他国ではなく、自国の人間に追い迫られることを考えると四方塞がりで大変恐怖だっただろうと思う。
見る前から緊張した映画だった。
冒頭の言葉とエンドロールの演出が訴えかける全てを表していたと思う。
現代に置き換えるとウイグルの問題も絡んできて、過去の話とは全く思えない。
同じ時間軸、違う場所で繰り広げる何でもないシーンの数々がすごく沁みた。
音楽がいい。アメリカの銃社会問題と黒人の貧困治安の問題がメインだった思うが、白人警察との取り調べのシーンも印象深かった。
オリジナルと合わせて鑑賞。
大沢たかおの若いならではの感情起伏が激しい演技がとてもよかった。
最後のヒッピーとのシーンで、
タランティーノの作品だと思い出した。
キャストの演技力が凄かった。
もっくんの昭和天皇の話し方がよかった。
あのような世間情勢で将校青年達を説得、統率することの難しさも写している映画だったと思う。
事故直後の現場の緊張感と絶望感がリアルだった。状況は変わっても、未だに現場で作業をしている人がいることを忘れてはいけないと強く思った。
悪事をしている友人を注意することも諭すこともせず、ただ見ていただけと自分を責めるシーンが印象深い。
シャバは我慢の連続
我慢しても楽しいことなんて何もない
ただ空は広い
方言の演技がものすごくよかった。
何も違和感なく受け入れている日常に対して、何か気づきを与えてくれる映画でした。
ヤクザ映画というジャンルでは括りきれないリアルさがあった。
新聞記者といい、社会問題に対して何か問いかける感じがたまらない。
バイオレンスなシーンもリアリティがあるからこと、ここまでのめり込んで見れる>>続きを読む
少し前になるが日本の共謀罪の話にも通ずるところがあると感じた。政府は信用出来ないし、信用しなくてもいい。
フィルムっぽい映像と音楽がよかった
アウトローに惚れる感じも