みんみんばたばたさんの映画レビュー・感想・評価

みんみんばたばた

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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

権力のある人 男性という性にとって有利な法律・政策にNOをつきつけるきっかけになった記事が出来るまでを描いている。ジャーナリストとはこういうものかとわかる映画だった。記事になるまでに上司を交えたチーム>>続きを読む

梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

4.0

自閉症の息子と母親の二人暮らしの危機感から支援の手へゆだねる。しかし そこには 現実社会が。今もそこかしこにある「現実社会」なのだとあえて言いたい。
何か解決して 大団円という終わり方ではないが少し兆
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碁盤斬り(2024年製作の映画)

3.9

ストーリーとしてはひねりがあるわけではないが これは役者力で見せる映画で 確実にそうなっている。
碁盤にかかる照明 ライティングが美しい。
江戸の街並み 吉原の風景 最新技術も駆使してだろうが その美
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.5

生き方に満足してこの選択しているわけではない。現実の世の中では法整備は出来ていないがこのような方向性ではあるなとは思った。知らない関係では淡々とこなせたことが 人として認識した時に 冷静でいられなくな>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

当時当然のこととして行われていた「グリーン・ブック」。
その意味を演奏旅行の先々で見舞われる色々で見ている私も知っていく。
差別がどのように行われ 人々の中に根付いていたのかよくわかる作品。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

長い服役から社会に復帰。そこに待っているのは偏見。自身の実直すぎる面も生きにくさに。その生きにくさの中にも 応援してくれる人の力を得て仕事へと。
しかし 社会の嫌な面はそこかしこに。ぐっとこらえるのが
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

人はどうしても見たいものだけ見る 辛い事には目を背けたい。が 突然の終わりを迎えてしまった時 どうしても色々折り合いをつけるのが苦しくなる。
車中という狭い空間だからこその距離の取り方で心情の変化も見
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Gメン(2023年製作の映画)

3.8

キャストが全員高校生の年齢では無いのは正解だと思った。主要キャスト5人ともハマっていた。ケンカのシーン多いが 綺麗なアクションで見ごたえも。
田中さん 高良さんの先輩二人がカッコイイ。
松也さんの凄み
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.8

居場所がわからない 自分が何者?って思春期あるあるだけど 好きなもので何となくのつながりのように見えて 割と濃密な関係だったりする。
人はやっぱり人との関係の中で生きていくんだなと思う作品。

セックス・アンド・ザ・シティ(2008年製作の映画)

3.8

ブランドに囲まれた生活 華やかなドレスなど憧れがそこかしこにあった作品。親友の女性4人は奔放のようで堅実な考えだったように思う。50歳の女性が直面するストーリーとしては単純なのだけど 引き込まれた作品>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.7

半地下の存在から考えさせられる映画。独特の匂いで違和感を感じるのも格差の見せ方として絶妙。
ただ 終盤なかなかのグロテスクな展開で二度見る勇気は無いかも。

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.7

インドという多言語国家ゆえの悲劇。だけど「あるある」なのはビックリです。養子先では大事にされてはいたけどやっぱりルーツは知りたくなる。その探索方法がグーグルアースなのは時代だなと思った。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

生まれた時から自分以外の家族がろう者という世界では自分の方が異端。でも外の世界では家族のが異端。その家族でしか生きた経験がない自分にとっては人から見ると大変だろうと思うことも「普通」のこと。
そんな家
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.8

そこで言葉をかけんかい と突っ込みたくなる。それがすれ違いなんですよね。お互いの思いはあるのに歯がゆい。色んな夫婦の形が散りばめられていた。気軽にただただ笑うために見てもいいし 深く考えて見てもいい作>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

3.7

認知症の方が感じていることなんだとするとその人にとっては「ホラー」でしかないのはよくわかる。家族との暮らしがどうあるのが良いのか考えさせられる映画だった。

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.7

物語としては過去に見たことある内容。でも こういう普遍的なものの方が夏になると思いだして何となく見たくなる映画なのかもしれない。
意識的にその時代の流行りや衣装を見せ 記録的な意味合いもあるのかもと思
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ばるぼら(2019年製作の映画)

3.6

ストーリーを楽しむというより映画を楽しむという内容かなと。漫画が原作だから夢 幻とも解釈出来るかも。グロいシーンもあってびっくり。

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.8

制度にどうしても線引きが必要なこともわかるが、福祉って何のためにあるのかとも思う。尊厳を傷つけるのは、日本も外国も変わらないんですね。救いは、ダニエルが全く人との関わりなく生活していた訳ではないので孤>>続きを読む

くちづけ(2013年製作の映画)

3.5

ちょっとドタバタが多い。兄妹の結婚 知的障害者の犯罪 親の年金搾取など問題点は取り上げているが掘り下げは無い。最後親が選択せざるをえなかったのはどうしてかも今ひとつかな。
最近他の海外ドラマや映画を見
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.7

人は何かしらのものをそれぞれが抱えて生きているんだなと改めて思った。それはでも誰にも言えること。だからこれは特別なドラマではなく日常なのかなと。
また一果役の服部樹咲さんが秀逸。多感な年齢と境遇をみご
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

パートナーや子供を引き取る過程が余り描かれて無いが、直感的な行動なのかな。日本でもそうだが実の親に与えられた権力が強い。だからこそ親は責任があるのだが。この場合は権力あるものが差別のためにも利用してい>>続きを読む