Machyさんの映画レビュー・感想・評価

Machy

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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.6

構成からしても、観ていてしんどくなる方も多いかな。入り込めるためにはコンセプトを知ってから観た方がいいかと思います。

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.8

十代の多感な頃、些細な事で大泣きしたり、戸惑いながらも自分探しがあったりで、それを自然体に描けてる感じが良かったけど、エマとのラブシーンからはちょっといただけない部分が多いように思いました。3時間ほど>>続きを読む

氷の接吻(1999年製作の映画)

3.2

監督と出演者に期待して観たけど、何だろうか?B級を撮るつもりではなかったんだろうけどB級。映画を撮るって難しいですね。
病んでるにしても、赤のジャケットで尾行とか、突っ込みどころも多過ぎてただただ残念
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テオレマ 4Kスキャン版(1968年製作の映画)

3.6

描きたいことには興味があるけど、この映画でそれが面白かったかと言えばそうでもないです。
テレンス・スタンプが主役でもない。役者さんは割といいです。

そんなの気にしない(2021年製作の映画)

3.8

あまり映画を観ない人ならほぼ確実にブチ切れそうな作品。そもそもこういうのが好きなら高評価だし、嫌いなら低評価になるでしょう。

もう既に地に足つけて、仕事に恋にバリバリ人生送ってる人には不要だけど、何
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

3.6

もう一捻りあってから終わって欲しかった気はしますが、あら、フランス映画の割にというのか、ちょっと意外な感じでした。

妻役は本当に愛らしいし良妻、もう一人も単純に嫌な変な女性でもなく、それがまた普通の
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

よくある話ながら、どうやってパワハラ、無茶苦茶な勤務時間・要求に立ち向かっていくのか、心持ち等々生き抜き方を教示している点は、今の若い人にはどう映るのだろうと思いながら観ていました。
まあ、結局ただの
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エベレスト3D(2015年製作の映画)

3.2

この手の映画は普段観ないのですが、YouTubeで山の事故を観て、エベレスト登山の話も知ったので、興味を持ってこの映画を観ました。

そういういきさつで観ると、もう少し教訓になるよう、エベレストという
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ブリキの太鼓 ディレクターズカット版(1979年製作の映画)

4.5

もう一度観たいと思っていたら、ディレクターズカットがあったので観ました。

今の時代の人が観ると、さらに生々しく、エグさが際立ち過ぎて受け付けないかもしれませんが、生身の人間というか、美しく飾り付けず
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.8

トランスジェンダーを化け物扱いするのは、そりゃ間違ってるけど、自分の夫を取った人っていうことでの冷遇・罵倒は、女に対してでもあることだから、そこはちょっと引いて観ました。
弟は理解を示してくれていたの
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ソフィーの選択(1982年製作の映画)

3.6

スコアを付けるのは難しい類の映画でした。

メリル・ストリープは個人的には苦手な役者さんだけど、やはり熱演だし、外国人としての訛りも含めさすがの技量。
今の世界的情勢を思うと複雑な気分になる背景。封切
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街のあかり(2006年製作の映画)

3.6

アキ・カウリスマキの映画を観るのが初めてなら、この作品はあまりオススメしません。
様々な不幸や問題に直面しながらも、淡々とそれを受け入れて、それでも希望を持って生き抜こうとする姿を描いているのはいつも
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.5

早回しで観ているのかと思うぐらいのスピードでした。映画の尺にしてももっと長くていいぐらいあっという間。

様々な俳優さんが出ていてとても豪華。
映画自体もそうでしたが、ファインズ家がそうなのか、兄弟と
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15年後のラブソング(2018年製作の映画)

4.0

イーサン・ホークの人生落伍者?役は本当に好きです。人生うまくいくことばかりじゃないけど、完璧な美しい毎日じゃないけど、これが人生だよねって感じが好きです。

ダンカンとの言い争いで、ファンの気持ち・解
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深夜食堂(2015年製作の映画)

3.8

設定としてはあるあるな感じで、まあまあでした。多部未華子さんと筒井道隆さん、もちろん小林薫さんが好きで拝見しました。
小林さんて海外でも活躍できそうに思うのですが。

私のちいさなお葬式(2017年製作の映画)

3.3

異国で同じような問題があるなら、同じような発想を持つならと、興味を持って観始めたのですが、何だかまとまりがなかったのは残念でした。
そりゃ、オレグが変わったのが成果でしょうけど、もう少しまとめて欲しか
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

ビョルン・アンドレセンが出ているのを知ってから観て良かったです。絶対気づかない。
フローレンス・ピューの役柄はしんどいけど熱演でした。
こういう映画を観るとどういったグループでも団体の怖さを覚えずには
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ロンドン、人生はじめます(2017年製作の映画)

3.6

ダイアン・キートン好きです。色んなことが目の保養になったのも良かったです。でも現実だと、この手の男性は変わらないので、さよならになるしかないかなーと思ってしまいますね。

ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(2019年製作の映画)

4.2

人を爽やかに愛する映画でした。こうやって大切な人を再認識してやり直せたらいいですよね。
親友とやり取りは超面白かったです。食べながら観ていて吹き出したぐらい。
ジョセフィーヌ・ジャピを初めて見ましたが
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殺意の夏(1983年製作の映画)

4.2

このポスターでイザベル・アジャーニでなければ観なかったかも。
お色気ムンムンのイカれた女性と彼女に振り回される男性・周囲の話かと、最初は面倒な気持ちで観ていましたが、展開しだしてからは面白かったです。
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ロープ(1948年製作の映画)

3.8

ヒッチコックのしては佳作なのかな、と思いきや、作り方に工夫というか実験的なものがあったようで、観ている時は何か変だなと思う所もなるほどと思わせられました。
人間関係とそこに散りばめられた会話の意味する
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愛しすぎた男 37年の疑惑/ニースの疑惑 カジノ令嬢失踪事件(2014年製作の映画)

4.0

評価は低いようですが、教訓的にも観るといい内容です。
特にフランス映画でのヌードには驚きませんが、そう来るかと笑ってしまいました。
会社の経営に関する動きはわかりにくい所があっても、特に女性が陥りやす
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ラブストーリーズ コナーの涙(2013年製作の映画)

3.0

エレナー視点から観て期待値を持ってこちらを観ましたが、うーん、設定ほどには面白くなかったです。
視点が変わる=見る側・立場によって受け止め方、第三者に伝わる事実が異なるということを期待していたけど、割
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ラブストーリーズ エリナーの愛情(2014年製作の映画)

3.6

観ている途中で映画について調べて、コンセプトを知り期待値が上がったのと、こういう作風は元々好きなのでこの評価点にしました。後、脇を固めて役者が好きでした。
エレナーは、そもそも女優自体の顔が痩せギスに
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ジョーンについて(2022年製作の映画)

4.3

イザベル・ユペールを特別好きなわけではないけれど、この人が出ているなら観てみようと思えます。
人生・生と死、うまく絡めて描けていると思えたし、個人主義のいい面悪い面の両方を見られた気がします。
あくま
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私の知らないわたしの素顔(2019年製作の映画)

3.8

人生の教訓的に捉えると、色々学ぶ事が多い作品に思えました。
軽い気持ちでも、動機が何であっても、人の心に傷をつけることがないよう生きたいですね。

ジュリエット・ビノシュが歳を重ねても、その魅力は若い
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ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~(2022年製作の映画)

4.5

2作目ともなると、どうなっていくのか、2作目ならではのドキドキ感を持ちつつ拝見しましたが、相変わらずで安心しました。
終わる頃には自分の祖父母のような感覚。近くにいるおじいちゃん、おばあちゃんも同じよ
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ぼけますから、よろしくお願いします。(2018年製作の映画)

4.3

こういうタイプの話はしんみりするのではなく、にっこり笑って可愛いなぁって思える、温かく見守らせてくれる方が好きです。で、この作品は可愛いなぁって思える話でした。祖父母を見てきたせいか、優しく見守る気持>>続きを読む

東京物語(1953年製作の映画)

4.0

こういう感じの映画が海外でも評価が高いというのは、なぜか不思議な感じがします。逆に長く評価され続けているということを思うと…
複雑な思いがあります。

コール・ジェーン ー女性たちの秘密の電話ー(2022年製作の映画)

4.0

中絶に対する事の重さと、話が単純ではないということが想像以上に感じさせられるストーリーでした。
既婚者と簡単に寝て堕胎に来た女性を嘲笑するのを咎めるシーンは好きだったな。

Summer of 85(2020年製作の映画)

4.0

途中、あるあるな話かと心配しながら観てしまいましたが、まあ良かったと思える内容でした。
絶交したくなるような出来事が途中起こっても、お互いの心情、状況を理解して受け入れるところは割と好きです。
ケイト
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郵便配達は二度ベルを鳴らす(1942年製作の映画)

3.5

このタイトルに惹かれてリメイク版も含め何度か観るものの、いつもストーリーを忘れてしまいます。そして、こんな話だったんだと意外に感じてしまいます。
ヴィスコンティは苦手ですが、あまり「ぽく」なかったせい
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ニューヨークの巴里夫(2013年製作の映画)

4.3

あれやこれや取り入れて織り交ぜる物語が増えて、これもそうですが、でも暗い展開にならず笑いありで好きな形でした。
ロマン・デュリスやオドレイ・トトゥは好きな役者だから、なお安心して観られたのも良かったで
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誰かの幸せ(2020年製作の映画)

4.0

好みで言えば好きなジャンルなので、普通に楽しめました。
こういう形で今までの関係性が崩れることってあるよなーと、ある程度人生を歩めばわかりますね。寂しくもあるけどしょうがないのかな。

乙女たちの秘めごと(2017年製作の映画)

2.3

予告に惹かれて観たものの、展開がまずいのか設定が悪いのか、驚くほど面白くなく、時代設定にも入り込めず、下手な学芸会を見せられている感じでした。

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.8

面白かったです。久々に感じた気分でした。
「軽蔑」とその作者のモラヴィアを思い起こされましたが、これはこれで良く出来ていて本当に良かったです。

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