ダコタ・ファニングとの共演はかなり来るものがある。
マッコールさんの所作一つ一つに実用性に裏打ちされた美学を感じる。
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ことごとく不在のキリストがその存在だけで人の世を混乱させ、救いを求むる心が悪を産む。異質な存在感を放つ國村隼が扮する寡黙だが狡猾な悪魔と驚くほどに説得力に欠ける女性キリスト。不条理だが理路整然とした現>>続きを読む
最近公開されたDUNE part2鑑賞後に観ると、この作品が持つ先見性に脱帽する。
先見性、或いはドゥニ・ヴィルヌーヴのこの映画に対する執念。
静かな不穏がずっと続く。
この映画を観て
「つまらない。」「よく分かんない。」
っていう感想が出てくる人をターゲットにした映画なのかなと思うと、バッチバチに皮肉の効いた作品ですね。💀
あーおそろしい>>続きを読む
ラルフ・アイネソンの地を揺らす様な声で
Panty Snifferは笑っちまう。笑
ラッセル・クロウの軽快なイタリア語が心地よい。
基本ステゴロのマ・ドンソクが銃器で闘う。
アクションは良かった。アクションは。
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バルダーズゲート3予習の為に。
ゼンクが岩を避けずに乗り越えて進む所や、主人公が手に入れるアレコレを全部サイモンに押し付ける所など、ゲーマーに刺さるクリシェを違和感無く映画に馴染ませているのが良かっ>>続きを読む
メイン2人の喋り方や言葉の選び方から知性と感性が溢れていたので心地良かった。
登場人物や物語の起承転結の"転"に心地悪さが一切無いので落ち着いて観れるし観終わった後もスッキリと後味が残らない映画でした>>続きを読む
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劇中で「あっ、この人はマトモそうだな」と思える人が居たけど、「いやヤベーやつに変わり無かったわ」となるほどに部屋の中には極悪人しか居ない。
大虐殺を提案する悪者大将が「大去勢なんて正気ですか?!」と問>>続きを読む
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17世紀修道女メメント。
自己洗脳と嘘の多重構造で事実を見失う。
最後の最後で彼女が引き起こした数々の奇蹟を
「嘘と偶然」として片付けるかなり強烈なパンチラインを放った映画。
シモン・ストーレンハーグっぽいポスターを見掛けて狙っていた本作。
CGを目的に鑑賞。
近未来だが郷愁を誘うニューアジアに満足。
個人的に好きな俳優のラルフ・アイネソンが居て嬉しい。
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面白いは面白いんだけどやっぱり長かった。
マカロニウエスタンならぬチーズバーガーオオサカは意外と違和感が無くてなんかしっくり来た。
また、出てくる刺客の殆どが防弾仕様のスーツやらアーマーを着込んでい>>続きを読む
シーンの切り替わりが見てて楽しかった。
背景はAKIRA キャラは手塚治虫 演技はディズニー。
キメラみたいな映画だった。
いちいち女性を誘惑するようなトムに対して、ただ「おいおいカッケーなあ」と思う。
ショーン・ハリスの警戒心強めの弱った老犬みたいな佇まいが刺さる。
特に目立った良い点は無かったけど、よくある登場人物がキレ散らかす密室人間模様映画よりかは幾分良かった。💁♂️
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流石ジョージア、柔術を使ってくる。
アシスト役の姉弟がいぶし銀の活躍。
巨漢の相撲取りみたいなヤツからブレイズをバチっとキメた女兵士が居て敵側も魅力的。
ハリウッドなら人間ドラマをまぶして素材そのものの臭味やらエグ味を消したり、残酷な表現を削ったりするがこの映画はそんな事してなかった。
いわば、着色料ナシの人類史映画。
正直、大衆映画との違いは着色料を>>続きを読む
観ている間はいろいろ考えを巡らせてたけど、
観終わった後の感想が「痛え」しかない。
今も下腹部が痛い。