Suihiさんの映画レビュー・感想・評価

Suihi

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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.7

初恋って唯でさえ特別な存在なのに、会えない距離に居ると思うと余計恋しくなる。数十年後に再開した時、少なからずお互い意識していたと思う。

演技も自然だけど、脚本が特に素晴らしかった。
作中で数十年と時
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

目に見えるバッドエンドだった
誰も救われなくて泣いちゃう

パターソン(2016年製作の映画)

4.3

“詩の翻訳はレインコートを着てシャワーを浴びているようなもの”
永瀬正敏の登場は意外のようで、とても自然だった。

平凡な日常の中にじんわりとした優しさが伝わってくる。独自のユーモアを所々仕込ませてい
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

2.2

濱口竜介の作品とは思えない下手さ。
朝子が自分の恋に酔っているみたい。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

想像の3倍展開が早く、最後まで緊張感を保っていた。

原発開発に関する裏側をメインにしたというより、オッペンハイマーというひとりの人物にフォーカスを当てて描かれていた。
複雑な対人関係や感情描写が多く
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

新海誠の作品は時空間を超える演出が豊富だと思う。今作は常世に繋がる場面が出てくる。作画の美しさだけでなくストーリー性もしっかりしていて、過去作に比べてより作品自体に没入しやすくなった。

土地の思い出
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

2.9

自我を持ったゾンビ。感染した瞬間あらゆる欲望が爆発するらしい。

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.5

少年時代の心情の変化が時間をかけてゆっくりと描かれている。また彼らの青春時代は台湾の複雑な歴史的背景と絡み合っていた。

ラストでは出来事に焦点を当てるのではなく、状況全体を映すことで、事の客観性を残
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裸の銃を持つ男(1988年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ツッコミ役がいないので、永遠とボケてる感じがいい。

爆発連発からの花火屋に突っ込むシーンは、面白いを超えて流石だなと思った。

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.2

不器用な二人を応援したくなる。

エンディングに流れる「枯葉」含めて、音楽がとても良い。

正欲(2023年製作の映画)

3.7

「ありえない」の一言で完結されてしまう世間体を憎みながらも、誰かと理解し合いたい気持ちは捨て切れない。

あってはならない感情なんてこの世に存在しない。完全に理解することは難しいけど、そういう人たちを
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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原作の再現度が高い!ゲームのステージが豪快に再現されていて、観ていてワクワクする。

女神の継承(2021年製作の映画)

4.5

過剰なホラーで驚かすより、土地や文化が齎す不気味さから恐怖を生み出す。
ドキュメンタリー形式なので、インタビューを交えてよりリアル感が増してる。

序盤からニムの存在がとても心強すぎる

パプリカ(2006年製作の映画)

4.2

奇妙なものが大好物な人にとっては、好きにならざるを得ないジャンル!秩序が曖昧でヘンテコな世界観がとてもいい。

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

3.9

This Must Be The Placeから一気にのめり込んだ。
アーティストについてもう少し勉強しておけばと後悔したが、正直知識がなくても十分楽しめた。

ブエノスアイレス 4Kレストア版(1997年製作の映画)

3.7

恋の始まりと終わりが追いかけっこしているかのようだった。とっくに関係が破滅していても離したくない、離れられない関係性がとても複雑に思える。

ブエノスアイレスは香港の地球の反対側にあるが、彼の「会おう
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

世界観の美しさや奇妙さが群を抜いている。SF的であったり、時代錯誤的であったり、空想的であったり、様々な要素が絡み合っている。

社会や人間性などの側面における女性の自由についての物語。劇中で多種多様
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シカゴ(2002年製作の映画)

4.8

本場のミュージカルがより楽しみになってくる

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.8

11/23 キャラ作りが天才すぎる。子供目線だからこそ純粋に世界観を表現しつつも、時代背景に巻き込まれている人物たちの心情もしっかり写している。

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