14番目の月さんの映画レビュー・感想・評価

14番目の月

14番目の月

犬猿(2017年製作の映画)

4.0

私たち姉妹は、大人になった今でも犬猿の仲である。だから、この映画には終始ニヤニヤしてしまった。
題名が表している通りで予想できる内容。分かっていても、とても楽しめた。

窪田正孝と新井浩文が目当てで観
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天然コケッコー(2007年製作の映画)

1.0

夏帆・岡田将生、夏川結衣・佐藤浩市、そして原作者くらもちふさこ…大好きなのに。

原作も映画も、受け入れられない。
ごめん。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

普通のラブストーリーは好きじゃないのだが、これは病んでる系ラブストーリーだったので楽しめた。

自分の頭の中では饒舌だけど、実生活では口下手で付き合い下手で、ある日突然プッツーンな主人公・良香に親近感
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

松坂桃李は、葛藤の演技がとても上手い。
唇に表現力がある。
この映画の出演を決めるまでにもいるんな葛藤があったのだろうか、と思った。
政治批判と受け取られがちで(言っておくが、政治批判してる作品では無
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ソナチネ(1993年製作の映画)

3.4

たまに銃声がするけど、静かな映画だった。

地味な画面に、少しだけ咲く鮮やかな色がある。

嫌いじゃないけど、そこまで名作かなというのが、正直な感想。

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

-

どこが良いのかサッパリ分からない。

遠い昔に観たけれど、差別的な映画だと思った。

劇場(2020年製作の映画)

3.7

沙希に、感情移入してみたり、イライラしたり。
揺さぶられまくった。
恋すると、女は(男も?)天使になれる。(悪魔にもなるけど)
松岡茉優は、この役がピッタリだと思った。

永田の役どころは魅力あふれる
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轢き逃げ -最高の最悪な日-(2019年製作の映画)

3.9

水谷豊という人をイマイチ好きになれなかったのだが、この映画を観て見方が変わった。
水谷豊の作品を(監督・出演ともに)もっと観てみたいと思える内容だった。

岸部一徳をあのポジションに持ってくるなんて、
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.9

愛情を持って三上を観れたのは、役所広司の演技力があったからだと思う。
特に、我慢している演技が良かった。

内部事情に詳しいなと思ったら、なるほど原作が佐木隆三だったのね。
原作と違う、この題名は西川
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アフタースクール(2008年製作の映画)

3.9

内 伏 伏
田 線 線
け 張 回  流石‼️
ん り 収
じ 

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.9

記憶喪失モノの中でも、これは面白い方だと思う。
香川照之が、これまた上手い。

大嫌いな広末涼子が出演しているが、この役柄はイヤな感じがしなかった。

この脚本で楽しく観れたのは、キャスティングが良か
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

3.4

同じ場面をいろんな人の視点で描いている。(この説明で合ってるかしら?)
それが伏線になっていて面白い。

お茶を飲みながら、気楽に楽しめた。

エスター(2009年製作の映画)

1.0

不快だった。悪趣味だ。
こういうのこそ、胸糞悪いと言うのではないか?
全くホラーだと思わない。
本当はスコアをゼロにしたいが、子役の演技がとても上手かったので1.0とした。

役者とはいえ、幼い子にこ
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

常識的な善悪で判断できないし、もちろん断罪できない。

ラスト30分で畳みかけてきた。

でも、これだけは言える。
極端な貧乏は、よくない。体に悪いし、社会から殺される。
✳︎お金持ちを肯定している訳
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

2.0

原作は大好きだし、オードリー・ヘップバーンも大好き。
しかし、ホリー役に彼女は合わないと思った。
案の定観てみると、原作と全く異なる世界になっていた。アッチョンブリケ

原作の世界観での映画を観たかっ
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幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

3.0

高倉健さん、ごめんなさい。
せっかくシリアスな演技をなさっているのに。
武田鉄矢と桃井かおりが演じるバカップルが気になってしまい、本筋とは違うお話として観てしまった。
面白かった!

あの頃。(2021年製作の映画)

3.4

劔がバンド仲間に叱られている時の惨めな気持ちがヒシヒシと伝わってきて、何故かバンドをやりたくなった。

前半は劔、後半はコズミンが主役の二部構成かなと思った。

仲野太賀は、こういう役がとても上手い。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.5

シュピルマンがナチスの将校に見つかった時に弾く曲を当てた!!!
ベタな『革命』じゃなく、この曲を弾くだろう、と。
それが、ただただ嬉しかった。

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.5

ストーリーを追って観ていたら悲し過ぎて、ツラかった。
それを友人Aに話したら「鑑賞の仕方が正しくない」みたいな事を言われた。

もう一度観直して、「この映画は、ビョークのミュージックビデオ集なのかな?
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ローズ家の戦争(1989年製作の映画)

3.5

これくらいの事して喧嘩してみたいけど、犯罪だわな。真似できない。

ブラックコメディ。
笑った。

怒り(2016年製作の映画)

3.9

殺人犯に似ている3人って事で、この人達をキャスティングしたのね。
なるほど、目の位置が似ている。

誰が殺人犯なのか?という鑑賞の仕方はツマラナイ。
この映画が発する問いかけに対して、考えながら観た方
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BROTHER(2000年製作の映画)

3.7

たけしの映画全部に言える事。
大したストーリーが無いのに楽しめて、疲れない。
あらすじを話しても、ネタバレにならない。

バイオレンスをこんなに楽しめるなんてww
マズルフラッシュが芸術的。

しかし
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男たちのかいた絵(1996年製作の映画)

4.2

若き日のトヨエツ鑑賞映画。
2人のトヨエツを楽しめる。
トヨエツ好きな私には、たまらない。

豊川悦司の演技が素晴らしいのに、鑑賞用として観てしまって、ごめんなさいごめんなさい。

点数は、完全に好み
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アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

2.0

もっと精神的に気持ち悪いのかと期待していたのに、大した事が無かった。

「アンダーユアベッド」は受け入れられたら、アンダーユアベッドじゃなくなる。
着眼点は良かったのに、残念だった。

青の炎(2003年製作の映画)

3.7

蜷川幸雄監督作品なので、大いに期待し過ぎてしまった(苦笑)

鈴木杏・ツンとした松浦亜弥の演技が良い。
猫背の二宮和也は自転車に乗ると、格好良く見えるのね。

私も水槽で寝たい。

後味は悪くなく、心
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.3

最初、動画サービスのエラーか何かで、途中まで無音状態で鑑賞してしまった。
無音の映画かと思って画面を凝視していたら、本木雅弘の表情の演技がなかなか良い事に気づいた。
最初のシーンは、無音で観ても面白い
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.6

岡崎京子の闇(病み)が好きだ。

原作と違う部分もあるのに、原作の世界観を壊していなかった。

後半に出てくるインタビュー形式のシーンが、原作を更に分かりやすくしてくれた。

SUMIRE、いいなあ。
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しんぼる(2009年製作の映画)

2.0

これを映画にする意味は無いと思う。
テレビで充分、10分くらいで充分。
そうは思いつつも、「松ちゃん、頑張れ!」と最後まで観てしまったのは何故なのだろうか?

そして父になる(2013年製作の映画)

3.9

福山雅治が苦手なので食わず嫌い……にならずに観てみた。
福山雅治が意外に良かった、というか、いけ好かない役どころがハマっていた。

リリー・フランキーが、これまた良い。

俳優の好き嫌いはさておき、問
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タイタニック(1997年製作の映画)

3.9

凄かった!!
壮大なスケールのパニック映画として観た。
ベタなラブストーリーには興味が無いから。

裏窓(1954年製作の映画)

4.2

主人公の目線のカメラワーク。
それが眠たくなってしまう人もいるだろうけど、私は面白かった。

ストーリーとは無関係な、裏窓から見える小さな物語の数々が興味深い。
もちろん、メインストーリーも惹きつけて
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デトロイト・メタル・シティ(2008年製作の映画)

3.9

松雪泰子に踏まれたい!
松雪泰子のイカレっぷりが、すっご〜〜〜く良い!!!!!

ヘビメタが好きなので、終始ノリノリで、何度も観てる。

本当の根岸クンよりも、クラウザーさん推し!!

ミスト(2007年製作の映画)

4.2

皆さま「胸糞」と仰ってますが、私はそうは思わない。
このラストは、とても良いと思った。
問題提起してくれる素晴らしい作品だと思う。

映画で観たくてラストを知りたくないから、キング作品は読まないように
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

1.7

たかが、これ位の事で別れたり、悩んだりするのかあ?で妙に引っかかってしまい、そこから先が頭に入って来なかった。

仲野太賀は安定の上手さだっただけに、勿体無い感。