Snowさんの映画レビュー・感想・評価

Snow

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ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

4.5

シマウマとハイエナとオランウータンとトラが登場する
一番目のストーリーは嘘で

水夫とコックと母親とパイくんが登場する
二番目のストーリーが真実

それくらいみんな程度の違いはあれど気付いてるけど
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ターミナル(2004年製作の映画)

4.0

目的地のニューヨークに入ることも
戦時中の故郷・ホームに帰ることも
にっちもさっちもいかない状況下で
果たしたい約束を大事に抱え続けて
見事に世界を自分の味方にしていく

聞き取れなかったところから通
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.4

人生はチョコレートボックスと同じで
開けてみてはじめてどんな味か分かる

運命という生まれながらも
ただ風に乗っての彷徨いも
両方が同時に起こっていて
だからこそ尊く美しいんだ

P.s.
お誕生日の
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.2

地球と人類の未来への要は
時空間を縦横無尽可能な愛

唯一人間の発明によらない
感知観測可能な不思議な力

P.s.
Do not go gentle into that good night,
(穏
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未成年(2018年製作の映画)

3.6

未成年な大人たちが犯した過失を
未成年な子供たちが代わりに対応
本当の未成年は形だけの大人たち

不倫話の定番
愛に盲目な女
卑怯な逃げ男

男と女(2016年製作の映画)

-

とても叙情的で切ない映画だった

始めたのも掴まえたのも自分なくせに
最後の最後で結局守りたい家庭を選ぶ
優しい人に見えて実は曖昧で勝手な男

一夜限りのはずだったのに
本気で恋に落ちた瞬間から
何も
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ユンヒへ(2019年製作の映画)

3.8

とても叙情的で美しい映画だった

自分の夢を見る誰かの夢を見ては
その夢の中でただただ一緒にいる

人は本当の自分を現せてはじめて
本当の願いを生きてく勇気が湧く

そしてその大切な最初の一歩目は
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ラストレター(2020年製作の映画)

-

誰かがその人のことを想い続けてたら
その人は実際生きてるのかもしれない

永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

喪失してはじめて
始まった愛の物語

人が人を愛していると心底痛感できるのはいつなんだろうか
大好きだから一緒にいたい気持ちでいっぱいになる時なのか
一緒にいることが当たり前のような日常になってる時な
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

この世界は生きづらく
この世界はあたたかく
この世界はすばらしい


この世界は生きづらい
真っ直ぐすぎる三上はことさら生きづらい
社会のレールから一度外れたら
死ねって言わんばかりの不寛容が蔓延って
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ゆれる(2006年製作の映画)

4.0

人間が信じていることで
事実はいくらでも変わる

じゃ真実は一体何だったのか
事件の真実は分からないけど

家系を継ぐことでそれに縛られた父と兄
その代わりに自由に羽ばたけた叔父と弟

最後まで奪って
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.6

RとLと全く異なる音を聴いてるところからが恋の終わりの始まり
僕の人生の目標は絹ちゃんとの現状維持ってところからが恋の岐路
生きることは責任って理想を簡単に諦めるところからが恋の終わり

すべての恋は
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.6

『報道の自由を守るのは報道しかない

新聞は国民の繁栄と報道の自由のために尽くすべきである
新聞の役割は国民のためであり統治者のためではない』

金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト(2017年製作の映画)

3.6

『生きるとはただ動くことではない
私の意志で動いたとき
それがたとえ死に向かうものであろうと
それは生きることへの否定ではなく肯定である』

アナキストとしてだろうが何だろうが
一人の人間として自分の
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.5

今や世界中に大小の紛争が絶え間ないけど
それでも今日における比較的民主的な社会は
済州島4・3事件や光州5・18事件などをはじめ
こうやって先人の皆さんが命をかけてきたおかげで訪れていると思うと
感謝
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.8

尊い命の前で
国もイデオロギーも
いかにも無意味なのかを
私たちは知っている

国とかイデオロギーとかで
尊い命が犠牲される
残酷な現実があるのも
私たちは知っている

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