ジグがあの時かけた言葉に、ああそうではないのにとどうしても思ってしまった。その他の部分で他から脱しながら力を与えてくれた人が、自分の根本的な苦痛に関して人並みに的の外れたことを話した時のどうしようもな>>続きを読む
7話。
ダーリーンが悪意を持って言ったのか、含みを持って言ったのかそれはわからないけれど、それはサムという人間を傷つけ続け歌うことを手放す一旦であった描写。それでも必要だと判断して今習いに行ったサム>>続きを読む
少しずつひとつずつ茫洋としていた自己が足掛かりを得ていく。すごく大好きとしかいえないけれどすごく大好き。
このレビューはネタバレを含みます
オンサもサンもどうしても幼い部分ばかり目がついてしまっていやいやいや…とつっこみどころ満載(愉快なわけじゃ無くて前提とする道徳観や知識の点で)というのが第一だったけれど、家父長制への反説や望ましさ、社>>続きを読む
始めたら終わってしまうと思って観れなかった。やはり、始めたら終わってしまう。イヴは人生における喪失(しかもそれは自分が求めるものを訳がわからないままに求めた結果であることを知っている)に適応できないま>>続きを読む
魅力的に感じる人からあなたを知りたいと言われ嬉しくなったり、二人が互いを知ろうとし自分と相手の快適な環境や方法を模索し思いやり、時には無理をしながら健全に信頼を築く様子がすごく誠実で大好きだった。
ひとりの人間が宿す情や滲む欲、景、プロットが全て調和している上に美しかった。序盤の海岸で感情が溢れ出しながら謝るシーンが一番好き。凄まじい作り込みだし、それが製作陣や演じる役者のケミであるし素晴らしか>>続きを読む
マルコ、、それは、、ってこと多かったけどマルコがこの物語の最後に踏み出した一歩はとても大きくて、この一歩のためならこのドラマ見られるよ。ヴァネシアもほんと立派に生きているよ。裕福なコケイジャン男性に対>>続きを読む
ああすごくよかったな。同じ人を好きな者同士が、互いに引力を持ち互いを素敵だと思い惹かれるという私の好きな描写があって嬉しかった。入口として、関係として、そうではないように思えてしまうかもしれないけれど>>続きを読む
アジア系でバイジェンダーだからとランク1位にはなれない、実力はあっても保守派の多い地域からの支持は望めないためというジョーダンの置かれている状況自体がもう。主張をする時は男の姿でというのも不均衡の表れ>>続きを読む
旅の先を知りたかったけど、旅での出来事と旅から帰ったところまで。旅の着いたところは知れてよかった。家庭に埋没する女と夢想した人生・要求された役割の行方。
人が生きて色んな感情を持って生活をして守りその営みはとてもかけがえなく失われるものだとおそらく同年代より早く知った彼が、一人の人間が尊重されず形を変えなければいけないことに、小さな轍から誠実に埋めてい>>続きを読む
生活を重ねていくこと、同意できないことの前で無力にならないこと。言葉や会話が誠実で、目を開かずともそれを聴いているだけで心地よかった。ドラマでこの感覚は初めてだった。視覚的な情報を欠いてもこの作品の素>>続きを読む
美しく洗練された調度と家の下で回転し交差する人の営みはそれは美しかったけれど、なんだか賛同できないような危うさもあり監督の作品を見たらああそうかと腑に落ちてしまうようなそんな感じ。
茫漠としていて後悔が多く選ばれることのない自分という人間。やけくそのようにそれを表出したら、受け止めてくれる人がいた。自分の輪郭に線を引くことができるようになった。何がしたいかも何ができるのかもわから>>続きを読む
やっとFilmarksに登録された〜王淨さん出演が作品信頼度の尺度になりつつある。謝盈萱さん演じるウェンファンが組織や大勢の利益のために弱い立場にある人間(このドラマでは女性やクィア)が被害を泣き寝入>>続きを読む
設定とヴィジュアルからして好きだし、会話の応酬も嘘が下手すぎる所も楽しく見ていた。
サングの後にイムニダを付けるグル。遊園地の空中コーヒーカップで他より随分と回る彼らの機。黄身の割れた目玉焼きを交換してくれた時にグルがサングに対し、この人は私がこの状態がどれだけ不快かどれだけ気に掛か>>続きを読む
うーん…出てくる全員のことが苦手かもしれない。OPのWill You Be My Loveめちゃいいです。
これは映像としても実践としてもとても良い。だけど好きかどうか言われたら好きじゃない。
ユノの気持ち悪さと思い上がりが無理すぎて見るのをやめていたくらい無理な人物。
身体的交渉によるどうにかなりやすさや>>続きを読む
