makiさんの映画レビュー・感想・評価

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目撃者(2017年製作の映画)

1.0

主人公、周りのサブキャラ、犯人も行動が理解もできないし共感もできないシーンが非常に多い。
刑事さんと奥さんは良いキャラだったのでその部分だけは救いかも。
しかし意味のわからないドジな展開が多すぎて終始
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

エドガー・ライト監督ということで、コメディタッチな所があるのかな?と思いきや、、、なんだこの重厚な見せ方とキャラクターの切り口は!!と唸らされた名作。
配役、役者の演技、ストーリー、展開のテンポの良さ
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エンド・オブ・デイズ(1999年製作の映画)

3.8

シュワちゃんに対する偏見で、純粋なアクション映画なんだろうと思っていたら意外にホラー要素と、感動要素がありました。
サタン役のガブリエル・バーンが良い演技。憎たらしいけどかっこいい。
ラストが好き嫌い
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.0

観る人間がカメラを構えてその場にいるかのような見せ方、とても面白かった。

みんな大好き熊のシーンや、息子の胸の上で目を閉じていくレオ様演じるグラスの吐息でカメラのレンズが曇っていくシーン。普通なら「
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凶悪(2013年製作の映画)

4.0

リリーさんの演技が素晴らしかったです。

実話ベースである事を考えると安易にエンターテイメントとして捉えにくいのですが、そこを分けて考えれば作品としては好きです。

構成で時系列が序盤~中盤まで前後さ
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

4.5

デイブレイカーで知ったスピエリッグ兄弟の作品ということで、期待して鑑賞。

この兄弟特有の雰囲気のある作品を今回も楽しませてくれました。

後半の展開がテンポ良く、少しづつ「もしかして?」と真実に気づ
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

5.0

作中での主人公の見せ方、カンバーバッジの演技が素晴らしい。

時代さえ違えば、もっと自由に生きる事が出来たであろう主人公の不遇が悲しく切ない。

そして、全体を通して断片的に幼少の頃の記憶で主人公の一
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

去年、wowowで鑑賞しました。

主人公が物語の中で成長していく姿はもちろん、父親と息子の交流の描き方が特に良かったです。

フードトラックを準備する時期はまだ親子の関係が上手く行ってない部分もあっ
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

5.0

NASAの元技術者、ホーマー博士の著書が元になっています。

アメリカの超がつくような片田舎で、高校生だった頃のホーマー博士が仲間や学校の先生、身近な大人達、そして両親の支えの元で紆余曲折を経てロケッ
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八日目(1996年製作の映画)

-

点数がつけにくい作品。

この作品内での自閉症の人達の行動に対して、どこまでリアリティを感じられるのかで、好き嫌いがわかれそうな気がしました。

アリーの変化は途中までは良いんですけどラストでは心配に
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ゼロ タウン 始まりの地(2012年製作の映画)

4.5

なんとなく観たのですが、すごく良かったです。

ベイルートでパレスチナ難民として暮らす少年ファヘッドが空爆で大切な人を失いながらも希望を忘れず強く生きようとする姿や、イスラエル軍のパイロットのヨニと出
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ソウル・サーファー(2011年製作の映画)

4.5

実話を元に描かれた一作。

突然の不運なんて誰にでも起こりうる事ですが、自分だったら主人公のべサニーのように強くいられるだろうか、など色々考えさせられました。

また、べサニーが腕を失ってからも対等な
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アフリクテッド(2013年製作の映画)

2.5

内容を全く知らない状態で見始めたので、予想外な展開を面白く感じられました。

怖くはないのですが、表現がけっこうグロいというか・・・どちらかというと気持ちが悪くて2回目を見たいとは思いませんでした。
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マイ・ボディガード(1980年製作の映画)

4.0

少年同士の友情物語。

リッキー・リンダーマンを演じるアダム・ボールドウィンが可愛いです。体格は大きいのですが性根が優しい少年で、とある事件をきっかけに周囲がリンダーマンのことを誤解している状況の中、
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ザ・スナイパー(2005年製作の映画)

4.0

この作品、私は好きです。

若干ブロマンス要素を感じるコメディです。シャーロックとか好きな人だったら楽しめるかな???

ピアース演じる殺し屋が情けなくてだらしないんですけど、それがピアースの外見だか
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.0

こういうミュージカル作品って楽曲優先の構成になるのでメッセージ性の類が薄めなのが残念です。
見てる最中は楽しいしテンションが上がるのですが、見たあとすぐに作品の存在を忘れてしまいます。

出演者は本当
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スティーヴン・キング ファミリー・シークレット(2014年製作の映画)

3.0

タイトルとこのパッケージのまんまの内容です。今このレビュー書くまで、パッケージ知りませんでしたが。

観ている間に飽きるという事もなくラストまで楽しめました。

まあこうなるだろうなという展開と、少し
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ニューオーリンズ・トライアル(2003年製作の映画)

4.0

作品の中の表現に時代を感じたり、主人公の過去が暴かれるまでもなく…事情や展開に想像がついてしまうんですが、それでもなお心打たれる作品でした。

特にダスティン・ホフマン演じる弁護士の芯の通った生き様が
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

5.0

たまたまテレビをつけたらwowowで放送している最中だったので見始めた所、単純に展開が面白すぎてどうなるのか気になり、夜中だったのにラストまで思わず見てしまいました。

エイミーというキャラクターの完
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悪童日記(2013年製作の映画)

4.5

原作未読なので詳細についての比較などは出来ませんが、この映画だけでも十分見応えがありました。

戦争によって幸福な家庭で育った双子の美少年が、田舎で魔女と呼ばれる祖母の元で戦時下を過ごす中で変わってい
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MAMA(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ラストが腑に落ちるか落ちないか、そこで好みが分かれそうな気がします。

というより、MAMAが実の子の亡骸をゴミみたいに投げ飛ばすあたりどうなのって。そこらへん引っかかります。その流れからリリーが連れ
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キングスマン(2015年製作の映画)

5.0

続編が日本だという事で今から期待しています。

マシュー・ヴォーン監督はほんとこういうの得意ですね、監督のせいですっかりテイクザット好きになってしまったのも業が深い…気がする!

暴力を作中でどれだけ
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紙の月(2014年製作の映画)

4.5

角田光代作品に弱いです…。
「女の業」みたいなものを描かせたらこの人の右に出るものはいないんじゃないか、と毎度思います。

ふとした描写ですら、苦しくなってしまいます。

作中で上司からかけられる言葉
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あしたの家族のつくり方(2013年製作の映画)

3.3

序盤はこれからどうなるのかなと期待できる見せ方で、主人公にも好感が持てます。

中盤、今まで主人公の周りに存在していた色んなものが音をたてるかのように消えていってしまう展開にそれなりにハラハラドキドキ
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複製された男(2013年製作の映画)

4.0

ジェイク・ギレンホール目当てに、うっかり鑑賞。

なんだろうこの作品すごく暗いなあ、ジェイクは相変わらず良い演技するよなあ、この空気はまるでジャパニーズホラー観てるみたいだなあ・・・などと思いながらラ
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.0

サイモン・ペッグファンには嬉しい展開盛りだくさんでした!!

今作のベンジーの可愛さ、尋常じゃないです。
笑えるシーンもたくさんあって、さすがコメディーを得意とするサイモンだなあと思える演技が見れて満
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

4.0

最後の最後まで、卒の無いエンターテイメントでした。

ローグネイションを先に見てしまったんですが、一応こちらのラストでフラグ立てはしてあったんですね。そういう細かい所まで作りこむトム・クルーズの美意識
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マレフィセント(2014年製作の映画)

4.0

wowowでの放送を録画してあったので、ちょっと冒頭だけ観るかなあ…と軽い気持ちで観たら結局最後まで観てしまいました。

脚本を書いた人は男性に何か恨みがあるの??!!という疑問は残りましたが、シンプ
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ラストキング・オブ・スコットランド(2006年製作の映画)

4.5

この映画、すごく好きで何度か繰り返し見ています。
独裁者に変貌していくアミンを演じるウィテカーの狂気を感じる演技。何度観てもゾッとしてしまうくらいのリアリティがあります。

マカヴォイの男らしすぎない
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セッション(2014年製作の映画)

5.0

作品の持つ緊張感で思わず息を押し殺して鑑賞してしまいました。

ラストギリギリまでお互いに、最早憎しみあってると言っても過言ではないあの関係。


フレッチャーの行為は、目指すものが高い所にあるからあ
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

イーニドの誰とも親密になれない姿に共感しすぎて、想像していたより辛くなってしまった作品。

一番の親友にもなんとなく意見を合わせて本当の事は言えない所とか、恋愛でも素直になれなくてでも両思いになった途
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.9

原作未読ですが、漫画版の一話だけ以前に読んだのでおおまかな設定だけ理解しつつ鑑賞。

SFあるあるネタのループの見せ方ですが、しつこくならないように上手く脚本を練ってあり、感心しました。

序盤は斜に
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.5

マコノヒーとジャレッド・レトの演技に魅せられました。

特にジャレッド・レトが唯一スーツを着たシーンの色気がなんだかもうすごい。細身じゃないあのサイズ感のスーツをセレクトした衣装のセンスも最高です。あ
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.5

配役が非常に良かった!
ドゥーフワゴンやギガホースなどのデザイン、発想が素晴らしくて観てるだけでもテンションが上がります。

脚本はシンプルといえばシンプルですが、必要な部分までは削っていないので説明
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アレックス・ライダー(2006年製作の映画)

3.3

観たのが公開当時なので少し記憶が曖昧ですが…

脚本はどちらかというと、子供も楽しめるテイストに仕上がっていました。複雑な展開は一切無しのシンプルさです。

主演のアレックス・ペティファーの外見に美し
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サムソンとデリラ(2009年製作の映画)

4.0

中盤まで、レクイエムフォードリーム並みの鬱々とした展開が続くのでこのまま終わってしまったらどうしようかとハラハラしながら観ました。

厳しい現実の中でもデリラが真っ当に生きようとする姿勢が美しい分、サ
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