Immenseeさんの映画レビュー・感想・評価

Immensee

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胸騒ぎ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

大好物。徹底した救いの無さが、媚びていなくて良いですね。妊活中のカップルは見ない方がよろしいです。

人から逃げる時、環境から逃げる時は、脇目も振らず離れましょう。引き返すなどもっての外です。「君が差
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スリランカの愛と別れ(1976年製作の映画)

5.0


生誕100年 高峰秀子 / Hideko Takamine Retrospective at Her Centenary
国立映画アーカイブ

愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

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話をするでもなく、ともすれば仏頂面な人間達の間の、心の揺らぎや気遣い。この監督はそれをコミカルに、時にシリアスに表現するのがとても上手い。

言葉のぶつけ合い・交わし合いも結構だが、沈黙の中に零れる相
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ヴェルクマイスター・ハーモニー 4Kレストア版(2000年製作の映画)

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言葉に出来ない感情に圧倒され、映画館で涙が溢れて来たのは久しぶりであった。自分は、あの見せ物のクジラのような目をしている時があると思う。

ライク・サムワン・イン・ラブ(2012年製作の映画)

5.0

上映後のトークセッション、撮影秘話が本作に劣らず興味深いものだった。
最後の長編作品を、東京で撮影してくれてありがとう。

ZOO(1985年製作の映画)

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耐え難き喪失感の処理方法は人それぞれ。
この双子達にとって、それは「腐敗への執着」だった。映像が美しく、会話も面白い。

今回の Peter Greenaway Retrospective では、他の
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

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ケイレブ・ジョーンズの、非常に繊細な感情の動きを滲ませる目の表情、怒りや情熱を抑えた声色…「ニトラム」以上に堪能した。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

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ミゲルの親友マックスが良い味を出していて、『ドライヤー亡き後 映画に奇跡は存在しない』に思わず笑ってしまった。
さて、あのエンディングでは…?
この作品、最初は記憶がテーマだと思っていたが、途中から実
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狼の時刻(1966年製作の映画)

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いっそのこと狂人になってしまいたい自己破壊願望が生じた時に癒される一本。

犬人間(2022年製作の映画)

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静かに進行するノルウェー産サイコスリラー。ラストが雑に急いだ感があるが、脚本・演出・演技総じて鑑賞後満足感高い作品。

ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

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おばあさん本当に10時間歩いて山越えたのか?そこは問題ではないのは分かってるが。

ヤジと民主主義 劇場拡大版(2023年製作の映画)

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言論の自由弾圧の原点である「弁士中止」の背景と、その後のヤジと治安警察の相克について、詳しく知りたいと思った。

ガートルード/ゲアトルーズ(1964年製作の映画)

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「人生は長い長い夢の鎖」

『愛している』『愛している?』『私を愛していた?』『愛していた』等々の言葉が交わされるが、各々が、自分自身の為だけにその言葉を発するのだということがよ〜く解る逸品。

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

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「心臓の前に脳が壊れる全ての人へ」冒頭から掴まれる。淡々と描かれていたおかげで、絶望を通り越して安らぎすら感じた。

ザ・ヒューマンズ(2021年製作の映画)

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「おとなのけんか」(Carnage) や、「家族の波紋」(Archipelago) 等を思い出しながら観ていた。一同集まる食事の席で、平穏に時が流れるのは奇跡に近いと思う。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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元旦にこの映画を観られて幸運だった。
出来る限り長く東京に住み続けたいと思わせてくれた。

枯れ葉(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

カウリスマキお帰りなさい。
ホラッパが生きてて素直に嬉しい。
非常にお似合いの2人ですから。
無愛想に突っ立つデュオの奏でる ‘Syntynyt Suruun, Puettu Pettymyksin’
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チリンの鈴(1978年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

チリンも結局ウォーに殺されちゃう方が好みの結末だが、それじゃあ身も蓋もないか。しかしとても良い。好き。

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

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家族愛と自己実現の物語。
南極到着から調子良過ぎた感があるが、エンディングの Time After Time で涙が止まらなくなった。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

宇宙人のあの現れ方大好き。
そして「ソレ」をポイしたその仕方にも感心させられた。私もあんな感じにポイをして行きたい。

雨にぬれた舗道(1969年製作の映画)

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サンディ・デニスが素晴らしい。
紫を纏った彼女から匂い立つ、遠慮がちな毒気がたまらない。

ロバート・アルトマン傑作選
角川シネマ有楽町

TAR/ター(2022年製作の映画)

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豊かな感性と過敏な神経ゆえに、徐々にココロにヒビが入り…そしてぶっ壊れ… ケイトの期待通りの演技に満足。
カメラワークや室内の演出も綺麗。

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