あみさんの映画レビュー・感想・評価

あみ

あみ

ありふれた教室(2023年製作の映画)

4.6

不穏な劇伴とカラーグレーディングが好き。
バビロンベルリンのグレータ役として知っていたレオニーベネシュ、表情の演技が上手い。
日本の教師もかなーりきつい職業という印象はあるけど、公立の小中高に通った印
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.3

公開前は、オッペンハイマーを複雑な信条を持った天才、偉人、として描くのだろうか…それで何を伝えたいのか…彼の人生に興味を持てるのか…という不安があったけれど、杞憂だった。
もちろん視点はオッペンハイマ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

私の中でヴィルヌーヴはノーランを超えつつあるかもしれない…
一作目も勿論良かったけど、アクション、撮影、サウンド、衣装、何もかもが期待を超えてきた。
これだけ完成度が高いものは次世代の人が見ても古さを
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

好きだけど複雑。
好きだったこと
・オープニングとクロージングクレジット
・セットデザイン
・たまにぐるぐるする背景
・ゲップ
・セックスを美化してない
・シュールな笑い
・哀れなマークラファロ

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エスター(2009年製作の映画)

4.0

母親かわいそうすぎ夫アホすぎでキツい。
基本ホラーって興味無いけど、流石に有名なだけあり楽しめた

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

4.0

カウンセラーと話すシーンと従姉妹と手を繋ぐシーンがすごく良い。
レイプかそれに相当する何かがあったかもしれない。でもその現場を見せて悲劇を強調するのでもなく、施術後に涙を流させる訳でもなく、淡々と描く
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.8

ジェンダーの話になると急に喧嘩腰で饒舌になるの、自分みたいでなんかウケた

チャタレイ夫人の恋人(2022年製作の映画)

4.2

エマコリンは妖精
ジャックオコンネルの荒い感じと綺麗な伏し目やっぱhotすぎる
skinsの頃から只者じゃない感漂ってたもんね…

ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.0

The Smithsとフィンチャーとマイケルファスベンダーが好きなので映画館で観ることにした。

行動の恐ろしさとシリアスかつ絶妙に滑稽なモノローグのコンビネーションはアメリカンサイコっぽい。
自前で
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

5.0

ずっと泣いてた。
最近体が弱くなった大好きな祖母の若い頃の写真や私を産む前の母の写真を見た時もこんな気持ちになった。
自然光と秋の色を魅せる映像があまりにも美しくて夢のよう。

バービー(2023年製作の映画)

4.0

映画を劇場に見に行くこと自体が一つのイベントになったのは結構楽しかった。映画館の前にはやっぱり男女みんなピンクを着ている人が集まってた!
そんなに深〜い所までは掘り下げないけどフェミニズム入門編として
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

4.0

ニックがモラハラ夫だというレビューが多いので私もその視点で観たけれど、一緒に観た彼氏は特にそういう感想は持たなかったのが驚きだった。
Mabelは狂った女であり、ニックは彼女を愛しているけどどうにも出
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

初めからあの曲持ってくるのがさすが😂
割とCringeなユーモアも多いマーベルの中でもズバ抜けて笑えるシリーズのGotG、ついに終わってしまうのか…
ロケットの回想シーンで分かりやすく泣かせに来すぎじ
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シーズ・ガッタ・ハヴ・イット(1985年製作の映画)

4.7

自分はポリアモリーとか絶対無理派なんだけど、ノーラみたいな人がいるのも分かる。
あんまりオシャレ映画的な箱に入れたくはないのだけど、映像のセンスが良い。
スパイクリー演じるマーズのキャラが面白すぎてツ
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若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

4.5

登場するたびにため息をついてしまうような数々の繊細なドレスたち。

艶やかなコン・リーは指先まで美しい。
そしてクラシックな佇まいのチャンチェンにうっとりした。

普段見る西洋の健全な恋愛描写に慣れす
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ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

4.5

なかなか良かった。
主演2人の顔の演技が上手いのでストーリーは割とシンプルでも最後にかけてどんどん感情が昂っていく。
優しいが芯のあるゲオルゲと寂しがりでどうしようもないフラフラのジョニー、2人ともあ
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悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

3.8

キャストがあまりにも豪華なので見た。
胸糞映画とトムホランドの相性は結構良いのかもしれないという気づき…
全員狂っているので終盤全然やっちまえと思いながら見ていたんだけど、何かしらのメッセージ性がある
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聖杯たちの騎士(2015年製作の映画)

3.0

男の哲学って感じでかなり興醒めしたんだけど、ハリウッドには行きたくなったしルベツキの映像はやっぱり良い

メイジーの瞳(2012年製作の映画)

4.2

アレクサンダースカルスガルド目当てで観たけど、なかなか心が抉られる内容でちょっときつかった。最後はHopefullなエンディングのように見せているけど、現実は難しいだろうな…

レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

4.0

母親がヤバい(ヤバくなってしまう)のがブラックスワンと似ている。ダーレンアロノフスキーは母親にトラウマでもあるんだろうか…
個人的には若者3人のストーリーよりも母親がおかしくなる様がUncanny過ぎ
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