バレンタインさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

バレンタイン

バレンタイン

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グッド・タイム(2017年製作の映画)

2.0

先の読めない展開で期待大だったけど、結局ありきたりな結末で、いまいち。

次から次へと起こるピンチを適切な受け答えで切り抜けていく部分は確かに緊張感があって飽きさせない展開だった。

『グッドタイム』
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

2.5

題名だけはずっと昔から知っていて、いつか観てみたいと思ってた映画。やっと鑑賞できた。

戦争映画っていうジャンルがあると思うんだけど、それよりドキュメンタリーに近いのかと思う。写実的というか、ありのま
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ママが泣いた日(2005年製作の映画)

2.3

キャストの割にマイナーな映画だと思うんだけど、とにかく不思議な温度感の映画だった。

ストーリーに脈絡が無いっていうのが一番びっくりしたんだけど、意味の無いエピソードを並べただけというか、一貫性がとに
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HUMAN LOST 人間失格(2019年製作の映画)

3.7

原作既読

一切前情報なしで、ネットフリックスのおすすめに偶然出てきたので観たけど結構面白かった。

SF部分の整合性もきちんとしているし、世界観や設定も現代の日本の社会構造を映し出していて挑戦的とい
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

2.8

序盤から先の読めない展開で期待大だったけど、終盤失速した感じが勿体無かったかなあ。

設定自体は矛盾だらけなんだけど、ヘタに辻褄を合わせないで開き直ってるところは好き。

学校のシュールな展開からもっ
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目指せメタルロード(2022年製作の映画)

2.3

まあ笑えるシーンもあるんだけど、あんまり中身のある映画だと思えず。面白いと思えず。

音楽映画としても、コメディ映画としても中途半端な印象だったかなあ。

軽いというか。薄いというか。画竜点睛を欠くと
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ロッタちゃん はじめてのおつかい(1993年製作の映画)

3.5

ネットフリックスで、はじめてのおつかいが世界中で流行ってるって聞いたので、映画好きとして別のはじめてのおつかいを再鑑賞。

映画というより、30分のエピソードが3つの構成なので海外ドラマを3話続けて観
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海を飛ぶ夢(2004年製作の映画)

1.0

あくまで僕の価値基準なんだけど。
尊厳死=肯定
安楽死=否定

という考えを持っていて、これは尊厳死を扱った映画ということで鑑賞したけど、実際は安楽死を扱った映画だったので、まあ否定するしかない。
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リトル・ガール(2020年製作の映画)

2.7

題材も良いし、登場する家族も素晴らしかった。

ただ、ドキュメンタリーとしての自然さがあまり無くて、悪い意味で作り込み過ぎてるというか、まあ映画っぽいドキュメンタリーだったかなあ。

LGBTQって世
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JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

2.2

遥か昔に観た記憶があるけど再鑑賞。

以前観たときと同じで、あんまり面白いと思えなかった。

アメリカ文化を地で行くストーリーなんだけど、両親とか友達が若くして妊娠することに寛容な部分は理解できるし、
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.7

再鑑賞。何度も観てるけどやっぱり面白かった。エンターテイメント作品として抜群の完成度だと思う。

結局、SF部分で矛盾点が結構あるんだけど、そこを開き直ってコメディにしてるのが良いバランスなんだと思う
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ホワイト・ホット アバクロンビー&フィッチの盛衰(2022年製作の映画)

1.3

あまり面白いと思えず。

大昔に流行った企業を今の価値観で批判していくんだけど、比喩的に法の不遡及みたいな部分で違和感が凄かった。

全体的に的外れな内容過ぎて、何でもかんでも批判して、自分の優位性に
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THE LAST DAY(2004年製作の映画)

3.4

マイナーな映画だと思うんだけど、面白かった。

フランス映画特有のふわっとした感じと、じめっとした感じを余すことなく堪能できる。

物語にある寂寥感。映像の儚い感じ。それと真逆の一昔前の明るいテクノサ
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カルテット!人生のオペラハウス(2012年製作の映画)

3.6

面白かった!

音楽関連の映画なんだけど、主題は別にあり。
年齢を重ねることに対するネガティブな印象を吹き飛ばす良い映画だった。

音楽家だけが入れる老人ホームって憧れるなあ。

出演していたキャスト
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天気の子(2019年製作の映画)

4.0

『君の名は。』があんまり好きじゃないので期待せず観たけど、面白かった!

オリジナリティのあるストーリーでテンポも良いし。君の名は。にあった中二病妄想みたいな要素も減少していたと思う。笑

脚本は結構
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ピザボーイ 史上最凶のご注文(2011年製作の映画)

2.2

くだらないコメディが観たくて鑑賞して本当にくだらないコメディだったので期待を裏切らない映画だった。笑

笑えるっていう意味でとっても面白かった。

主人公とか友達もバカなんだけど、悪役もバカでやさしい
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バットキッド・ビギンズ(2015年製作の映画)

3.0

良いドキュメンタリーだった。『ジョーカー』より100倍面白かった。

基本的にはメイク・ア・ウィッシュの活動報告みたいな感じで、それが崇高な団体なのは確か。ちなみに日本にもある。

サンフランシスコの
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ハロルドが笑う その日まで(2014年製作の映画)

3.6

ノルウェー発のコメディだったけど面白かった。

IKEAが悪として描かれているけど、IKEAがこれを許したことも社会貢献の一環なのか。

軽めのコメディなのでそんなに深い映画じゃないんだけど、さすが北
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キット・キトリッジ アメリカン・ガール・ミステリー(2008年製作の映画)

3.8

面白かった~!

確かに映画的というか、出来すぎた話なんだけど優しい世界で心が洗われた。

恐慌下でも気高く生きる両親像。友情とか夢を追うこととか、とにかく王道なんだけど一つ一つのシークエンスが本当に
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.5

実際に音楽やっていると音楽系の映画って嘘くさくてあんまり楽しめないんだけど、これはそれなりに面白かった。

ベースとかワザと下手に弾いて素人っぽさを出してたり劇中の楽曲も工夫されていた感じ。

家庭環
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ポビーとディンガン(2005年製作の映画)

2.0

原作既読

原作が大好きで映画も期待していたんだけど、まあ微妙だったかなあ。

確かに原作を忠実に再現していたけど、原作にある児童文学特有の荒唐無稽な感じとか、スケール感が失われてしまったのは悲しかっ
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ミニー・ゲッツの秘密(2015年製作の映画)

2.8

独特な映画だった。15歳の少女の成長物語だと思うんだけど、性的な部分や家庭環境を含めてあんまり共感できなかった。

時代設定が古いんだけど、倫理観って時代が古ければ古いほど現在と乖離していくので表現の
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

3.8

ディズニーアニメってそんなに好きじゃないんだけど、このラプンツェルだけは何故か好き。

コメディっぽいところとか、ブラックユーモアみたいな部分であんまり説教くさくないのが良いのかなあ。

とにかくキャ
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ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

3.3

軽めの映画かと思ってたんだけど、意外と重い部分もあり、まあリリー・コリンズ繋がりで『あと1センチの恋』もそんな感じだったので妙に納得したというか。

薬物の女の子がラスト登場せず終わるのがリアルで、そ
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フローズン・タイム(2006年製作の映画)

3.7

ショートフィルムでは時間の価値感みたいな部分を朧気に見せる形で確かに考えさせらる内容だった。

普通の映画に作り直して恋愛要素が加わって蛇足になるかと思いきや、意外にいいバランスだったと思う。

ただ
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ファーザー(2020年製作の映画)

1.5

確かに斬新な映画でリアルでもある。それとアンソニー・ホプキンスの演技力が凄まじい。そういう部分は評価に値すると思う。

ただ、やっぱりストーリーが悲しすぎた。

これだとただ認知症になる恐怖心を駆り立
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マイ・バッハ 不屈のピアニスト(2017年製作の映画)

2.7

伝記モノということで実在する主人公は確かに尊敬に値すると思うんだけど、映画としてはいまいちな印象かなあ。

もし僕の指が動かなくなって、納得のいく演奏が出来なくなったら楽器をやめると思う。

クラシッ
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.2

苦手なウェスアンダーソンだけど、これは意外に面白かった。

観念的というか抽象的な映画なのかと思ったんだけど、そんなことはなくて。かと言って比喩でもない。結局観たままの映画なのだと思う。

一般的な映
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ことりのロビン(2021年製作の映画)

3.0

フェルトのかわいいストップモーション。クリスマスの映画で若干観るタイミング間違えた笑

ショートムービーなので短いんだけど、主題はしっかり伝わってきた。多様性みたいな部分で今っぽい物語。

ヨーロッパ
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ディック・ジョンソンの死(2020年製作の映画)

3.8

面白かった~!

根底あるのは死生観。それを明るくポジティブに描ききったのは凄く良かった。

母親が認知症になり施設に入れたことへの贖罪みたいな部分が主にあると思うんだけど、同じく父親も認知症になり、
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

2.8

気になっていたドキュメンタリー。ようやくネットフリックスで観ることができた。

音響の歴史みたいな部分は確かに面白かった。

現在の音響に関しては既知の部分が多くて目新しさはあんまりなかったかなあ。
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CURED キュアード(2017年製作の映画)

2.8

設定にオリジナリティがあって期待してたんだけど、まあまあ面白かった。

ただストーリー全体を通して色んなメタファーが組み込まれていたと思うんだけど、その比喩表現に注力しすぎて肝心の本ストーリーがおざな
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スルー・マイ・ウィンドウ(2022年製作の映画)

2.0

前半はまあ面白かったけれど、中盤以降失速した感じかなあ。

というか中盤以降話に進展があまり無いので何を見せられているのか良く分からなかった。

なのでストーリーはあって無いようなモノなんだと思う。
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ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

3.0

亀のアトラクションが好きなんだけど、元ネタを観たこと無かったので観てみた。

ニモサイドとお父さんサイドに分かれており、テンポが良くて面白かった。安心して観ていられるエンターテイメント作品だった。
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

1.8

結構期待してたんだけど、あまり響かなかった。

確かに良い話なんだけど、嘘くさいというか、まあ取って付けたような起承転結で少し冷めてしまったかなあ。

何処かで観たようなオリジナリティの無いストーリー
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フランシスコの2人の息子(2005年製作の映画)

2.8

ノンフィクションということで現実味のあるストーリーだったのは確かに。

幼少期は凄く丁寧に作ってあった。だから前半はまあ面白かった。ただ青年期になった途端一気に作りがラフになる。で、最終的に本人が登場
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