小山洋二さんの映画レビュー・感想・評価

小山洋二

小山洋二

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声/姿なき犯罪者(2021年製作の映画)

3.5

振り込め詐欺の裏側をリアルに見せる
派手なアクションというより
役者の表情を楽しむような
肩肘張らず見る事ができる映画

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.5

物語は仕事と子育ての中で
鬱になってしまった女性と家族の話

直接伝えられない苦悩の中で
どう接するか。

韓国社会の問題点
男尊女卑
キャリア社会
世代世代の考え方のギャップ
男性育児

などあるあ
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少年の君(2019年製作の映画)

4.1

受験戦争の中で起こるいじめがリアリティに描かれて残酷さに胸が痛む

貧困の中でいい大学に行くことが現状を打破できると信じ、友人も作らず勉強に打ち込む

この2時間15分の中に、イジメ、受験戦争、ストレ
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ロング・トレイル!(2015年製作の映画)

2.8

性格の違う爺さんがロングトレイルに出る話
特に大きなハプニングもなく起伏の少ない映画

若者には刺さらない映画だと思うが
年配者の腰を上げるためにはこれくらいの塩梅がいいのかもしれない。

何かを成し
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.0

話の展開が端折り過ぎて理解ができない。
理解したとしてもおもしろいとは思えない。
初めてIMAXで寝てしまった。
これがアカデミー賞とは

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.6

単純におもしろいのだが
そうきたかと思う意外な展開はあるものの
それまでの演技からは少々無理があるように感じた。

役者は素晴らしい演技なのは認めています。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.5

退屈な繰り返す日常を送っていた主人公
それがふとしたきっかけで急にブチ切れたように派手に暴れ回る
痛快アクション映画

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.8

ある程度の金融リテラシーがあると楽しめる。

逆に株がどうなってか理解できないとこの実話の凄さは半減してしまう。

人々がいかに信用格付けや敬意で投資をし本質を見ていないかもよくわかる。

それで実態
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V.I.P. 修羅の獣たち(2017年製作の映画)

3.5

狂気、残忍、サイコパスをリアルに表現し
検察がどう挑むかの見どころは多い

韓国映画全般だが演技派揃いで
感情移入してしまうし没入感も深い
そうして緩急つけながら展開するストーリー
はどういうクライマ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.6

IMAXレーザーで鑑賞

中学、高校時代にマンガを読んでいて
胸熱で泣いた世代です。

それだけに期待と不安が交差する

納得させてくれるのだろうか?
いつの話なんだ?
声優が変わる?大丈夫か?
井上
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.2

犬の視点で物語は進む
本当に犬が考えそうな心情が描かれ
飼い主に対して「そう考えているんだ」と
納得してしまう自分がいた。

いつも一緒に遊んでくれる飼い主
よく食べる飼い主
警察犬として仕事をさせる
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アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

4.8

アバターから13年
数々の3Dを観たがアバターを越える3D映画は未だ現れていない。

最初の衝撃のせいで記憶が改ざんされているのかもう一度IMAX3Dで観たいと願っていた。

2週間限定で劇場でやる事
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

-

アバターから13年
数々の3Dを観たがアバターを越える
3D映画は未だ現れていない。

最初の衝撃のせいで記憶が改ざんされているのかもう一度IMAX3Dで観たいと願っていたら2週間限定でアバターリマス
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.5

160分という長編映画
全く長いな〜という感じがなかった。

世之介の日常を切り取った
起伏の少ない映画なのにおもしろい
何故か?

始まって早々わかるカメラワークの良さ
「構図」の面白さが終始あり
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義兄弟 SECRET REUNION(2010年製作の映画)

2.4

韓国映画は好きだけど・・・
アクションシーンはごくわずか
そしてゆるい
役者の言ってる事とやってることの違いに違和感。立場の違う2人の友情を描きたいことはわかるが緊迫感がない。

コンフィデンシャルを
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.5

成り上がり落ちぶれる
マフィアの様を描いた映画

終始「ファック!」の連発
これをかっこいいと捉えるか
汚い言葉ばかりと捉えるかは観る人次第

全体的にマフィアを皮肉っているのか
頭が弱いキャラクター
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

2.0

忌まわしい過去の事件をひっくり返すという映画なのだろうが、全くおもしろいと思えなかった。どこがおもしろいと思ったのか皆さんのレビューも読んだがわからない。事件も調べたけどわからない。ブラビがかっこいい>>続きを読む

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.3

時代背景はベルリンの壁崩壊前
社会主義の東ドイツを描く

言論、芸術、社会批判を弾劾し
盗聴を張り巡らして監視する主人公

党に忠誠を誓い冷酷なまでに尋問をしていた主人公が盗聴を続ける中で心境の移り変
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スノーデン(2016年製作の映画)

3.8

この映画が世に出たことだけ凄い事。

映画というよりドキュメンタリー

真実は時に残酷だが、
真実を知る勇気を持ち観て欲しい
衝撃作品

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.7

子供向けというより忙しい大人に向けたメッセージ性の強い映画

観ていて何とも言えない気持ちになったり胸が痛んだりするのは何故だろう?

仕事仕事と大切な何かをどこかに置いて来てしまったのかもと考えさせ
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

4.2

本当のスパイとはこういうものか

ミッションインポッシブルのような
アクション要素はゼロ

時間をかけて潜入していく
渋い渋いスパイ映画ですが、
中盤、後半にかけて深みを増す没入感

北朝鮮をしっかり
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ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)

4.3

パリの美しい景色を
朝〜夜まで時間帯を変え美しく描く。

オスロ監督の独特の色彩
ほんと素晴らしい

今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.2

正直、ドラマの方が笑えた。
期待していただけにちょっと残念

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.8

無実の罪で捕まった障害者の父
一人娘のイェスンとの絆を描く

刑務所で人望を集め多くの人が応援してくれるようになる。

濡れ衣を着せられた裁判はどうなるのか
緩急あってよい作品

コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

3.4

終盤は良いが中盤までなんだか退屈な展開。韓国映画は好きだけど、銃で撃ち合っていたかと思うと素手同士で闘ったりとどうも納得できない。銃を使っていたのに何故、急に鉈や素手になるのか?

そういった矛盾は観
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アシュラ(2016年製作の映画)

3.4

アシュラというタイトル
修羅道という名だったらよかったと感じる。

修羅の道に生きる者の成れの果てを物語るような構成は歯切れが悪いが納得できる。

役者の演技は素晴らしいものがあるが善人がおらず、悪で
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.2

血生臭い韓国アクション映画
皆さんが言うようにカメラワークは面白いが、矛盾が多い事に違和感を感じてしまう。戦闘シーンで相手が待つ事が多くそのタイミングでやられてると思ってしまう。銃撃シーンは撃ち合い、
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悪魔は誰だ(2012年製作の映画)

4.2

過去の回想シーンが断片的に写し出され物語は始まり、誘拐殺人時効間近で犯人に接触。そして起こる次なる誘拐事件

伏線の回収、脚本が実にお見事!

そして見所は母親が泣き叫ぶシーン
迫真の演技は観る価値が
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.9

予備知識なしで鑑賞
これが実話というから驚きを隠しきれない。オワコンと言われる新聞だが、ジャーナリスト魂を界まみれ胸が熱くなり新聞の価値観が変わった。

映画の良し悪しの前に
この映画には知るべき事実
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