ニックMさんの映画レビュー・感想・評価

ニックM

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クリムゾン・タイド(1995年製作の映画)

3.6

序盤の展開がやや退屈だが、終盤の緊迫感は素晴らしかった。

潜水艦や宇宙船のような密室で人が密集する映画は、画面の中から船員たちが抱えてるであろうストレスがはっきり伝わってくるので面白い。

シャイニング(1980年製作の映画)

3.0

鑑賞するときの環境に左右されそう。
みんなで鑑賞すればコメディのように笑って見れそうだが、深夜に暗い部屋で1人とかだったら相当怖い。

シェリー・デュバルは顔がナチュラルにちょっと怖い。

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.3

数年前に観た。
ドン・コルレオーネがかっこいい。

2と3を観てないので、また1から見直したいと思う。

ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

IMAXレーザーにて鑑賞。
映画自体は3度目だが、IMAXで観たのはこれが初めて。

本編は言うまでもなく大傑作だが、IMAXでの鑑賞は格別。冒頭の強盗シーンから心が躍り、2時間半という時間があっとい
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

シュールなゾンビ・コメディ映画。自室で見てたら声を出して笑うくらいの面白シーンはある。だが最後の方の展開は自分としては看過できないものがあった。

●良い点
/主人公ロニーが小型車両でダイナーに颯爽と
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コクーン(1985年製作の映画)

3.5

SFのお手本のようなストーリー。宇宙人のフォルムもキモ可愛い感じで愛らしい。

おじいさんたちが生気を取り戻し、クラブに繰り出したり、女遊びにまで手を出すやりたい放題な展開は楽しかった。
ラストの展開
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

独特な雰囲気のスペイン映画で、とても面白かった。白血病の娘と慎ましく暮らす親子愛がテーマかと思いきや、本格的なサスペンススリラーであった。

ぶっとんだ雰囲気があるものの話のつくりはしっかりしており、
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アス(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

恐怖のピークは、家の外に分身の家族が立っているのを発見してから、家の中に入ってくるまで。
その後彼らが主人公家族を真っ先に殺そうとしないので、恐怖がかなり薄れてしまった。

「ゲット・アウト」と比較す
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バンガロールの日々(2014年製作の映画)

3.0

インド第3の人口数を誇り、インドでもっともIT産業が盛んな都市「バンガロール」が舞台の作品です。

内容はほっこりする感じで見ていて楽しいんですが、音楽パートが苦痛。デートシーンなどに合わせて音楽のみ
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.5

個人的にタランティーノ映画の中で一番好きなシーンがある映画。

6つの章があり、大好きな後半の3章をくり返し見ました(序盤は正直ダルい)。

せまい舞台で繰り広げられる演劇のような言葉の応酬。密室ミス
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.0

ホラーコメディとしてそこそこ楽しめました。
冒頭が恐怖シーンのピーク。笑いまくったあと、急に無表情になるペニーワイズは怖かったですが、何度も見るとこっちが笑えてきます。ああいうお化けみたいなものは、画
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静かなる復讐(2016年製作の映画)

3.0

サイコロを振って映画を選んだら、この作品に当たった。

主人公の復讐を、淡々としていながらも狂気的かつバイオレンスに描き切った力作。
恐怖の演出がとても上手い。特に音楽の使いどころが上手いが、間の取り
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6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃ楽しい映画でした。

冒頭、怒涛のカーアクションからもうすごい。同じ場面なのにカットがとんでもなく多くて、いろんな角度から車がぶっ壊れるのが見られます。

メラニー・ロランがかっこ良過ぎま
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パディントン 2(2017年製作の映画)

5.0

まさかパディントンに泣かされるとは思いませんでした。

笑いと感動を1時間40分に見事に凝縮し、非の打ち所のない完璧な出来映えだと思います。私にとっては、近年のディズニー映画をも遥かに凌駕する傑作でし
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カルテル・ランド(2015年製作の映画)

3.5

心に重くのしかかるドキュメンタリーでした。

カルテルに支配されたメキシコ中西部のミチョアカン州には、映画「ボーダーライン」のような世界がリアルな現実として存在しており、大変驚きました。

警察や政府
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

2.5

少年目線のコメディというのは分かるが、やはり現実が悲惨過ぎて、コメディとして楽しむことはできませんでした。むしろ悲惨すぎて怖いくらいです。

ジョジョは本当に優しい少年で、全くナチに洗脳されているよう
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

4.0

とても面白かったです。

ジェニロペ率いるチーム犯罪モノの群像劇かと思いきや、完全にコンスタンス=ウーが主役でした。彼女の見た目の可愛らしさと健気な姿勢のおかげで、すごく物語に感情移入しやすかったです
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スキャンダル(2019年製作の映画)

4.0

セクハラ被害者の内面と、それをとりまく周囲の反応を巧みに描写した秀作です。

セクハラ親父を絶対悪に仕立てて成敗するような、勧善懲悪モノではない。メインの3人はキャスティングの素晴らしさもあるが、何よ
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.0

感動的で、最後の演説では涙がこみ上げてきました。伝記映画でありながらスリラーのような展開を見せるので、その意外性に引き付けられます。

主人公ジョン=ナッシュについては、ゲーム理論の“ナッシュ均衡”の
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.5

最近のネトフリ映画はレベルが高いですね。ちょっと前の「6アンダーグラウンド」も良かったですが、あちらが軽い感じの娯楽アクションであるのに対し、こちらはハードボイルドなミリタリー・サバイバルアクションと>>続きを読む

ザ・アウトロー(2018年製作の映画)

3.0

いろいろな要素を詰め込みすぎて、物語が散漫な印象を受けました。
しかし銃撃戦は文句なしに素晴らしいですし、強盗団がカッコいいので見応えがあります。多数を相手取りながら、元海兵隊員たちのあざやかな連携プ
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駅馬車(1939年製作の映画)

3.0

非常に有名なアクションシーンを見るために鑑賞。少し前に同監督の「三人の名付親」を見ていたので序盤からアクションを期待していたのですが、この「駅馬車」は違いました。

まず登場人物が多く区別がつきにくか
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ハッピーフライト(2008年製作の映画)

2.5

コメディとはいえ、あまりにも誇張した演出が多くて笑えなかったです。

綾瀬はるかは記号的なドジっ娘キャラで嫌い。落ち着いた機長のキャラクターが好き。

前半2/3くらいのコメディは苦痛でしたが、機体の
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.0

悲しさよりも理不尽さが強調された物語だと感じました。主人公セルマが非常に不合理な行動を取ってしまうので、この映画を「胸くそ」と評する人が多いのは頷けます。度々挿入されるミュージカルシーンが悲しみを倍増>>続きを読む

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.0

東西統一直後のドイツを舞台としたヒューマンドラマとして、深く感じ入るところはありましたが、全体としてはモヤモヤが多く残る作品でした。

※以下、具体的なネタバレあり※

昏睡から目覚めた大事な母親。彼
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EVA エヴァ(2011年製作の映画)

4.0

近未来SFとしての作風が、たいへん私好みで素晴らしい映画でした。その陰鬱な雰囲気と、SFでありながら個人にフォーカスした物語...最高です。
※以下、具体的なネタバレあり※

まずキャラクターの描き方
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.0

まあそれなりに面白い。アン=ハサウェイの役は好きなタイプではない。
主人公は常に余裕があるため、視聴者をイライラさせない。

スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.5

個人的に結構好きな映画。列車の先頭で偉い人がこの世の階級社会について演説するシーンが気に入った。
子供たちへの思想教育も皮肉が聞いててよかった。

フォーン・ブース(2002年製作の映画)

3.0

非常にスピーディーかつトリッキーな映画。電話ボックスで繰り広げられるやり取りが面白い。落ちは微妙だけど、こういうワンアイディアで突っ走る作品は評価したい。

ショコラ(2000年製作の映画)

3.0

町並みがとてもきれい。
序盤のチョコ作って頑張ってるところが好き。
でもジョニー=デップはうざいかな。

ブロークン・アロー(1996年製作の映画)

3.0

ケツアゴのヒール、ジョン=トラヴォルタの悪い演技が光る。
よくまとまっていて面白いが、印象的なシーンはあまり無い...

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

老いたイーストウッドもかっこいい。
「許されざる者」からあまり日を置かずに見たので、ラストにかなりの衝撃を受けた。

アンストッパブル(2010年製作の映画)

2.5

短くまとまっているが、悪い意味で普通のアクション。やはりこういったアクション映画の迫力は、劇場の大画面と音響あってのものかもしれない。

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

5.0

タイムリープものの傑作。2回目以降の鑑賞の方が、序盤の展開をストレスなく楽しめて良い。

何度もおとずれる主人公の葛藤。一方を選択すると、他方が失われる苦痛。
冒頭シーンに繋がる演出、ラストの“すれ違
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

映画館にて3Dで鑑賞。大迫力な音響もさることながら、ストーリーにも退屈しなかった。
独りぼっちで火星に取り残されたのに、全く悲壮感のない主人公がかっこいい。
宇宙飛行士が持つべき本物の精神力を見た気が
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ユナイテッド93(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

史実を知らずに鑑賞したため、ラストでとんでもない衝撃を受けた。
史実ありきで鑑賞すると非常にくだらなく見えてしまう可能性がある。