ああさんの映画レビュー・感想・評価

ああ

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関心領域(2023年製作の映画)

3.8

楽をするため、都合良く生活するために不都合な現実を排除した関心領域を作り出す。

(登場人物について)
・主人公家族全般・・・ホロコーストについて無関心(もしくはそのように振る舞っている)。ホロコース
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トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

3.6

役割からの解放

日々生きていく中で無意識のうちに自分の役割を半ば運命として決めつけてしまっている。
その決めつけから逃れるためには、痛みを伴いながら運命と現実をすり合わせて自分の役割を再定義するか、
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パッチギ!(2004年製作の映画)

-

主なキャストほぼ問題児
あとルーキーズとキャスト被りがすごい

高岡蒼佑、真木ようこ、江口のりこが出演してるここらへんの時代の映画は傑作が多い

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

-

監督が女性だろうと思って、鑑賞後調べたらやはり女性だった。

12才、24才、36才の3部構成になっていて、それぞれでノラとヘソンが対比的に描かれているのが目新しくて良かった。

内容としては、秒速5
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東京物語(1953年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャパニーズサイコ

戦後アメリカ的な立身出世が優先される時代
自分のことで手一杯

自分にメリットのない利他的で美しい行動を取ることが無駄で、非効率とされている

こうした東京的な価値観を持つ長男、
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グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

3.9

フランスならでは洗練された思想、哲学

反抗
アイデンティティ
思春期
自立
男らしさ=自衛→自立
相互の思いやり=友情
恥ずかしいところの共有→友情



個性は選択と行動
表面的な個性への批判
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ショーイング・アップ(2022年製作の映画)

-

二面性

光と影
成功と失敗
善と悪
手助けと邪魔
好きと嫌い
思いやりと怒り
幸運と不運
家族愛と恥ずかしさ
嬉しさと悲しさ
利己と利他
自由と不自由
愛と過保護

ラストシーンで、これらがそれぞれ
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

-

中盤のB級ホラー感、主人公がエリートなはずなのに殺人の隠蔽が雑なところに興ざめしてたけど、最後のシーンを観て意図的に陳腐に表現されてたとわかって騙された感じがしてよかった。

資本主義では、物事を判断
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

-

(おじの魅力)
・分け隔てない優しさ
・繊細さ・・・ハサウェイの細かい感情の機微に気づく
・勇気・・・ハサウェイ母のメール削除作戦を思いついた
・落ち着き・・・急な出来事にも落ちついて対応。
・寛容さ
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