グスタフさんの映画レビュー・感想・評価

グスタフ

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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

3.0

事前情報なしで観たので、途中からディカプリオが出てきてびっくりした。
全体としては緻密な伏線を回収していく痛快ストーリーかと思ったら、ラストに向けてただのドタバタ劇になってしまうので、残念だった。

ロスト・イン・マンハッタン(2014年製作の映画)

2.0

「リチャード・ギアがこの手の役を演じるのは珍しい」以外に見どころなし。
時間の無駄だった。

ブラッド・スローン(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

飲酒運転と信号無視で懲役くらうのは仕方ないとして、そんな凶悪犯たちと同じ房に入れられる?ムショで更生どころか極悪化してますけど…という何ともやるせないストーリー。
家族を想っての行動も最後まで胸に秘め
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アンビュランス(2022年製作の映画)

3.0

ストーリーはスッカスカなので、カーチェイスのためだけに観るべき映画。
それにしても、病気の家族のために銀行強盗って、何万回擦られた設定なんだよ…

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.0

すぐ死ぬ役で有名どころの俳優を使うと、伏線というより後で何かあるのが決定で気になってしまうというのは仕方ない問題として、それを差し引いてもちょっとラストの展開が読みやすすぎるかな。

デスノート Light up the NEW world(2016年製作の映画)

2.0

この手の作品を観ておいて「現実離れ」と評するのは言いがかりな気もするが、それでも一作目は、わずかに現実世界を残していたのが面白さだったと思うが、ここにきて、もはや終始ただのダークファンタジーになりすぎ>>続きを読む

青夏 きみに恋した30日(2018年製作の映画)

2.0

主役の2人が20歳なのに高校の制服はさすがにコスプレ感が否めない。
何かを求めて観る映画ではなないとわかってはいても、設定とストーリーがあまりにもペラペラで典型的な昭和のラブコメなので、なにかひとつく
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ワールド・トレード・センター(2006年製作の映画)

1.0

とくに役に立つこともなく瓦礫に埋もれた消防士たちを2時間以上にわたって描いたクソ映画
なぜ高評価されているのかまったく理解できない

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.0

ワンショット撮影的な手法に新規性は感じるものの、そちらに作品の重心がおかれており、構成がやや緻密さに欠ける印象を受けます。
リーガンの超能力的な部分はストーリーにおいて必然性があるとは思えませんが、さ
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大阪少女(2020年製作の映画)

1.0

演技、脚本、撮影、音声、いずれもとてもメジャー作品とは思えない酷いクォリティ。
「低予算」という理由なら仕方ないのだが、そうではなく、関係者が映画という文化を舐めているとしか思えないところに憤りを感じ
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シカゴ(2002年製作の映画)

4.5

ミュージカル映画はあまり好きではないのですが、この作品は例外で、何度も観ています。
どこが、何がいい?と聞かれると特筆するようなものはないのですが、約2時間、テンポよく飽きずに観られるのが良いのだと思
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ハンニバル(2001年製作の映画)

3.5

平均的なサイコサスペンスと比べればおもしろいとは思うのですが、ハンニバルシリーズの中では最も失望した作品が本作でした。上映当時、国家資格の勉強をしていて、ハンニバルを観ることだけを楽しみに頑張っていた>>続きを読む

夕陽のあと(2019年製作の映画)

1.0

貫地谷しほりが母親役ということで珍しいと思い観てみましたが、ありがちなストーリーすぎて、3日も経てば観たことすら忘れてしまいそうな作品です。
なぜいまさら、こんな擦り倒された設定で映画を撮るつもりにな
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フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

4.0

有村架純が出ていると、かわいすぎて話の内容に集中できないという難はあるのですが、ここ最近観た邦画の中では、ダントツでおもしろいと感じました。主演の二人だけでなく、周りを固める俳優陣にもスキがなく、作品>>続きを読む

ジオラマボーイ・パノラマガール(2020年製作の映画)

2.0

「新米姉妹のふたりごはん」で山田杏奈を好きになって、他の出演作品もいろいろ観てみたのですが、結論としては、私は「新米姉妹のふたりごはんのサチ(山田杏奈)」が好き、ということが確認できました。
本作品は
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秘密への招待状(2019年製作の映画)

1.0

序盤は「せかいのひとたちは、みんな、びょうどうだとおもいます」という小学生の自由研究的ハリウッド・リベラル全開のクソゴミ作品かと思ってしまいましたが、中盤からの展開では、いきなり個人的な話オンリーにな>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

3.5

前半はホラー成分が低めで、しっかりとしたドラマのような内容なので楽しめますが、後半になって急速に、ホラーというよりオカルト成分が高くなり、展開も滑稽でめちゃくちゃなので、興ざめしてしまうものがあります>>続きを読む

ミスムーンライト(2017年製作の映画)

1.0

脚本も役者も酷くて、3時間くらい観ている気がしたら、まだ1時間しか経っていませんでした。

間違ってもう一度観てしまわないように、自分用の記録です。

恋愛小説家(1997年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

サブスク全盛の現在、わざわざ映画を購入する必要など一切ないのに買ってしまうほど愛している作品のひとつです。
現実の世界でも、はじめから愛想の良い人より、無愛想で第一印象も最悪な人が、付き合ってみるとシ
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ペット 檻の中の乙女(2016年製作の映画)

4.5

え、評判あまり良くないみたいですが、私としては、かなりおもしろかったのですが…(-_-;)
狂気と狂気のぶつかり合い、どこにも正義がなく救いようのない展開、さらにグロ映像ということで、マトモな監禁犯罪
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

制作費450万ドル(約5億円)と、ハリウッドとしては超低予算の本作ですが、アカデミー脚本賞を受賞するなど批評家の評価が高く、また、少なくない映画ファンから強烈な支持を受けていることが頷ける出来だと思い>>続きを読む

奇跡のひと マリーとマルグリット(2014年製作の映画)

5.0

ありがちなハンディキャップものか…と油断して観はじめたところ、途中から泣いて泣いて、まともに最後まで観られないくらいの恥ずかしい状態に陥ってしまうほど、心を揺さぶられてしまいました。
情報のほとんどを
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フルートベール駅で(2013年製作の映画)

3.5

事件とはあまり関係のない本編が9割がたなので、しばらく「???」という感じになってしまいますが、最後はそれなりに納得できる構成だと思います。
人口の15%程度の黒人が約50%の犯罪を生んでいるアメリカ
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IDOL-あゝ無情-(2019年製作の映画)

1.0

パワハラ、セクハラ、洗脳合宿、完食指導・・・昭和ニッポンの悪しき側面を凝縮したような内容です。
これだけやっての頂点がBiSH??とか悪い冗談としか思えません。この事務所は、いつか摘発されて潰れてほし
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

1.5

プライドの高いニコール・キッドマンが、よくこんなくだらない作品に主演したものだと驚かされますが、それがコッポラ・ブランドのなせるワザと言ったところでしょうか。
ストーリーを要約すると、「敵兵を拾って治
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しあわせの灯る場所(2014年製作の映画)

1.0

「あー・・・またこのパターンっすか・・・」と言いたくなる展開です。
(堕落した人)→(ハンディキャップパーソンと出会う)→(改心して人生を取り戻す)
映画を観はじめたばっかりの小中学生くらいには良いか
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

3.0

100%ユダヤ人被害者観全開の作品です。もちろん、監督がユダヤ人のスピルバーグなのでそれも当然なのですが、ドイツ社会がここまで一方向に進んだ根本的な理由について一切触れないことは、決して今後のジェノサ>>続きを読む

ハッシュ・マネー(2016年製作の映画)

3.5

誘拐犯と被害者の間に親密な感情が生まれてしまうという「ストックホルム症候群」の説明書みたいな作品です。
ただし映画としてはストーリーに何のひねりもなく、初期設定と大方の予想のまま、そりゃそうだろという
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コロニア(2015年製作の映画)

4.5

コロニア・ディグニダについてはあまり詳しくありませんでしたが、ここまで凄惨なものだったことに驚かされました。
移民が現地コミュニティに溶け込まず「国家内国家」を作ることはよくありますが、これは世界最悪
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楽園(2019年製作の映画)

2.5

結局なんだったのかよくわかりませんでした。
おぼえているのは、私も田舎が大嫌いなので「ムラ社会クソだな」ってところには完全同意できたのと、杉咲花がかわいいというところだけでした。この地味なメイクと衣装
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怒り(2016年製作の映画)

3.5

ゲイ友がえらく高評価していたので観てみましたが、ノンケの私としてはそれほど共感できるところもなく、そもそも同性愛の描写はストーリーのごく一部なので、なぜこれをそんなに?という疑問を抱えながら観ることに>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

1.0

戦後日本の汚点と恥部を凝縮したような内容。
題材が悪いのであって作品に罪はないと思いますが、やはり私には無理でした。
資料映像として観るなら良いと思います。

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

5.0

ヒーローを描いた戦争映画は数あれど、映画史に残る作品は多くありません。この作品は「プラトーン」同様、何十年経っても観られる映画だと思います。
冒頭、かなりの時間を割いて主人公ドスの少年~青年期が描かれ
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アウシュビッツ ホロコーストガス室の戦慄(2011年製作の映画)

3.5

映画というより資料映像として観るほうが、期待を裏切られることがないと思います。
内容は大きく分けて、現代ドイツのティーンに対するインタビューと、アウシュヴィッツで起こった虐殺の再現との二部構成ですが、
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

史上最多のシリアル・キラーは93人らしいですが、アメリカでは社会構造あるいは司法制度の歪みからか、定期的に数十人という規模の連続殺人事件が起こり続けており、アメリカ社会の闇の深さを感じさせられます。>>続きを読む

ホームジャック カルテット(2018年製作の映画)

1.0

オール大根役者大会。
これをカネをとって見せるという神経が理解できない。