何気にタランティーノ作品、鑑賞一作目。
現代ハリウッドを代表する2人の芝居や部分的な描写(特にレオが鏡越しでカメラを見つめて自分に説教する描写。凄い!)には舌を巻いたが、結局の所何が言いたかったんだ?>>続きを読む
はぁ……。なんて皮肉だ。
役所広司氏とと仲野太賀氏のお芝居だけとっても確実に観る価値がある。
ネタバレ注意表示にして多くのことを書きたいと思う自分もいるが、今はまだ自らの中に留めておくことにする。
ただ、3点、挙げたい。
まず濱口氏の創り出すリアリズムと(対極としての)劇的空間というのは、あま>>続きを読む
まだこの面白さを形容する適切な言葉が見つからない。だから、まだ、まだ、生きてみようと思う。
このレビューはネタバレを含みます
あくまで個人の感想。
前半約1時間が個人的に観れたもんじゃなく挫折しかけたけれど、後半からなんとか持ち直したという印象。クライマックスからラストに至るまでは色んな思いから“感動”したけれど、これはそれ>>続きを読む
これは、映画館で観たかった……。
クリスチャン・ベイルが相変わらず完璧すぎて、最早彼の神的芝居を疑わなくなっている自分が怖い。最近マット・デイモン出演作を観まくっているけど、とても、とても、良い。
ドルビーシネマにて鑑賞。
“映画体験”という点において過去最高なものであった事は確か。瞬きする事さえも惜しい時間であった。
しかし映画の内容としては、数日咀嚼していると疑念に思う点も多く、再度鑑賞した>>続きを読む
マーゴット・ロビーの全てを吸い込むような芝居も、ディエゴ・カルバの壊れていく様子も1級品なのだが、あのブラッド・ピットの持つ儚さというのは全てを凌駕している。加えて映画の内容も演出も超好み。
この映画の存在自体がもはや滑稽だし面白い。弄ばれた大量の「首」からのオチ。“秀”逸すぎる。こんな下らないもの(褒めてる)をこの規模でやること自体最高。そして壮大な予告・雰囲気に弄ばれる観客。作品自体と>>続きを読む
前半の間延びに首を傾げつつも後半の高揚感はなかなか味わうことのできない体験。
やはりキャスティングとあまりの大衆向けの物語にはなんとも。でも良い映画体験だったことには変わりない。