ジェイジェイさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

1.1

ブレイドランナー2049に続いてセックスのアバターと化したマッケンジーが、ターミネーターから比べると考えられないセクシュアリティで魅了する。
かたや一方、セクシュアリティを失ったセロン姉さんが、エヴァ
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本当の目的(2015年製作の映画)

2.5

天空の城ラピュタの海賊女船長を生き写にしたかのようなババアの登場は、映画史に残るインパクトを残した。
天空の城ラピュタで起こった悲劇、そして現実的にバルスを実行する主人公の凄惨さ、ローカル映画だからこ
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.0

It's Godzilla でお馴染みのレベッカ・ホールさんが、ゴジラvsコングの前哨戦としてコングと内なる冷戦を繰り広げる。

ザ・ハント(2020年製作の映画)

2.5

世界中の人々がゲーム世界で殺戮を楽しむことが日常化した現代で、この手のジャンルは以前よりハードが上がっている。重要なのは、ゲームでは味あえない緊迫感のある殺戮と人間ドラマがしっかり描かれていること。>>続きを読む

アバター(2009年製作の映画)

4.9

シンプルな物語に痛烈なメッセージ性があり娯楽作品として完璧なバランス。

この作品の悪の本質は、暴君である大佐ではなく、その環境を生み出した資本主義社会であり、その社会を支えている我々の思想が悪として
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

2.5

恋愛のNGワード『流れる』が想起できる縁起の悪いトイレットペーパーにより出会った二人。そんな、トイレットペーパーからはじまった流れるようなトぺ恋は、終わり方も紙を水に流したかのようにスッキリしていた。>>続きを読む

麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

3.0

無職の彼氏に、世の中そんなに甘くないと檄を飛ばすガッキー・・
でも、そんなダメンズに妊娠させられ苦悩するガッキーがまぶい

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

3.1

アホみたいな話なのに妙に気取っているというか、悦に入っているというか・・
他作品を持ち出してこちらの理論が正しいと言い出した時は呆れた。
中二病が好きそうな演出とギャグシーンのオンパレードで、サノスと
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特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

2.5

Qちゃんのチームバディをうりにしているので、一見さんだと冗長に感じる場面あり。
 
内容は、猟奇的な食卓と百合百合しい女性収容所に暗躍する避妊の会、いろいろ天こ盛りだが、主人公サイドや不幸な女性に物語
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.5

菜々子クロニクルにて、昔の菜々子と似ても似つかない若手俳優に絶望しながらも、熟女と化した本物の菜々子のミステリアスで影があるキャラクターに魅了される。

無駄に味の濃いキャラクターや切れ味が悪いクライ
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.0

太鼓持ち芸人と化したエド・シーラン含めて、過剰なほどビートルズの楽曲を讃える光景は観ていて気持ち悪い。
音楽は時代と共に変化しているので、現代にビートルズの曲をそのまま持ってきても注目されるわけがない
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

1.5

青春とはSEXであり、乱交パーティーである。アメリカの青春ドラマで幾度となくみたシチュエーションであり、エンタメ作品としてパワーが弱いジャンルである。

なんせSEX最高と言いながら、SEX描写を避け
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夜の来訪者(2015年製作の映画)

2.5

空気が読めないゴシップ大好きおじさんが、上流階級の搾取を痛烈に批判。

本来、痛快な物語になってもよさそうだが、結論がでている話に対して一つ一つ順序だてて進行し、男女関係の問題が2回もあるので展開が鈍
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.0

物語は行き当たりばったりで進行し、ピカチュウが名探偵コナンを脅かす脅威の存在にならなかったのは残念だが、それでもツイストが効いた物語は一見の価値があるし、ピカチュウがおさっんの声で愛嬌爆発しているのも>>続きを読む

アップグレード(2018年製作の映画)

3.5

マリオネットアクションの見せ方が世界一うまい。また、低予算映画ながらSF作品として、ガジェットや生活スタイルの近未来描写が丁寧に描かれているのもよい。

欠点は敵キャラクターに魅力がなく、行動原理も考
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映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)

2.0

普段、異常なほど本音と建前を使い分ける日本のキモかわいい文化が生んだハイテンションエンターテイメント。
その、頂点に君臨するのが、ジャパニーズアダルトビデオで、この手の作品は、AVの前では無力であり、
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残酷で異常(2014年製作の映画)

1.5

ふくよかな主人公が、体操選手並みの身のこなしで、裏の世界から表の世界に行こうとする姿は、まさに新体操のムーンサルトの比喩表現であり、高評価したいところだが、主人公がクズすぎて物語についていけなかった。>>続きを読む

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

2.5

ドライブ ユア ドリームス。
幼さが残る少女が、マリオカート並みのドリフトや凄腕テクニックでゾンビを翻弄するカーアクションは、ゾンビ映画史上No1と言っても過言ではない。
彼女はワイルドスピードのファ
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透明人間(2019年製作の映画)

3.5

現代日本の少子化問題に一石を投じる問題作。虚構と欺瞞の世界に逃げる男子に現実を突きつける女子。
大切なのは共感力と、適度な社会性。

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.0

韓流ドラマの愛の不時着と同じように男女の立場が逆転しており、前作はスティーブ主導に対して、今回はダイアナ主導の世界で前作と同じカップルの話しなのに退屈はしない。

また、ヒーロー映画としても王道すぎる
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