kaiさんの映画レビュー・感想・評価

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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

4.1

南北戦争のまっただ中を生きるスカーレット・オハラの生き様を描いた作品。
生きていくことに対する強さ、そしてその強さゆえに失っていくものたち。
個人的に、強いということは、変化することを恐れないこと。後
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

4.3

アダムの視点で物語を視ていて、どんどん感情移入させられる。他人には絶対にわからない問題だし、誰も自分のことを助けられないと。実際に、現実の自分も自分自身の問題は誰にも解決はできないし、それは自分一人で>>続きを読む

八日目の蝉(2011年製作の映画)

4.0

とても好きな小説。
暗闇の夜を恵里菜を抱えて逃げる姿はとても胸を揺さぶられた。
結局どちらの親元で育てられた方が幸せだったのかというのは誰にもわからないけれど、与えられた愛は本物の愛情だったことが、こ
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

愛には実に多くの種類がある。
家族への愛だったり、パートナーへの愛。富への愛だったり、献身への愛。
どれも正解で、どれも美しい物だけど、それには理解の姿勢が大切だと思う。愛する人のことを絶対に理解する
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ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)

3.5

夢ややりたいことを追いかける道の途中で、恋に落ちてしまう。たとえ狭すぎて一人でしか進めない道を歩くことができなくなるとわかっていても。
「時々その決意を忘れてしまう。」
最愛の人を失ってしまっても一人
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.8

人によって解釈が違うと思う難しい作品。
妻が死んだ時には何も感じなかったけれど、喪失を実感して始めてなにを失ったのかを本質的に理解する。言われてみれば僕も同じようなことばかりしているような気がする。
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.3

なぜか悲しい物語。
あの歳まで生きたアンソニーや他の人たちも、それぞれの地獄を抱えながら生きてきたのだなと思う。そしてそれは死ぬまで。

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.7

自然の美しさや、何気なく見慣れたはずの景色の美しさ。愛情、理想や現実との葛藤を瑞々しく描いた作品で、ラストの車を運転するシーンはとても感動した。
「初めて町を運転した時は感動した?私はその時のことを伝
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ミス・シェパードをお手本に(2015年製作の映画)

3.1

「自分の物語を書くのではなく、物語の中に自分を見出す。」
劇的ではない自分の人生も、他人の人生や物語を通して見ることで自分の物語にもなりえるという映画の素晴らしさのようなものを教えて貰えた気がした。

アメリ(2001年製作の映画)

3.4

全体的にオシャレで不思議な魅力のある作品。
誰だって傷つきたくはないし、自分を守るために殻の中に閉じこもっている部分は大なり小なりあると思う。でも、ガラス男のおじさんが言っていたように、僕たちの骨はガ
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.8

とても胸が締め付けられるような映画
失恋した時の喪失感だったり、恋をした時の浮遊感や胸の躍動感がまるで自分の事のように感じられる素晴らしい恋愛映画。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

雨の日のニューヨークという題にふさわしく、全体的にどこか憂鬱で静謐な雰囲気。
どこか現実離れしているような展開のアシュリーと、不安と敵対心と被害妄想に苛まれながら孤独に過ごすギャッツビーの対比が、観て
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.8

最初の方から映画に引き込まれる演出に映像。
そしてこちらの心臓をつかんでいるかのようなタイミングの劇的な脚本。
言葉では表せられないけど、この映画の全てが、僕らに休ませる暇も退屈させる隙間も与えない素
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.7

生きている限り希望はある。
スティーブンだからこそ言えるセリフでもあるし、その言葉に勇気を貰えた。

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

4.0

言いたいことを言おうが言わまいが、後悔を無くすなんてことは、多分不可能に近いと思う。
それでも、本編でも語られていた通りに過去は変えられないが未来は変えられる。
おそらく自分もこれから後悔はするだろう
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.4

最後に流れたティムのセリフで、今日が最後の日だと思って生きるというのも、タイムトラベルが出来ない僕らにとってめいいっぱい人生を幸せにできるようにするおまじないなんだと思う。

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.0

第三者視点で見るともどかしかったりなにやってるんだと思うようなし人達だけど、もし自分が登場人物になっていたら同じような結末になるんじゃないかぁと
なんだかんだ皆生きるのや自分のことでいっぱいいっぱいな
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ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

4.5

皆が求めてたドラゴンボールだと思う!
BGMも気合い入ってたし、なによりブロリーの声優さん!!作画も文句なしで最高!

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

見てたら没頭してて気ずいたら終わったって作品
それぞれの恋愛観の違いなどを対比してたり違う様を描いているように見えて、しかし全員が同じ面を持っている様にも見て取れたし、自分が気づいていないだけで誰しも
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