たわしさんの映画レビュー・感想・評価

たわし

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ゴーン・ベイビー・ゴーン(2007年製作の映画)

4.5

「貫かれた正義」と「幸せ」は果たしてイコールか?という問いかけ
すごく硬派で、派手さは無いが 実に骨太なサスペンス
舞台となるボストンのどこか閉塞的な雰囲気の描写も良い
知名度こそあまりないものの
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モスル~ある SWAT 部隊の戦い~(2019年製作の映画)

3.9

実地研修 Lv地獄って感じ
イラクのお巡りさんも大変どころの騒ぎじゃない 年収2億もらってもやりたくない……
無理にエンタメに寄せずとも 勢力や思惑入り交じるイラクでの緊迫感あふれる描写がたっぷ
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女神の継承(2021年製作の映画)

5.0

※い〇・こ〇もの酷い描写がある かなり要注意※



……OK???……

映像良し 音響良し 脚本良し 役者良し
遠慮無し 容赦無し

映画としての "質" を見せつけられた
最初に挙げた
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ボイス(2002年製作の映画)

4.5

侮るなかれ 普通くらいの尺にいろんな要素が超マシマシてんこ盛りだ
アジアンホラーの湿っぽさ
手に汗握るサスペンス
ドロドロな人間関係
あどけなさの中に垣間見えるウルトラサイコな一面
これらをいい塩梅
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13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

4.1

リビアが治安悪すぎて手汗ドバドバ
一見しただけじゃ敵か味方かわからないのもヒヤヒヤ
13時間も戦い続ける男達の眼はギラギラ……
どこに行くにも 革命後の情勢不安で街は地獄
血まみれ泥まみれになろうと
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

2.7

ゲームファンによるレビュー……を書こうと思ったのだが
そもそもゾンビ映画としてもイマイチでなんだかなあ……といった印象
変に原作要素を散りばめた(時系列ガン無視だが)せいで尺がそっちに取られて ゾン
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.6

どこまでもやるせなく 衝撃的で リアルだった
兄の器用に生きられない所が今の自分のうまくいかない状況に少しだけ重なって 本当にしんどかった
どの場面をとっても「もし自分だったら」と考えてしまう
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千年女優(2001年製作の映画)

5.0

蓮の花言葉は「純真」
あるがままに 人生を生きろ
どこまでも 追いかけて

グロテスク(2008年製作の映画)

3.7

純度高めの国産スプラッター
……が 直接的な描写はホステルやSAWに比べれば割と優しめだったりもする(やってることはバチバチに痛いが)
ラストに絶対誰も予想できない展開もあったりして 全編通してダ
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パニッシャー:ウォー・ゾーン(2008年製作の映画)

4.6

個人的大好き映画
マーベルはあんまり詳しくないんだけど 流石アメコミやゲームに劣らないゴア表現
ダークヒーローものにしたって銃弾も脳みそも飛び交いまくりなのだ
丁寧な心情描写も見事 MCUが良すぎ
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

2.9

最後まで見れなくはない
……が 誇大広告な感じは否めない
事実に変に基づいているせいで 抑揚に欠けているし 見どころらしいところも特に
エンタメ的視点においては 低い点数にならざるをえない
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マッド・ハイジ(2022年製作の映画)

3.1

あらすじでもう面白い
洗脳チーズが蔓延るスイス!闇チーズ取引の罪で頭が破壊されるペーター!!爆殺されるおじいさん!!!!!
……なのだが 序盤のテンポや見どころに対して後半のテンポの悪さと尻すぼみな
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仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

4.7

数あるJホラーの中でも群を抜いて好き
リングよりも何よりも好き(確固たる意志)
湿度の高さ カラーフィルターの使い分け 重苦しいじっとりした雰囲気
ジャンプスケアに頼らないカチッとした演出
すべ
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トリハダ 劇場版(2012年製作の映画)

3.8

「お化けなんかより生きてる人間が〜」とはよく言ったもので
これは正にそのド直球といったところ
脚本も一捻りありで 割と読める展開だったりするが ときに面白い方に曲がったりもする
ジャンプスケアも霊
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

4.5

隠れた名作といえば、の筆頭(個人感)
固く結ばれた愛は 時空をも超えるのだ
そんな素敵なテーマを 手に汗握るサスペンスも交えて見せてくれる
親子愛っていいな

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.1

「常軌を逸した」が間違いなく似合う映画に他ならない
146分と長い尺の殆どが この上なく残酷で 生々しく インモラルで 邪悪
脚色されているとはいえ これが実際にあったことで それを起こし
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貞子DX(2022年製作の映画)

1.0

ポップコーンムービー以下
TRICK的面白さを狙ったんだろうけど コメディもスベりまくりでもはや不快だし ホラーもお化けのビジュアルに頼り切りと最低な具合
結果として全身が痒くなるタイプの不快なだ
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TAXi(1998年製作の映画)

4.1

かつてのF2キットカーを彷彿とさせる甲高いエンジン音で走り抜ける白いプジョー
流れるマルセイユの街並み
軽妙に飛び交うフランス語
とっても大好きな一本

グーニーズ(1985年製作の映画)

4.5

くそガキ達のロマン溢れる大冒険
……としか言いようがないのだ
子供心を実にくすぐる 大人になって忘れかけていた奥深くの感情を掘り起こさせる一作
「娯楽はこうでなくちゃ」と教えてくれるような 安心安
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屋敷女 ノーカット 完全版(2007年製作の映画)

3.9

あまりにも純度の高い血みどろ
血 み ど ろ
血がみしゃみしゃ出てもうどろっっどろ
映画としてみると テンポもよく尺もちょうどいい
ダレることはないけどさ……食らったなあ
あまりにも紅色の愛を垣間見た
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.7

怖さレベルとしては割と優しめ
若干テンポは悪いが 安易なジャンプスケアに頼らないカチッとしたJホラーって感じで好感が持てる
日本的な呪縛 地縛的な呪いというか そういうのを主軸においた結構楽しめ
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.2

はしごを外される(マジ)
地に足がついてないってこんなに怖いんだなと
下を見ればGoogle航空写真 引きで撮れば手汗ドバドバ
もう終始ドキムネハラハラで息が詰まる……
サバイバルものにしては全く
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セルビアン・フィルム(2010年製作の映画)

2.2

確かに倫理的には終わってるが 言う程ではないというか何というか
広告でハードル上げすぎた感じが否めない 冗長で緩急に欠けるし
スプラッターとしても全然物足りない サスペンスとしても及第点以下
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ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

4.0

超高純度サバイバルもの
キャスト・アウェイを彷彿とさせるが こちらは地に足がついてないだけ怖さ倍増(体感)
……がしかし 主人公が逞しい とてもたくましいのである
友達と話しながら観ていたけど
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.8

派手さは全く無く かなり渋い
主人公の殺しも毎回スマートで合理的、間違ってもドンパチはしないというスタンス
ゆっくりとしたトーンでお話が進むが 邪魔者を排除しながら着実に目標の獲物へと近づいていく
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スマイル(2022年製作の映画)

3.0

プロモーションがかなり面白くて観てみた
動きの少ないカメラや効果的な音楽 演出はバッチリ
……なのだが 肝心の「笑顔」というテーマをうまく活かせていない印象がある、使う尺の配分もホラーと謎解きパー
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.7

サクっと観られるティーン向けサスペンス
作中の説明がとっても丁寧だから 誰でも気軽に観られそう
バタフライ・エフェクトを観たときのような深みはないが 軽快なノリで楽しく観られる一本

ヒトラーを殺し、その後ビッグフットを殺した男(2018年製作の映画)

4.2

この映画の話を聞いたとき「また面白そうな邦題のB級映画だな」と思っていた
……しかし原題もマンマである これは一体何なのだと 敢えて他の前情報を入れないで視聴

結論は すげーーー好き
とても緊
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.9

よくあるPOVホラー映画にひとひねり
定点カメラと首元カメラをプラスして 怖さマシマシ
呪われた廃墟に行くならこうでなきゃ!を存分に楽しめる
カツ丼屋に行ったらめちゃくちゃうまいカツ丼がちゃんと出て
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

3.5

意外とけっこう観れる
……がしかし古代マヤの迷宮要素があんまり活かせていないのが惜しい
邦題はまず間違っちゃってるかなと
マヤの迷宮要素が思ったより薄くて それ自体そんなに怖くないし 尺も短め
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.3

全てにおいて緻密さと拘りを感じる
シーンの切り替わり 音楽 色彩
現実と虚構と空想が入り混じって 視聴者も主人公のように何が本当がわからなくなっていく
内容が内容なだけに 万人にオススメでき
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イヌゲーム(2021年製作の映画)

1.7

シチュエーションスリラー的な展開を期待して視聴
映像とか演出は綺麗だし音楽もいい やりたいこともなんとなくわかるが
視聴者を置いてけぼりにする加速度でのよくわからないどんでん返し
終始「?」の連続で
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らせん(1998年製作の映画)

3.1

ヒューマンドラマとサスペンスとSF エロスを添えて
間違ってもホラーではない
ネタバレ厳禁系だからどういうレビューを書けばいいのか正直迷うところではあるが 演出も心情描写も綺麗で音楽もそれにマッチ
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ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

4.2

ふざけすぎず 面白いところはちゃんと面白く
撃ちまくる所はきちんと撃ちまくる
尺は長めだけど そんなにダレずに観れるし アツい展開もマシマシで大満足
これこれ

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

1.5

風呂敷広げただけ広げて 本当にいらない無駄な安いアニメみたいなお涙頂戴を展開されて 多くの「?」を残したまま 観ている者を置き去りにして終わる

役者が凄かろうが 話題性だけで映画は作れねえん
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バイオハザード ダムネーション(2012年製作の映画)

4.0

武器の細かい取り扱いがアツい!
敵だったキャラを応援しちゃう展開がアツい!
ストーリーもオリジナルながらアツい!
CGクオリティも上々でファン垂涎のサービスもりもり映画だった

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