7N3さんの映画レビュー・感想・評価

7N3

7N3

映画(796)
ドラマ(9)
アニメ(0)

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

リサーン・アル=ガイブに心酔するスティルガーがもはやかわいい。




前日にパート1を鑑賞したおかげか、記憶も鮮明なまま内容がスッと入ってきたので、余計楽しめたと思う。

パート1でとても興奮したデ
>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.7

面白い。
わたしにはかなりハマった。

覚えられない予備知識ナシのヨコモジのせいで情報処理するのに労力要るけど、これ系の映画得意な人はピンとくる映像多い気した。

難解に思うけど見ていてシンプルにイイ
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.3

科学者に「なぜリスクがあるのに証明したいのか」と問うことは、登山家に「なぜ山に登るのか」と問うほどの愚行なのだろうか?


トリニティ実験が成功し、大きなきのこ雲が昇る空を見上げたラスアラモスの人々が
>>続きを読む

アインシュタインと原爆(2024年製作の映画)

3.4

オッペンハイマーを見るための予備知識が欲しくて鑑賞。

恥ずかしながら、科学が全くわからない人間としてはアインシュタインの話す科学はちんぷんかんぷんでしたが…
彼が平和主義者であったこと
科学者として
>>続きを読む

ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

3.5

「スペースマン」ほどの哲学的要素はないものの、物語は、回想と投影と思わせるものを織り交ぜて進んでいくあたりがまたしても好みであった。

宇宙飛行士に限らずだけど、何かに人生を費やすということは、大きな
>>続きを読む

スペースマン(2024年製作の映画)

4.0

評価はともかく、ここ最近の映画の中ではいちばん「好み」だなあ。

音も映像も、潜在意識と向き合う哲学的要素も、終始ひたすら見ていて気持ちよかった。。

ヤクブとレンカの精神的な面にフォーカスされていて
>>続きを読む

ザ・ディスカバリー(2017年製作の映画)

3.3

ふーんなるほどね。

最初に期待してた感じと違う展開だったけど、まあこれはこれでありかな。
でもなんか説教くさい。

エレファント・ウィスパラー:聖なる象との絆(2022年製作の映画)

3.6

群れに馴染めなかったり孤児になったりの象達を保護して共に暮らす仕事。
とても素晴らしく、象も人も互いに支え合って家族として暮らしている様子にひたすら癒される…んだけど、どうしてもこれが"代々の伝統的な
>>続きを読む

オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.5

365日、絶えず世界中で起きている「屠殺」をドラマチックに描いて、これを見た観客に少しでも命の尊さを伝えたいという思い…が込められているのかな、そうであってほしいと願います。

わたしはヴィーガンに近
>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.6

ジェイクってふにゃふにゃのキュートな笑顔の持ち主なのに、こういった自制心のない暴走キャラクターを演じるのが天下一品なのよ。

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.6

幼少期に自己肯定感をある程度育められないと、100%大人になってからどこかで綻びが出てくる。
世の中にはそんな人がごまんと居て、綻びは大なり小なり、現れ方も人それぞれ。
ハンターのそれは、小さく見えて
>>続きを読む

彼方に(2023年製作の映画)

3.5

ラストまですっごい感情移入して泣きそうだったんだけど、突然切り替えて前向きになった理由まじでハテナだった。
明らかにPTSDで、抱きつかれて限界突破したのに、え?ええ??
突破したのがスイッチになった
>>続きを読む

家をめぐる3つの物語(2022年製作の映画)

3.9

全話とも、アニメーションのように滑らかなストップモーションムービーですね。
それぞれテイストが違うけれども、ひとつのこと(家)に捉われているあまりに、大切なことを見失うお話。

ストーリーの順番的にも
>>続きを読む

リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

3.6

この年齢でここまで騙し合えるその狡猾さと強靭なストレス耐性はすごすぎるだろ。

にわかには信じ難いけど、もし本当にヒエラルキーのトップあたりにいる人達がこんなかんじの世界線にいるのだとしたら、哀れすぎ
>>続きを読む

グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

3.4

うーーん
ラストいまいち。あのまま、むしろあれより酷い有様でバッドエンドでよかった気もする。

でもこの映画の内容は邦題と合ってた。

太陽系の外から来た彗星の破片でなす術もなく、よくある大作ムービー
>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.7

観客の想像力をフル回転させるような映画が大好きなわたしとしては、好みだった。
ツッコミどころが満載なんだけど、アダの可愛さと景色の綺麗さ、夫婦たちの幸せそうな笑顔を見てると、だんだんそれがどうでもよく
>>続きを読む

雪山の絆(2023年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

腐っていても残していたヌマの肉を土に埋めるシーンで泣いた。
自分的には、そのシーンが生き残った者達の精神性すべてを物語ってると感じた。

きっと当時は、少なからず死者の肉を食べて生き長らえるなんてと非
>>続きを読む

アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.3

ちょっと哲学的な要素を感じる作品だった。

いま見えているものはどこから来たのか?人間が営んできた文化から逸脱したらどうなるのか?を視覚と感覚で見せてきてるかんじ。

ラストがハテナだったけど、つまり
>>続きを読む

キャリー(2013年製作の映画)

2.8

マリアから産まれたキリストのように父親なしで産まれたから超能力持ってるのだと思い込んで見てたけど、ふつうにママがやべーやつでたまたまその娘がやばい超能力者なだけ?

アポストル 復讐の掟(2018年製作の映画)

2.9

疑問点は多々あるものの、人外の女神という狂った象徴より、信仰心や人の強欲さ残酷さにフォーカスされてて意外と面白かった。
捨てたはずの信仰心があるが為に人外の女神に選ばれてしまった主人公というラストがい
>>続きを読む

ELI/イーライ(2019年製作の映画)

2.9

途中から、はあ???しか頭に浮かんでこない。
終盤からの展開とスピード感だけ切り抜けば続編が期待できてこれはこれで面白いけど、かと言ってそれまでの退屈なストーリーが帳消しになるわけではないので不快だっ
>>続きを読む

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.6

原作未鑑賞で挑む。


アリータの人間らしさと、人間の肌よりリアルな毛穴感が若干不自然だなとは思いながら見てたけど、終盤まで来ればその涙にもその怒りにも感情移入していた。

新しいスーツというかボディ
>>続きを読む

>|