つかささんの映画レビュー・感想・評価

つかさ

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月光の夏(1993年製作の映画)

3.0

戦争の事、特攻兵の事をゆっくりと丁寧に映し出される。
決してほんわかとした話ではないけれど、綺麗な風景の描写やピアノの音が心地良い。
その場の「におい」を感じるようだ。
ただこの作品のテーマと映し出さ
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ジョニー・イングリッシュ(2003年製作の映画)

4.0

「ジョニー・イングリッシュ」シリーズ1作目。
ローワン・アトキンソンが「Mr.ビーン」と比べるといくらか常識人の「ジョニー・イングリッシュ」。
「Mr.ビーン」でも同様に言葉ではなく、動きで人を笑かそ
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グースバンプス 呪われたハロウィーン(2018年製作の映画)

2.5

「グースパンプス モンスターと秘密の書」の続編。
続編ではあるが、1作目を観ていなくても楽しめる。
今作のジャック・ブラックは出番がかなり少なく、退屈してしまった。
しかし「ジュマンジ ウェルカムトゥ
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グースバンプス モンスターと秘密の書(2015年製作の映画)

3.0

難しいことを一切考えず、単純にハラハラ・ドキドキといった感情を味わらせてくれる映画。
ただ何においても目新しさはなく、外側が異なるだけで中身は昔からあるものと一緒だ。

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

1.0

間違いなく今年観た映画の中で一番酷い映画である。
中身が無さすぎて、意味がわからないものになっている。
私が原作を好きだから厳しい目で見てしまうという事を抜いたとしても酷い。
ファブルの心情の変化とい
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.5

シリアルキラーの思考回路ってこんな風になってるのか!と思わせてくれる映画である。
しかしこの映画を観て意味がわからないと思えれば、それは正常なのかもしれない。
トリアー監督作品の中ではキツイ描写は少な
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スーパーの女(1996年製作の映画)

3.0

役者陣が豪華であり、つまらなくなる要素がない。
役者の方々を知らない人には、少し飽きてしまうだろうとも思える。
この「スーパーの女」は、是非とも「マルサの女」「ミンボーの女」を観てからの方がより楽しめ
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幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

4.0

何度観ても素晴らしい映画。
何年経っても色褪せない。
ストーリーはシンプルながらも、癖のある芝居をする役者陣に心を動かされる。

いぬやしき(2018年製作の映画)

2.6

「いぬやしき」として描かず、「ししがみ」として描いた方が幾分か面白くなる要素はあったのではないか。
ドラマ、葛藤がペラッペラすぎる。
木梨憲武の芝居がいい。
佐藤健もいいが、ノリさんの芝居をもっと観た
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

2.5

IMAX3Dで鑑賞。
「迫力があって楽しかった。」
この映画に対する感想はそれだけしか出てこない。
何か原作等がある時、その作品のファンが
その原作を映画化してはいけない(撮ってはいけない)と言われる
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学校(1993年製作の映画)

4.0

西田敏行の芝居、特に癖のある喋り方。
これだけで泣いてしまう。
役者たちの芝居は決して上手いわけではない。しかし登場人物に血が通っているとはこういう事なのだと思わせてくれる。

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

2.0

男娼の男2人の人間ドラマを描いた作品。
何とも分かりにくい構成だ。
ガス・ヴァン・サント監督、ポーランド三部作のうち二作目ということだが、他二作を未鑑賞の為、詳しい事はわからない。
リバー・フェニック
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キャロル(2015年製作の映画)

4.0

女性同士の恋愛感情の動きを描いた話。
三者の視点ではなく、ルーニー・マーラの視点で物語が進む。
最初は女性同士の恋愛がどう動いていくかという点が気になるのだが、気づいた時には映画の魔法にかかる。
ケイ
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星守る犬(2011年製作の映画)

3.6

役者(犬も含めて)を観る作品。
セリフだけでなく、表情でその人物が喜んでいるのか怒っているのか、または悲しんでいるのか、その感情の表現が素晴らしい。
この作品は「人間に振り回される可哀想な犬の話」とい
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クリスマス・クロニクル(2018年製作の映画)

3.0

掴みの部分というのが、「サンタクロースが…」という事になっただけで、その他はよく見る外国映画と何も変わるところはない。
ではその掴みの部分に興味を惹かれるかというと、好みではなかった。

心躍る冒険を
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妖怪大戦争(2005年製作の映画)

2.5

一連の流れとして頭からケツまで観ると、間違いなくクソがつく映画だろう。
しかしシーン毎に切り取って見てみると面白い。
いわゆるコントに近い映画なのだと思う。
子役の神木隆之介はやはり主演が似合う。

シャザム!(2019年製作の映画)

2.0

「Shazam!」という作品自体のテーマ性、キャラクター性等はとても面白いと思う。
しかし映画としての見せ方が今一つ。
映画構成として目新しさがなく、どこか盛り上がりに欠けている感じが否めない。
結局
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

「アイアンマン」が公開されてから約10年間。MCU作品が公開されるたびに劇場に足を運んだ。
小学生だった私が観た「アイアンマン」は将来映画を作る仕事に就きたいと思わさせてくれた作品の一つだった。
MC
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.5

超現実路線で描かれるこの作品には一切派手な事は起きない。
前作2作を必ず観た上でないと、理解に苦しむだろう。
楽しくはないが、面白い。
シャマラン監督の観客を欺く作りには脱帽する。
そして時折アップで
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スプリット(2017年製作の映画)

3.8

いわゆるシャマラン映画とは少し異なっているが、この映画の面白さはジェームズ・マカヴォイの演技力にあるだろう。
少し風味の変わったホラーテイストな作品が好きな方にオススメしたい。
そして「アンブレイカブ
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

4.0

シャマラン流のヒーロー映画。
大きな事件が表面的には何も起こらないので、派手さは全くと言っていいほどない。
しかし内面にある人物の葛藤、ドラマが普通には想像出来ないほど壮大だ。
後半のあるシーンではテ
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僕らのミライへ逆回転(2008年製作の映画)

4.0

ジャック・ブラックのキャラクターはいつもと変わらずだが、ミシェル・ゴンドリー監督の作風にぴったりとハマっている。
何かに失敗してしまった時に観ると元気になる。

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.7

私的に見せ方が特に上手い映画だと思う。
その見せ方、構成が上手いと思えるか、付いていけずつまらないと感じてしまうかだろう。

グリーン・ホーネット(2010年製作の映画)

2.0

ミシェル・ゴンドリーが監督するべきではなかったであろう。
セス・ローゲンはいい。
何故ジェイ・チョウなのか。
ピアノ弾いてろ。

劇場版ポケットモンスター キミにきめた!(2017年製作の映画)

2.9

総集編のような作品であった。
ポケモンを知っていれば懐かしいという感情が生まれるだろうが、知らなければ何も生まれない。
そもそも初めてみる子ども達をターゲットにはしていないか。

グーニーズ(1985年製作の映画)

4.0

友情をテーマに、少年達が冒険をする映画。
何よりもキャラクター性が良い。
各々のキャラクターが活きており、飽きる事がない。
微かに汚らしい描写が、綺麗なテーマとは真逆で面白い。

狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

5.0

最初から最後まで最高の映画だ。
人間のもつ衝動をこれでもかと言うくらい画面から押し寄せてくる。
映画の暴動を感じてほしい。

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

2.0

前半はかなり楽しい。
映像表現はもちろん、設定や展開だって面白い。
後半に差し掛かると、いきなりそこら辺の
「お金かけたつまらない映画」になっている。
前半のワクワクを返せと言いたい。

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

2.5

展開や設定にはアツくなるものがあるが、やはり前作と比べるとつまらなくなってしまった。
やっぱりこの作品はデルトロ監督で、ロン・パールマンが出てないとなぁ。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

2.0

面白くない、楽しいだけ。
全編アクションシーンだけを抜き取ったかの内容に徐々に飽きてくる。
キャラクター性もあってないようなものだし、何より主人公を演じるトム・ハーディがよく分からない。
過去の「マッ
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ゼブラーマン(2003年製作の映画)

4.0

おじさんの成長過程なのにとても面白い。
現実的な、リアルな面とヒーローモノとしてファンタジーな面のシーンの差で、何かアツくなれるものがある。

ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲(2010年製作の映画)

2.7

三池監督の色が強く出てしまったなという印象。
見た目は面白い。あくまで見た目だけだが。
派手な構成に映像表現がついていけていないように感じた。

神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

3.5

表面的に観れば、観ていてとても楽しい。
やはり三池監督の見せ方はそこらの日本映画とは違う。
そこを分かって観てほしい。
原作モノは実写映画での表現になると、それは一つのオリジナル作品にならなければいけ
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極道大戦争(2015年製作の映画)

4.2

三池監督作品をいくつか観ていないと到底理解できない映画。
中身もよく分からないし、表面的に観てもよく分からない。
三池監督がやりたい事を繋ぎ合わせただけのような作品。
ファンならば観なければいけない。

悪の教典(2012年製作の映画)

3.3

伊藤英明の芝居と三池崇史監督のバイオレンスな表現が良い具合に合わさって炸裂している。
細かい所まで目を凝らすと、色々とオカシイ箇所があるが、目を凝らさなければ十分に楽しめる映画。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.0

映画としての中で描かれる主人公のキャラクターはカッコいい。
映画の表現として人物描写や映像は観ていて面白い。
しかし実話と知ると、恐ろしくもある。
その恐ろしい表現をいわゆる「実際の映像」に頼ってしま
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