たーきー08さんの映画レビュー・感想・評価

たーきー08

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ありふれた教室(2023年製作の映画)

4.0

ただでさえシリアスな作品なのに、えげつないほど徹底的に無駄を削ぎ落としたもんだから、濃密なのなんの、99分とは思えぬ見応え!
画面サイズもスタンダードなのが効いてて素晴らしかった

にしても、ドイツの
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冗談じゃないよ(2023年製作の映画)

4.0

いやー、よかった!
こーゆーインディーズ映画が撮られる限り、ミニシアターは終わらないし、終わっていいはずない!どんどん盛り上げていってほしい!
口コミで広がってくれー、1館だけなんてもったいない!
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蒲団(2024年製作の映画)

4.0

中年の危機を迎えたおっさんの純愛(?)映画

おもしろかった!
かなり作り込まれてるけど、軽やかで、滑稽で笑えるけど、色々考えさせられて、きもおじ存在感ありすぎだけど、キャスト全員に共感できて、1館だ
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東京ランドマーク(2019年製作の映画)

2.5

鍋のシーンでお茶のボトルに腕がぶつかってしまう以外にリアルはどこにも存在しなかった。

稔と継母との会話、タケと父親の稔の父親亡くなった会話はリアル、というか成立してた
けど、それ以外のシーンは全て成
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三日月とネコ(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

幸せのかたちを描いた、誰にでも優しく寄り添ってくれる映画。
構成や技法などを芸術的に鑑賞する映画ではなく、映画を観て湧き上がる感情や思考で自分自身と対話するタイプの映画かな
だから後半の小言は流しても
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.0

野村萬斎さんは何にも悪くない、狂言の要素を無駄に取り入れようとした監督の責任。
それがなければずっとよかった。
















プロデューサーのゴリ押しだったらごめん。

ミッシング(2024年製作の映画)

4.0

洗練された吉田恵輔ワールド全開!

予告でも流れてる電話のその後の展開、わかってる、吉田監督は登場人物にも観客にも簡単にカタルシスなんて与えてくれないことを!!

シリアスなのに裏でふざけちゃう、けど
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湖の女たち(2023年製作の映画)

3.0

むっちゃ“さよなら渓谷”感はんぱないなって思ったら監督大森立嗣×原作吉田修一のタッグ再びだったこと思い出して納得。

それぞれ他者によって歪められた人たちを描いた作品なのかなと思った
がしかし、それ以
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碁盤斬り(2024年製作の映画)

3.5

劇伴がちと強すぎるのは気になったけど、役者さんたちの演技も、特にライティングが見事で美しい時代劇でした!

時代劇は幼少の頃からテレビでなんとなく見たりの経験もなく馴染みはあまりないけれど、日本の素晴
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水深ゼロメートルから(2024年製作の映画)

3.5

アルプスと比較ばかりするのやめません?
あの作品はたしかに、企画としての真新しさやおもしろさだけでなく、作品としてかなり評価されたし、高校演劇リブート映画化作品という企画で言えば同じ枠組みだけど、関係
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i ai(2022年製作の映画)

4.0

枝優花監督の“久々に映画観た〜て感じだ”ってレビューだけ先に見て、どんな映画なんだろって思ってたんだけど、めちゃくちゃ納得。

いや、こんな映画あるんだなー
個人的に、メタファーだとかモチーフを存分に
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陰陽師0(2024年製作の映画)

3.0

陰陽師というテーマが事実と言えど個人的に厨二病すぎてスルーしたかったけど、山崎賢人さんが“キングダム” “今際の国のアリス” “ゴールデンカムイ”みたいに原作ファンから叩かれそうな作品に果敢に挑戦して>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.5

アラフォー、アラフィフにはえげつないほどぶっ刺さる映画なんだろーなと
個人的にはそんな重ねるような恋愛経験ないから終始あんま乗れなかっな
でもラストのUberで送った後のシーンはめっちゃよくて、それの
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フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

4.0

ノーランて最初っから変態で、天才で、ノーランだったんだな

果たして前情報なしで予算6000ドルの新人監督デビュー作品と捉えて観てたらついていけたのだろうか
ノーランってこと認識して構えてもなかなかに
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ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ(2022年製作の映画)

3.0

社会的に意義のあるテーマを扱ってるかもしれないけれど、作品のテイストのスタンスが中途半端でせっかくのユーモアも問題の不条理さも活きてなくて残念

ただ役者さんたちの再現度はクレジット見て笑っちゃうほど
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