大切な娘を失ってしまい心が崩壊していく母親。絶対に娘に会いたいという強い気持ちに歯止めが効かなくなってしまい暴走してしまう。もちろん、その行動に同情する部分もある。冷静になるなんてことはあの状況ででき>>続きを読む
映像の質感、美しい風景、カット割りどこを切り取っても様になるお洒落さ。
清原果耶ちゃんと台湾の俳優さんたちの魅力もたっぷり。
物語後半のある展開、ここがこの作品の評価の分かれ道であるかなと。
個人的>>続きを読む
権力の強い上流人間の無責任な決断で最終的に尻をのぐうのは結局子どもたち(下の世代)なんだよね。
シンプルな作品だけどすごく挑戦的な作品でもあると思う。
ドライブ・マイ・カーがあれだけ話題になったか>>続きを読む
岡田将生くんのサイコパス役も新鮮でよかったけど、一番印象に残るのは少女の表情と仕草。
ゴジラ期待してたのにコング色強すぎ!
「バカだな〜」とツッコミながら気楽に見れるエンタメとしてはいいのかもしれないが、イマイチ乗り切れずに終わってしまいました。
世界で唯一、戦争で原子爆弾の被害を直接受けた日本。
原爆を落とされた過去に納得などできるはずはない。いかなる理由があっても。
そう強く思わせてくれるだけでこの作品の持つ意味は大きいのだろう。
予>>続きを読む
漫画は未読。
年齢を重ねれば重ねるほど遠ざかる浅野いにおの描く世界。
今作は予告からSFの雰囲気を感じたので鑑賞しましたが、前編だけでは物語の全体像が掴めなかったためちゃんとした評価は後編見てからに>>続きを読む
神(母親)を信じていても恐怖とは隣り合わせな日常。自分が信じている世界(家庭)がすべてではない。
一筋縄ではいかないアリ・アスター。
じわじわとくる面白い作品でした。
ただ、この手の作品で3時間はさ>>続きを読む
先行上映にて鑑賞。
Part1ではアトレイデス家、ハルコンネン家、ベネ・ゲセリッド、皇帝、それぞれの関係性を丁寧に描き、主人公ポールが惑星デューンの先住民フレメンと共闘して、これから物語が盛り上がっ>>続きを読む
自由と解放の物語。
いろんな経験をしながら大人になっていくベラが冒険を経て選んだ道には愛が溢れていました。
映像、音楽、世界観、ストーリー。
すべてに心踊る作品。
淡々と繰り返される生活の中にも心落ち着く場所や会うだけで自然と広角がちょっと上がるような人との触れ合いがある。
何気ない日々がパーフェクトデイズなのかもしれない。
「枯れる」
→人物や技術が練れて、深みが増す。円熟して、落ち着いた深い味わいが出てくる。
マイナスなイメージのある言葉だけど、こういった意味もある。
生きることを全うしてるから枯れる。
枯れ葉のよ>>続きを読む
今年のクリスマス映画はコレ!
市子の壮絶な過去を知って可哀想だと同情するだけの作品ではないし、救われてよかったよかったと満足する作品でもない。
観客にそう思わせるような魅せ方がすごくうまいなと思いました。
杉咲花ちゃんの演技も圧>>続きを読む
自分の嫌なところや理解されないところばかり気になって塞ぎ込んだり、落ち込んだりしてしまうこともあるだろうけれど、自分と似た人間がいるってだけで生きる気力が湧いてくる。慰めてもらったり褒めてもらう必要な>>続きを読む
シチリアの美しい街と海。
花火のように散ってしまったふたりの青春物語。
コミカルでリズムもよし。
衣装や世界観もオシャレ。
深いメッセージ性は無いからこそ肩の力抜いてみれます。
ゴジラの迫力凄まじかったです。
劇場まで地響きしているかのような咆哮。
獲物を見つけ仕留めにかかる目。
容赦のない殺戮。
放射能。
なにもかも恐怖です。
ゴジラ初心者なので多くは語れませんが、怪>>続きを読む
ヴィランの活躍が少なかったのは残念だけど楽しめる作品でした。
カマラの家族がいい味出してた。
この味がなかったら物足りなかったかも。
猫ちゃんもずるい。
こういうわかりやすさで全然いいんだよ。
デ>>続きを読む
ローグワンはスターウォーズシリーズの中でも傑作のひとつ。その監督のSF新作となったら期待値も高かったです。
"SF"らしさという面では十分に楽しめる一本にはなっていると思う。
ただ、すごーーく変な>>続きを読む
マーティン・スコセッシ、恐るべき80歳。
年齢なんて関係ないと言われればそれまでだけど、80歳でこれだけのものを生み出せることに驚き。
冒頭シーンから目を奪われるセンスがあるし、映像のどこを切り取っ>>続きを読む
まだ記憶にも新しい相模原障害者施設殺傷事件。
許されない事件だけど犯人の発言の所々にハッとさせられる言葉がある。共感できてしまう自分も彼と同じ人間。
無意識のうちに生きていることに優勢をつけてしま>>続きを読む
岩井俊二監督作品いまいちハマれず…
アイナ・ジ・エンドを堪能するには満足できる綺麗な作品ではある。
「くるり」
特別なバンドです。
初期メンバーである3人が再集結して制作された最新アルバム。その制作現場に密着したドキュメンタリーです。
個人的なことになりますが、先月、10年近く住んだ関東を離れ京都>>続きを読む
銭湯って地域との密着性が強い感じがして好きです。
人と人とも銭湯での出会いのような温かい関係性を続けられたら、自分のことも相手のこともちょっとずつ理解し合えるのかもしれない。
笑けてくるほどアクションに全振り。
突っ込みどころ満載。
ストーリーなんてものはあってないようなものでした。
やりすぎ感を楽しめればいいが、個人的には途中で冷めてしまいました。
上映時間が長過ぎ>>続きを読む
親から買ってもらったフィギュアでよく遊んでいた子ども時代。
タートルズのキャラクターデザインは今見ても心躍る。
今作のデザインは可愛さをアップさせているけれどこれはこれで好きです。推しのドナテロは>>続きを読む
夢のある話。
デヴィット・ハーパーに叱責された後にお前ならやれると励まされたい。
自分に期待してくれる人が身近にいることがなんて幸せなことなんだと思える良作でした。
子どもの頃にしていた悪気のない行動で、誰かを、何かを、傷付けていたのかもしれないなとこの作品を見ながら思い返しました。
子どものピュアさと残酷さは表裏一体なのかもしれない。
「わたしは最悪。」も好>>続きを読む