登場するキャラが多すぎて渋滞してた。
このレビューはネタバレを含みます
自然と人間のバランス。行きすぎてはいけない。
上流の者のしたことは、下流のものが引き受ける。上流の者にはそれなりの気質が求められる。
とても解釈が難しかったけど、この言葉がやっぱり印象深い。
高>>続きを読む
見た後に、なぜか甘ったるいカレーが食べたくなってCoCo壱に行った。甘口でも辛かった。
甘い福神漬けが僕を癒してくれた。
ヨシカのプライドの高さと、それに見合わない己の現実をごまかそうとするところは、自分も結構似てるところがあってすごく共感できた。
それと同時に、僕には「今の俺、めっちゃプライド高かったな。恥ずかしっ。」>>続きを読む
既存のコミュニティがもつ排他性、それがずっと恐怖感とともに鳴り響いてた。
最後のシーンは解釈が難くて、だれかと語り合いたい。
ジブリ版エヴァだった。
よくこの抽象度で世に出したなぁと思う。さすがですわ。映画館で3回観た。
教育って、子どもの思想とそしてその後の思考法に対するステルス的アプローチであって、そのアプローチを大人たちが取り合っているひとつの媒体が「教科書」なんだと思った。
「こう生きられたらいいのに」とは思う。
けど、僕が若いのか、それとも何か他に訳があるのか分からないが、僕は、さらなる刺激や派手さを求めてしまう。だから修行僧のように見えた。それも高僧。
歳をとり、人>>続きを読む
観終わると、「俺はこの現実を映画として消費してしまっていいのだろうか、それは最低なのではないか。でも何もできない。」と苛まれてしまった。
んー、もうちょっとストーリーは描きようがあっただろ、って思った。
最後の一言だけは印象的だった。
虐殺のシーンは「殺人」ではなく、「狩」のように表現されていた。獲物を追いかけ、追いつめ、狩る。そして、その目的は「駆除」。
「狩」となった瞬間に、人は対象を「人」ではないものとして認識し、簡単に命を>>続きを読む
マジョリティにとって、マイノリティは理解できない存在。だって自分とは全く違う、得体の知れない生き物だから。
異生物であるから、マイノリティに「地球に留学しに来ているみたい。」と言わしめる。
奥底にあ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
自分のなかにある脆い左派的イデオロギーが、すべて剥ぎ取られてしまったように感じた。
特に洋子とさとくんの口論のシーン。僕は洋子に同意だし、それでいるべきだと思うけど、さとくんの優生思想は簡単には倒れて>>続きを読む