集版(1991年製作の映画)

4.0

目に見えない巨大な権力によって、自由の国アメリカの“真の正義”は既に失われた―

本作はオリバー・ストーン監督の推測中心の展開で実在したジム・ギャリソン検事を主役にクレイ・ショー裁判までを描いた再現ド
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ハードコア(2015年製作の映画)

2.5

まさにアクションゲーム宛らに展開されるかなり過激な作品。

全編の9割方が主人公視点で話が進むのだが、ほぼ動きっぱなしのため映像もブレまくり。
アイデアは斬新だし、VRで観たら迫力も凄いんだろうとは思
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陰謀のセオリー(1997年製作の映画)

4.0

タイトルの通り陰謀論をテーマにしたサスペンス映画で、内容自体はフィクションではあるが間違いなくロックフェラーとロスチャイルドを指しているであろう実際の噂、起きた事件を会話の中に取り入れているためそれが>>続きを読む

壊れた心(2014年製作の映画)

-

記録

何も考えずに流し見程度で観るには丁度良い映画かも。

陰陽師 〜おんみょうじ〜(2001年製作の映画)

2.0

壮大なストーリー性はよろしいのだが、如何せん長過ぎる。
今井絵理子をキャスティングした意図も不可解、、。

野村萬斎氏の安倍晴明役はなかなかのはまり役で其処だけは良かったと思う。

奇跡(2011年製作の映画)

3.0

遠い昔に置いてしまった

童心もう一度取り戻しにゆこう

子供心に導かれるまま

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

4.0

この映画はあくまでSF、という括りになってはいるがそれ以前に大変特殊なタイプの作品で全編約30分、というショートムービーに仕上がっている。
そして、何よりも全編を映像で撮影後にワンショットのみを切り抜
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.0

戦闘シーンや、武器やコスチュームなどの細部に対する徹底したクオリティの追求は流石、MARVELといったところ。

楽しみにしてはいたのだが、元々ブラックパンサー自体がこれといった特徴のないヒーローのた
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ファミリー・マン ある父の決断/ヘッドハンター・コーリング(2016年製作の映画)

3.0

ジェラルド・バトラー演じる敏腕ビジネスマン、通称コブラ。
出世を懸けた社内競争の最中、息子が白血病になり昏睡状態に陥る。
息子が入院した日を機に、家庭を省みなかった彼が遠い昔に置いてきてしまった人情と
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インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

3.0

ビート・ジェネレーション!!

まぁこういうのはなんと言ってもリアルでやってる奴らがいっちゃん格好良いもんだよ。
ファッションとして、外見だけのヒッピースタイルを取り入れてる奴は論外。
ファッションに
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何者(2016年製作の映画)

3.0

これはルサンチマン。

ルサンチマンとは、被支配者あるいは弱者が、支配者や強者に対してため込んでいる憎悪や妬みであり、この心理の上に成り立つのが愛とか同情といった奴隷道徳である。
ニーチェ曰く―
「本
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人類資金(2013年製作の映画)

1.5

大作にしよう、という意気込みは所々から感じ取れたが如何せん脚本が良くなかったのだろうか、、。

佐藤浩市×ヴィンセント・ギャロ×観月ありさ×香取慎吾×ユ・ジテのちょっと珍しい組み合わせのワンシーンが見
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.5

一貫して全てがデルトロらしい作風で、構成も設定も、他に類を見ない斬新な部分は良かったと思う。

ただ、“マイノリティ同士の美しい愛”を華美し過ぎてるのではないか、とついつい感じてしまった。
まあ、未知
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

タイトルの通り、3つの看板を発端に展開されるサスペンスドラマ。
オープニングからエンドロールまで一息つかさせない、緊迫したシーンの連続は見事の一言。

南部田舎特有の人種差別問題から、尊厳死、思いやり
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

5.0

行き過ぎた執拗な虐めは
人格を蝕みやがて破壊し
そして産声を上げる
新たな怪物が


俳優陣も素晴らしく、とにかく森田剛がハマり役で、とても凄まじい映画だった。

集団の中における派閥による虐めについ
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ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

3.0

〖legacy〗〔遺産〕

サブタイトルの通り、ジグソウことジョン・クレイマーの意志を軸にストーリーが展開される。
今回は原点復帰ということで懐かしい構図や演出は良かったのだが、だいぶ作品本数を重ねて
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