恋愛あり!スリルあり!大冒険!
広告会社の社長の主人公は、ひょんなことから悪の組織からCIAの諜報員だと勘違いされてしまう。行き違いから警察にも追われる身となった主人公は、怪しげな美女に助けられなが>>続きを読む
不在に抗わんとして。
娘の失踪から数ヶ月。夫婦は娘に関する情報を得ようとビラを配り、何とか手がかりを得ようと四苦八苦する。帰らない娘、夫婦の溝、ネットでの誹謗中傷。彼らへの責任を果たそうとする地方局>>続きを読む
この年代のおもんない映画ははじめて観たかも!
休暇をベニスで過ごす老紳士。同ホテルに泊まる少年に惹かれ、堕ちていく...
プロットはそこまで嫌いじゃない。一言でまとめたら↑のあらすじも面白そうに見>>続きを読む
小さい頃から好きな映画だったが、2024/05/16に再鑑賞。
アトラクション映画というか、観客を楽しませることに関して本作を超えることはもう二度とできないんじゃないか。そんな寂しい想像をしてしまう>>続きを読む
愚かさ。
言わずと知れたキューブリックの名作。この映画の作られた時代的背景や社会的意義にも思いを馳せながらの鑑賞。核による世界終末のリスクが高まっていた時代では、この映画はまた違った受け止められ方を>>続きを読む
サイコ!!!
64年前かぁ。今見ると割と典型ではあるとは言え、ちゃんとどんでん返しもあるし、思ったよりは普通に楽しめた印象。悪くは、ないかなぁ。
ところで、お金盗んだ女の人とモーテル経営者の演技が>>続きを読む
恋に搭乗し、恋に飛行する。
WKW作品は3作目。その中では、一番好きかもしれない。
本作のプロットは刹那的で、不連続的で、不親切だ。2組の恋は唐突に連結されるし、恋の物語も典型から悉く外れる。>>続きを読む
末期癌と脳腫瘍を宣告されもう余命が長くない二人は、病院を抜け出し、生涯見たことのなかった海を最期に見に行こうと決心する。マフィアから車を盗み出し、銀行を強盗し、警察とマフィアに追われながら彼らが最期に>>続きを読む
鮮やかな幻想と、確かな絆の物語。
面白かった。映画において雰囲気を統一することと、物語の軸を一貫させること、魅力的なキャラクターを配置することがいかに大切かよく分かる。
どう切り取っても美しいカッ>>続きを読む
「あそこは鹿の通り道なんだ。そのとき、鹿はどこへ行くんだ?」
「この10年間で、一番気持ちよかったっていうか、何というか。」
場所は日本の田舎。鹿たちの住む美しい冬の山々とそこに暮らす人々の元に、>>続きを読む
今年も今年とてコナンを観た!!!!
生きる。辛く厳しい世界を、全てを奪われズタボロになろうとも、ただひたすらに、生きていく。
ナチ占領下のポーランド。元ピアニストであるユダヤ人の主人公は、ときにゲットー、ときにパルチザンの隠れ家、とき>>続きを読む
ブラボの世界観の発芽の助けになった作品!世界と美術はそれなりに良いけど、脚本に思わず笑っちゃった。しっかり伏線を張って、物語に必然性の導線を張っておこうね、という教訓を痛いほど学べる作品。
日常は侵され、壊れていく。けど関係ない、日々がこんなにも楽しくて、今を生きていけるのだから。
最高の映画体験。少なくとも、今日までにみた今年公開作品の中だとぶっちぎりベスト。素直に、死ぬほど面白かっ>>続きを読む
再会ーー時を超え、変わるもの、変わらないもの。
小学生の頃の初恋の相手であるナヨンとヘソン。ナヨン一家の移住をきっかけに離れ離れとなった彼らは、それから12年後に、再び繋がり、海を隔てて仲を育む。し>>続きを読む
「バビーは死んだ、もうパピーだ」
異常な母親のもと35年間暗い部屋の中で暮らし続け正常な発達を妨げられてきたバビー。機会を得て外の世界に独り放り出されたバビーは、数多もの出会いを経て、パピーへと成長>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
巻き込まれた男、掌で踊る。
クリストファーノーランの処女作。低予算を感じさせない面白さだった。白黒の映像が細部の荒さを隠し、かつ犯罪の匂い(フィルムノワール風味)を漂わせ独特の味わいを産んでいた。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
老いと、子供と、幸せと。
小津安二郎作品は2作目。1作目の秋刀魚の味が好みだったので楽しみな作品だったが、期待を裏切らない素晴らしい作品だった。
物語は、東京に住む子供たちのもとを訪ねる老夫婦から>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
僕は映画中に席を立つことは決してないし、そうしたいと思ったこともあまりない。ただ、この映画の中盤は本当に目を逸らしたくなったし逃げたくなった。
先に技術的な側面から振り返りたい。舞台装置を極限まで排>>続きを読む
どの北野作品にも共通したテーマとしてあげられるのが,人の愚かしさ,滑稽さだと思う。北野作品で行われる行為には失敗がつきもので,それがシュールの皮を被って笑いへと昇華されていく。
今作においてもそれは>>続きを読む
狂暴であり,凶暴。
たけし演じる刑事は,アウトローな男で暴力への躊躇がない。タイトル通り,「凶暴」。その狂暴さは危険な組織・人間にも向けられていき,いつしか家族も巻き込んで騒動になっていく...>>続きを読む
欲に塗れ、血に濡れる。
おもろかった。戦後間も無くの景色も、そこで生きるヤクザたちも、期待通り。
ゴッドファーザーみたいな日本以外のマフィア映画と比べながら観るのが楽しかった。シノギの概念や対立の>>続きを読む
「人間という奴は自分に都合の悪いことは忘れちまって、都合のいいウソを本当だと思ってやんだい。そのほうが楽だからな。」
物語は、燃え跡と化した羅生門で雨宿りをする男たちから始まる。そのうちの一人が、「>>続きを読む
夢に生き、現実に生きる。
今敏作品は千年女優に次いで2作目。正直言って、今作の方が断然好みだった。
まず、構想の時点で勝ちと言っても良い。非人間的な現実と対比される、人間的な部分の逃避先としての夢>>続きを読む
昭和の幸せ。
小津映画ははじめて。日常を芸術に変えてしまう映像、丁寧だが退屈しない脚本、そこに生きているとしか思えない登場人物。どれをとっても感動の域にあるものだった。
1962年、62年前の幸せ>>続きを読む
首尾一貫しててまともに脳味噌付いているのが闇の軍勢しかいない。こんなご都合主義映画でええんか...
3部作の中だと一番マシ。退屈なシーンもいっぱいあったけど、冒険自体は嫌いじゃない。ホビットの家に押しかけるシーンなんかは普通に好きだし。
これでいい。恋愛ってこれでいいんだよ。
飾り気の少ない恋愛映画。主人公の二人はいたって普通の人だ。華々しい職業についているわけでも、人並外れた美貌を持つわけでもない。でも、いやだからこそ、彼らの心の>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
コンセプト勝利!ってほどでもないコンセプト映画。
・詰めすぎた脚本
・いまいち決めきらない決めシーン
・びみょい主人公
・びみょい悪役
キングスマンは好きな映画なんだけどなぁ...
We are the Mods, we are the Mods, we are we are we are the Mods !
青春映画の金字塔。噂に違わぬ、若いうちに観るべき映画でした。
前>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
分からないことは、想像で埋めるしかない。
152分にも渡る長編しかも法廷劇で絵面自体は地味、ということで観る前は一定の退屈さを覚悟していた。が、その予想は裏切られた。
主人公のサンドラはまさしく信>>続きを読む