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衝撃
タイトルにもなっている「システムクラッシャー」とは、あまりに乱暴で、ケアホームや里親など行く先々で問題を起こし、施設を転々とする攻撃的な子どものことを指す隠語らしい。
親切なケアマネジャーや>>続きを読む
やられたらやり返す。それで良いの?
タイトルに“哲学”とあるので、なにか特別な授業をやってるのかと思ったが、基本的には校長先生が行う「対話」を中心とした授業。
子供たちのトラブルは世界共通なので、>>続きを読む
18歳の頃出会った台湾での淡い恋。
18年後彼女に会いに日本にきたジミーの過去と現在を美しい風景が彩るロードムービー。
ジミーを演じるシュー・グァンハン、アミを演じる清原果耶、ふたりの繊細な演技>>続きを読む
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土砂降りの羅生門の下で杣売りと旅法師が暇を持て余した下人に語る、ある殺人の顛末。物語の導入として、このシチュエーションがなんともワクワクする。
検非違使の前で証言する杣売りと旅法師。そして当事者であ>>続きを読む
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独特のカメラワークと美しい信州の自然がとても印象的な作品。
ただ、冒頭の木と空を映す長回しは半分寝てしまった。
巧という人物がその素人っぽさと相まって背景が謎すぎて不気味さすら漂っていた。制作スタッ>>続きを読む
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ふたりの少年の王道友情物語。
まずは、尾野真千子&竹原ピストルの夫婦の演技が良かった。旦那も子どもも頭をバシバシ叩く昭和の母ちゃんあるある。2人とも口は悪いがその実、とても愛情深いという役がとても自>>続きを読む
過去イチで時系列に混乱させられる映画。
話の筋自体は難しくないし、正確に理解しなくても話はわかるんだけど、気になって2回観たくなる。
今見ると本当豪華キャスト。で、ジム・キャリーは何やっても味があ>>続きを読む
今まさに起こっている戦争。
ドキュメンタリーであってもカメラを通すと、それでも対岸の火事に思えてしまう自分に気づく。
ただ改めて考える。
どうやったらこの戦争を止められるのか。
武力以外の方法>>続きを読む
2024年になっての初鑑賞。
アジア人が出稼ぎに来る超円高の日本(円都)とそこに群がる移民たち(円盗)どちらも「イェンタウン」と呼ぶ世界。
多国籍テイストのディストピア映画を日本で作ったことが面白>>続きを読む
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軽やかなピアノの音色とともにエリオの夏が始まる。
大人と青年の、終わりが約束された恋。
急に思い立って2人の荷物をエリオのリュック一つで、自転車で街へ出かける。エリオのリュックに何も言わずにタバコ>>続きを読む
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例によってポスターだけで観た本作。前半からよくわからんシーンの連続でかなりウトウト。
ノワールというより、日本の中国侵攻歴史物で、誰が誰だかわからんし、虐殺あるし、かなりゲンナリ。
と、後半>>続きを読む
原作未読。
DTMでの作曲ってこんな感じか〜という今どきの音楽青春ストーリー。
先輩バンド、普通にいい曲やってるのに作中ではなんか古く見えてしまう。
とにかく清澄のつくる曲がかっこよく、Yaff>>続きを読む
最初は3DCGに違和感があったが、後半にはすっかり慣れてこれはこれでアリ。
9課は解散し、チーム「GHOST」になってチームワークがより増してて楽しい。
サイトーはいつも美味しいとこ持ってくな。>>続きを読む
奈良の山中、静かな集落の家族の物語
ロケーションありきの作品
山
川
道路を挟んだ旅館
2人で、3人で、みんなで囲む食卓
イヒカのまっすぐなまなざし
映えるカットの連続
映像が素晴らしかった>>続きを読む
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花粉症の薬が効いてウトウトしながら観てました。。。
山田太一の原作からは大きく設定変更されたらしく、親や恋人と分かり合えなかった孤独を、ゲイ(クィア)である事の苦悩を軸に描いている。
既に亡くなっ>>続きを読む
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ゲームのクリーチャークリエイターであるフリアンは、知らない間に溜まったストレスもあったのか、ひょんなことからパラフィリア に目覚める。
しばらくは女性に興味が持てなくなっていたが、気の合う異性である>>続きを読む
「正義」を信条にドキュメンタリー取材を続ける主人公に、突きつけられる選択。
もし、自分に同じことが起こったらと考えざるを得ない様な生々しさ、
リアリティがありすぎるためか、観ていて終始しんどく、観>>続きを読む
思うまま自由に生きるミソと
周りの期待に応えようと生きるハウン。
2人それぞれに抱えてきたものと、互いを想う気持ちを描く脚本が素晴らしく、濃厚なドラマが楽しめた。
主演のふたり、10代から30歳く>>続きを読む
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『カラオケ行こ!』の齋藤潤と『雑魚どもよ、大志を抱け!』の松藤史恩のダブル主演。
大衆演劇一座の1ヶ月の公演のために引っ越してきた裕貴。彼の将来への葛藤や建や茉耶との友情などストレートながらも楽しめ>>続きを読む
航空パニック×脱出サバイバル!
アクションムービーとして無駄なシーンがない秀作!
まずは全編を通して、ジェラルド・バトラーの頼れる機長ぶりが凄い。こんな機長の飛行機に乗りたい。
ガスパールとのバディ>>続きを読む
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異色のタイムループもの。
このタイプの映画にジェイク・ギレンホールはピッタリ。
列車事故で死んだ人間の意識に、脳だけが残っている状態の主人公をリンクさせるというトンデモ技術🤪
犯人を見つけるまで、>>続きを読む
鈴木亮平の冴羽獠、お見事!
も⚪︎こりとシリアスのバランスも良かったし、銃捌きもカッコよかった。
もちろんバキバキの体もw
メインアクションのところが、流石に無理あるので、そこはも少しリアルにやっ>>続きを読む
ファイアスターター、スケアクロウ、ドミネ、自己消滅するスタックスネット型?パッケージ化、、、固有名詞多すぎて頭がついていかない。
音楽、opやedアニメ、無機物はカッコいいが、人物の作画が他シリーズ>>続きを読む
思ったより設定や人物紹介に時間をかけていて、半分すぎてようやくゲームスタート。
設定が最近のオンラインゲームっぽいが、むしろ逆で、本作の世界観を真似したのかな?
王道展開なのであまり語るところがな>>続きを読む
フェイスブックの誕生物語を描いているようだが、あくまでフィクションということで良いのだろうか。
スタートアップ企業が大きくなるにつれて起こる、創業者間や思いのズレ、投資家に翻弄される様が生々しく>>続きを読む
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クリストファー・ノーラン監督の初監督作品。
メインの筋がしっかり練られており面白かった。
序盤から急に話が?となったが、そこはノーラン、時系列を効果的に入れ替えており、観る側を翻弄するテクニックとし>>続きを読む
草薙素子が去ったのちの公安9課のバトーを中心に描かれる。攻殻機動隊からの流れでテーマは記憶とは?自我とは?
電脳をハッキングされれば「無い」ものも見え、「有る」ものも見えない。
そもそも「有る」と>>続きを読む
西洋的視点で描かれた東洋の街と独特の音楽で構築されたサイバーパンクの世界観。メカや構図のかっこよさ。草薙素子はじめ、バトーやトグサ、荒牧部長など主要キャラクターの声優のハマりぶりなどスバラシ要素てん>>続きを読む
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戦後の公聴会とオッペンハイマーの人生を交互に展開し、研究者としての栄光と苦悩を描く。
作中オッペンハイマーは、神から火を盗んで人間に与えた罪で罰せられるギリシア神話のプロメテウスになぞられる。
で>>続きを読む
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世界に何かが起こってる。
座礁するタンカー🚢
助けを求める異国人
ドローンから落とされる謎のビラ📃
墜落する飛行機✈️
時々やってくる騒音🔈
集まってくる鹿🦌
突っ込みまくるテスラ
武器商人エピソー>>続きを読む
レナード・バーンスタインのエネルギッシュで繊細で愛に溢れる人生を描く。
傍らにはいつも妻のフェリシアがいた。
物語はレナードとフェリシア中心に描かれており、他の登場人物は存在感がとても薄く、長女の顔>>続きを読む
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離れてわかる親のありがたみ。
クリスティンは、家を出る前から親のありがたみは充分わかっていた。それでも、自分の100パーセントを母親にわかってもらえないことにいつも苛立つ。
その点、大学で親元を離>>続きを読む
前作は話の展開がおそかったが、満を持しての本作は3時間みっちり楽しめた。
むしろ終盤はやや駆け足だったので、前作とのバランスもうちょっとなんとかならんかったかなと思った。
大スペクタルの映像と>>続きを読む
前後編の前半。原作未読。
ずっと気になっていた原作なので、アニメ化ということで早速鑑賞。幾田りらとあのちゃんのCVがかなりハマってる。
宇宙船が来たけど、それもいつの間にか日常になり、時々事件事故>>続きを読む
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目黒蓮がいくつか新人賞を取っていたので鑑賞。
大正時代を舞台に異能を使える一族たちという設定だが、いかんせんやろうとしてることに対して時間が短いので、各キャラクターの背景の掘り下げが少なく、展開>>続きを読む
人種問題そのものをテーマに作られたコメディタッチの作品。
売れることだけに興味がある編集者やハリウッドへの皮肉のつもりが、、、裏目裏目にでて物語が転がっていってしまうところが、フィクションでもあ>>続きを読む