MountainDewさんの映画レビュー・感想・評価

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ゴジラ(1954年製作の映画)

4.2

戦争の傷がまだ癒えてない日本に
さらなる衝撃を与えるというプロットが
今観ても斬新で公開当時の観客はもし本当にゴジラがきてしまったらと考えたことでしょう。
全ての起源でありオリジンたる名作でした。
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シン・ゴジラ:オルソ(2023年製作の映画)

3.6

基本的にはカラーの方が慣れ親しんでるので微妙な印象だったが部分的には白黒のほうが映えてたシーンもあるにはあった。
味変的に楽しむのはアリかなぁ
そんな映画。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.7

スパイク・リーは硬派な内容なのにエンタメもしっかりと味合わせてくれるよなぁ
この絶妙なブレンドがとても心地いい。
重苦しくもなく軽すぎもしない。
人種差別?を根本のテーマにしつつも
潜入捜査のドキドキ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.6

すげぇな。とにかく無事に日本でも公開できて良かった。
情報量が凄まじいし専門的な用語や会話も織り込んでくるし当時の世界情勢?とか頭に入ってるとさらに没入や作品の骨髄まで楽しめるから何回も観ても飽きずに
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.0

今年になって初めての劇場での映画体験。
久々のリックベッソン。
いつもと変わらないリック・ベッソン印な作品だった。シンプルで、いい意味で変わらないんだなぁ。「ジョーカー」に影響を受けたような独白から話
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.6

なんだか「十二人の怒れる男」みたいだなぁ
舞台演劇みたいな雰囲気。
言ってしまえば静かな会話劇なんですが
スリリングで生々しいものがありました。
暴力はどこから生まれるのか。
差別はなぜ起きるのか。
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アシスタント(2019年製作の映画)

3.8

すごく素直にそのまま受け取ったので
ここから社会派な考えや今現在業界の反省というか告発的な内容というよりは
どこの会社や社会に生きていたらぶち当たる不条理というかなんというか。リアルというんかね。
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.5

今年一本目どうぞ、よしなに
うーん、色々と予想はしてたけどまさか
ド直球でくるとはーいいんだけどさ綺麗に畳まれるから。
音楽もトレント・レズナーとアッティカス・ロスだったので期待してましたが
そんなに
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Saltburn(2023年製作の映画)

4.2

相変わらずバリーコーガンの出演作にハズレなし!
今回も例に漏れずまともな役ではなかったね、無邪気で内気で地味な青少年をそのままにしたような邪悪な純粋性みたいなのが
漏れ出してるのがたまらない。
一夏の
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アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.7

この監督がわからない、、、
何でこんな振れ幅があんだ
ベイブにマッドマックスに今作。
寓話をずっと聞かされているだけなのに
こんなに面白いなんて。まさにお伽話を聞かさその世界に没入するように楽しめまし
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.6

思ったのとは違ったけど
ブレンダン・フレイザーがまた戻ってきて嬉しい。そんなに思いれのある俳優さんではないけど今作での熱意は伝わったから今作から再ブレイクして欲しい。
ラストの作りが非常に寓話的でアロ
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.0

すっげぇ良かった!
もう最近のこれが完全に主流なんでしょうねな3DCGアニメーションで今年だと
スパイダーバースシリーズがありましたよね。もうとにかくヌルヌルでアガる!
実写化よりよりマイルドでポップ
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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

2.6

ダイソン!ダイソンじゃないかっ!
だいぶ前に無印の「ジャスティスリーグ」を観てるので新しいカットと既存のカットの違いがわからないところが多々あった。
かと言って無印を見直す気力はない、、
無印のレビュ
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バビロン(2021年製作の映画)

3.3

こんだけの豪華キャストで豪華絢爛酒池肉林でカオスなオープニングは最高だったんだけどそれからはずーーーと退屈だった。
ララランドは周りからの評価は悪かってけど当時自分は好きだったしデイミアン・チャゼル監
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.8

誰かをまつそんな男にはポーカーがよく似合う
なんか全体的なら雰囲気は「サムライ」などのジャン=ピエール・メルヴィル感があった。
タクシードライバーはFavourite映画だが
ポール・シュレイダー監督
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レンフィールド(2023年製作の映画)

3.9

スカになんの恨みが!
結局共依存から抜け出そうぜって話?
ニコラス・ホルトはマッドマックスといい
こういうクゥーンな服従わんこで認められるとキラキラする役が本当に似合うなぁ
いい子分めっ!よしよし〜っ
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.9

IMAXで視聴。
うーむ、もっとフランス史を勉強してからならより楽しめたかなぁ
といってもお勉強的な伝記映画ではなくナポレオンその人にフォーカスして時に情けなく時に神々しい彼の半生と愛欲の日々をたっぷ
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白昼の無頼漢(1961年製作の映画)

3.6

これが長編初監督とは思えないクオリティーこの時代から群像劇なのね、その脚本の交通整理力はこの頃から卓越していましたね。
しかも日本人のみならず英国人、朝鮮人果ては黒人までなんでこんな国際的にしたのでし
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エクステ(2007年製作の映画)

3.3

いいねぇこれ
大杉漣さんの怪演が際立つ
髪の毛って不気味だなぁ伊藤潤二みがある作りだよね。
その髪の毛とはあまり関係のないテーマが
なんか無理やりぶっ込まれたようで
怨念は怨念でいいんだけど何だかわか
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県警対組織暴力(1975年製作の映画)

4.0

ほぼ「仁義〜」じゃないの!
キャストもスタッフもほぼ変わらず内容も実録ヤクザモノで何が違うかと思えば
「仁義〜」にはなかったクソポリ公視点や要素も相まってより深く複雑な内容となっております。
松方弘樹
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(2023年製作の映画)

3.6

これどうなのだ。
ヴァイオレンスに男色なセクシャル要素まで今までの武映画とはまた一味違った内容で高齢になってからこのような変化をもたらせられるのは見事だと思う。
あの「本能寺の変」は秀吉が仕組んだとい
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極道の妻たち(1986年製作の映画)

3.7

すげぇラストだった五社英雄監督らしい作りで最高〜
これ以降は五社さんじゃないのが残念。
岩下さんも当時40代とは言えない美貌で
かたせさんと揉み合いのシーンは大丈夫かぁ!とハラハラしてしまった。
仁義
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.7

「デッドマン」と同じく列車から始まる
いいよね、冒頭からこのゆったりと肩の力が抜けた感じ。まさにジム・ジャームッシュ。
永瀬と工藤の日本人観光のパート
なぜこの2人なんだろう。独特の雰囲気があるなぁ
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脅迫(おどし)(1966年製作の映画)

3.9

なんだが「天国と地獄」のような
脅迫モノ。んでもってサム・ペキンパーの
「わらの犬」のような雰囲気もある。
まぁ和製ペキンパーみたいなもんだもんね。
あのジリジリのした緊張感は「仁義〜」を
彷彿とさせ
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聖の青春(2016年製作の映画)

3.9

よかったなぁ
「泣き虫しょったんの奇跡」とかも
そうだったけど何かに人生かけて命削ってる感じが見ててヒリヒリするし熱いよね。
ことこういうジャンルだとこういう内容多いけどみんな好物な成分なのか基本楽し
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.8

マ・ドンソクに惹かれて。
よくマ・ドンソク、マ・ドンソクと言われる映画が量産されているが中々量があってどれから手をつけたものかわからずとりあえず評価の良い今作から観てみることに。
いきなり当たりだった
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ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.4

うーん、リメイク元の「ゾンビ」をまだ観れてないので正当な評価ができないのが歯がゆいがそれでも「ウォーキングデッド」やましてや「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」を経た今に今作を鑑賞するとなんかチープ>>続きを読む

北の螢(1984年製作の映画)

3.8

とても2時間とはいえない熱量というか。
仲代達矢の熱演が終始よ濃厚な雰囲気を醸し出していた。
冬のこの時期に見るのには最適な内容でしたね、寒そうで自然の恐怖もあるし同時に美しさも、感じる。
五社英雄監
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トムボーイ(2011年製作の映画)

4.1

少女が一夏の挑戦っていうプロットで
もうええでわないか。
こういう繊細な内容を描けるのは本当にすごいし見習いたい。
丹念に描く子供達の描写力もすごい、、
すごくて感想の語彙が低くなる、、

荒野のガンマン/致命的な仲間(1961年製作の映画)

3.6

ペキンパーとは思えないほど落ち着いた内容で約90分とサクサク進みシンプルな作りだった。
紅一点のモーリン・オハラが美しい。
もっとデビュー作からアクションがいいかと思ったらわりとモッタリとしている。
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デッドマン(1995年製作の映画)

4.0

「エル・トポ」からなるアシッド西部劇群の一つ。
西部劇の既存の殻を破いて新しい解釈を取り込んでみようとする流れである。
特にジム・ジャームッシュは自分なりの色にジャンル映画を変えていくことが多いので今
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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.8

かっこいい!
いい意味でリンチらしくない
どちらかというとフィンチャーっぽい。
ボウイの曲に合わせてハイウェイのセンターラインがすごい速さで疾走していく
後半までわりとリンチ色は抑えめ
何が一体どうな
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イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

3.7

難解ダァ!ツインピークスとかでもそうだけどこの人の作品は理解しなくていい部分も往々にしてあるのでわからないところは解説を読もう。
まず赤子問題なんだけど子供が生まれたことによる夫婦間の確執やそれによっ
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム エクステンデッド・エディション(2022年製作の映画)

4.2

そんなに大事な要素が追加されてないんですがスパイダーマン座談会が大幅に追加されてたのはよかった。
二度目の鑑賞だったけど初見より冷静に見れて改めて良作だったなと再確認ができた気がする。
ここからトムホ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

個人的には悪印象しかない戦犯なイメージが大いにあった山崎監督の最新作にしてゴジラ映画70周年として和製のゴジラ映画としては7年ぶりの新作でした。
前評判がやけに高かったのと高雄重巡洋艦が出てくるのを予
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.5

「ローグワン」と「ブレードランナー」を足して2で割った感じの世界観ヴィジュアルにニール・ブロムカンプ的なロボデザインはドストライクなのでそこは大満足。
銃器や細かいところは士郎正宗的でもあってそこも良
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