もけさんの映画レビュー・感想・評価

もけ

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夢みる小学校(2021年製作の映画)

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夢みる校長先生に続き鑑賞。

一番大事なのは、その子どもに会った学び方や育ち方を提供することや選べることで…理想を言うなら保護者の意向だけで決まらないことかと。

個人的にはリア充無双のようなこの学校
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.3

BL漫画をきっかけに、70代と10代の「少女」が絆を交わす、ガール ミーツ ガール。

幸せシャワーを浴びられました。
途中出てくる「遠くから来た人」という漫画もなんだか素敵な話で、私も買いたい。
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

5.0

ものすごく久しぶりに映画を見ました。

LGBTの映画は現実を反映しすぎて暗いのが多いですが、本作は困難な部分も含みつつ明るいラブコメで爽快感。

高校生の時に『モーリス』を見て暗い気持ちになって
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

120分まるごとの甘辛しょっぱい幸せ体験。

2年ぶりくらいに映画館に行けました。
久しぶりに映画館で観る映画は、007と思っていましたが、まだコロナが微妙だったので見送り。
こちらの作品は、居ても立
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Viva!公務員/公務員はどこへ行く?/オレはどこへ行く?(2015年製作の映画)

3.0

プロットがよくて飽きずにサクッと見れて、映画から遠のいてた自分でも楽に見れた。

コメディの特権を使って、だいぶポリコレをネタにしてて笑った。いいのか笑

いろんな国が舞台になるので、景色が楽しい。
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エネミー・ライン(2001年製作の映画)

3.5

個人的にグッときた。

上官、かっこよすぎ。
最後、自ら出撃するところが胸熱。
こんな上司を待ってました。
政治屋からしたらとんだ空気読めないおじさんだけど笑

ジャージ着てるボスニアの殺し屋っぽい人
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カランコエの花(2016年製作の映画)

4.7

短い時間にぎゅっと濃縮された、思春期の残酷さ。

LGBTのことを突然特定のクラスだけに取り上げる危うさ。

高校生になってからいきなりLGBTのことをやるのでは、もう偏見が完成しているから手遅れなん
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.7

これは北関東民からすると痛快なエンタメ作。

私は栃木県民なので、埼玉県と言えば永遠の憧れの地。
何年か埼玉に通ったこともあり、私は栃木県民ながら、埼玉県愛が強いです!
それなのに、東京の都会指数と比
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あん(2015年製作の映画)

4.6

暗い映画ばかり観てないで、明るい映画も観た方が、と知人に勧められた。

いや、全然重ための作品でした。
それでも、最後の締め方で、こんなにも救われるのか。

神谷美恵子著の『生きがいについて』という本
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.0

三谷喜劇最高!

荒んでる気持ちがすーっとした。
たまにはこういう物語に触れていたいなあ。

ヒット作のマジックアワーにも通じる部分もありつつ、こっちは人間賛歌的な部分もある分、笑いだけで終わらせない
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

これが小島監督一押しのパラサイトかあ!
と思いながら観ました。

最近すっかりやわらかなヒューマンドラマばかり観ていたので、刺激つよめに感じましたが、アカデミー賞受賞作品ならこれくらい刺激的ですよね。
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明日の記憶(2005年製作の映画)

3.9

名作なのは知っていたのに、ずっと観ていなかった。
心に迫る演技でつらかったが、最後は静かな気持ちで物語を閉じられた。余韻が残る。
「アリスのままで」より優しい物語だと感じた。
若年性アルツハイマーを題
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.5

レクター博士に魅せられて、続けて鑑賞。

虐待で顔にコンプレックスがあって、整形しているという設定を聞き、あまりにやりすぎて名前を言ってはいけないあの人の顔になってしまったのかと、

という冗談はさて
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

何度か見たことはあったけど、
若い頃に見た時より、今の方が味わい深かった。

レクターとクラリスの心の交流が美しい。

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.5

前作ほどハマれなかったが、なかなかきれいにまとまった感じがした。

ひたすら映像美で、一昔前のムービー化したRPGのようでもあり、
笑うところなんだろうが、クリストフのソロパートが冗長だったり、
公式
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劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

3.5

ドラマファンだったものの

「きのう何食べた」という黒船が来て

すっかり気分はシロさんとケンジに持っていかれ

おっさんずラブはドタバタコメディで疲れるし、蛇足だったら嫌だから見なくていいかな

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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.7

個人的には趣味が合わなかったが、主線では戦争を描かず、浮き上がるようにその凄惨さを描く感じは、真綿で首を絞められているようでなかなか効いてくる作品でした。

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.7

半端ない哀愁とくたびれ感に全俺が震撼した。

列車内で起こる緊張感あふれる展開はもちろん素晴らしかったのですが、

個人的に、リーアム・ニーソンが毎朝起床してヒゲ剃ってネクタイ締めて通勤してリストラさ
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スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.6

ほっこり映画(語弊あり)


俺のリーアム・ニーソン好きを嗅ぎつけたネットの広告が、この映画を観ろと告げた。
日本に上陸するとダサく、野暮ったくなりがちな煽り文句が、寧ろ心地よいくらい俺にこの映画を観
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

3.4

ナプキンを作った人なのかと思ってたら、女性を救ってた。

しかし、映画の9割くらいはいろんな意味で女性を泣かしてた。

現代日本でも、避難所に生理用品を送ると誤解されて捨てられるくらい、理解するのが難
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.7

ついに観た!!!!!!

紛れもなく文字通り感動の嵐。
後半泣きっぱなしだったし、隣の人も泣いていた。

国境、歴史、宗教によって分断された2つの国をつなぐのは、パワンの勇気と信仰心と、両国の人々の愛
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.6

私は血縁のない家族をテーマにした作品が好きだが、その中でも非常に胸に迫るものがある作品だった。

感動的な演出が盛り込まれた作品や、血縁がある家族、親子の物語も好きだが、
この淡々とした物語の中に、爆
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あらしのよるに(2005年製作の映画)

3.3

平成から令和に変わる夜にみるものとして、なんとなくこちらを選びました。

狼とヤギの友情物語という粉砂糖をまぶしてありますが、相容れないカテゴリ同士の禁断の愛を描いたもの。
わりと使い古されたものでは
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.4

SNSでKFCの写真と共に、続々と良い評価を見て、いざKFCの近くの劇場まで遠出して鑑賞。

穏やかに淡々と展開する心地よい友情物語。

正反対の2人が徐々にお互いを知っていく過程を、穏やかな音楽とと
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パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

2.3

残念ながら全然合いませんでした。

実話だというのがダメな原因なんでしょうか。
医療行為で規則を破りまくりというのが受け付けなかった。
確かに医者の世界はガチガチですし、医師のパターナリズムに問題があ
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

5.0

2019年新作1本目!

それぞれの登場人物の置かれた孤独と愛を丁寧に編み上げた作品。

はじまりから終わりまで、ずっと泣いてしまい、ひとりで思いっきり観てよかった。

観る前は、オギーの物語なのかと
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

最高でした。

あんまりごちゃごちゃ言いたくない。

最高でした!

私らしい感想を言うとしたら、
フレディのセクシュアリティからくる孤独、苦しくて涙が出ました。
そこから起死回生のライブシーン。
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

終始美しく。

ピアノ曲のBGMが、美しくも切なさをさらにかきたてて。

エリオとオリヴァーのシーンが美しいのはもちろん、最後の父親の語りが印象的でした。

脚本のジェームズ・アイヴォリー作品の『モー
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セッション(2014年製作の映画)

4.0

好きです。

なんとなく敬遠してましたが、
好きなタイプの映画でした。

観るのに力が入りそうだと思っていましたが
ぐいぐい引き込まれました。
その誘引力の源は狂気。

J.K.シモンズは、名バイプレ
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

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めちゃくちゃ面白かったんですけど
じっくり観られなかったので、
また見直してからレビュー予定!

ターザン:REBORN(2016年製作の映画)

3.0

ウルフオブウォールストリートの次がこれだからって、別にマーゴット・ロビー目当てじゃないっす。

クリストフ・ヴァルツおじさんが大好きなので、それ観たさにレンタル。

ヴァルツおじさんがやっすい悪役で、
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.2

常にfuckin’と言い続けてるし、文字通りずっとfuckしてる。

レンタルのケースに18禁のシールが貼ってあって、あーエロいかグロいかクスリの描写が派手なのかどれかなあ?と思ったら、ずっとラリって
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