てつくまさんの映画レビュー・感想・評価

てつくま

てつくま

映画(356)
ドラマ(0)
アニメ(0)

愛のゆくえ(2023年製作の映画)

4.0

本当に観てよかった作品だった。監督が自分自身と向き合い続け、それを昇華しきったある種の達成感というか物凄いポジティブなエネルギーを持っている。

特に後半はファンタジーに溢れているが、不思議と違和感な
>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

ひっかるところが多かったけれど、それでも高評価をつけるしかないといった感じの映画。

この世界観で良く破綻せずに描ききれるなという監督の作家性に脱帽してしまう。

これは世代もあるのかもしれないが、自
>>続きを読む

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

4.0

ピッコロ好きとしてはもう最高評価をつけるしかないなあ。ピッコロが主人公の映画でさらにパワーアップもしてくれるなんて胸熱だった。鳥山先生ありがとう。

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.8

不思議な作品。ストーリー展開はこのテーマならこうなるかなという想像の範囲を超えない。また、細かいシーンを紐解いていけばストーリーの根拠が見えてくるのかもしれないが、だからといって納得は出来ないだろう。>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.6

Adoは時代に選ばれた天才だと思えた作品。Adoが居なければこの映画自体が生まれなかったはずで、真の意味で音楽が世界を動かしたということか。すごいな。

映画としては消化不良だけれど、(歌声の魔力に作
>>続きを読む

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.2

俳優の演技とカメラワークや雰囲気はなかなか良かったが、やはりストーリーの作り込みが出来ていなかった。特にマインドコントロールの手法がお粗末過ぎる。肝心なところにリアリティがないため、表層的な怖さで終わ>>続きを読む

何かが起きてる(1998年製作の映画)

4.0

インドカレー屋に行って店主のおっちゃんと何故か一緒に見た。初めてのインド映画。主役は現在まで超える人のいないスターだそう。

おいおいと思いつつ、泣けて笑えてドキドキハラハラ、音楽やダンスに癒されて、
>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.4

映画の一時代の終わりを強く感じた。単にインディージョーンズシリーズをというより、80、90年代のエンタメを懐かしむ気持ちになった。

映画はいかにもなナチス世界から始まりまず失笑。目的のためなら人の命
>>続きを読む

メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.0

最初はすごくドキドキしたし、30分くらいまでは良かった。しかし、その後驚くほどB級になった。何これ。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.2

全体的に何もかもがフワッと進行していき、フワッと終わっていった。おそらく原作・脚本の時点でかなり肩の力を抜いて書いたものなんだろう。内容に対して時間が長い&演出が重厚な故にアンバランスというか間抜けた>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

原点回帰という感じ。スケールの大きくなり過ぎた(いやまあ最終的には大ごとなんだけど)バットマン像を元のヒューマンスケールに戻した作品。戦っても強いグーパンくらい。

それ自体はすごく歓迎だし、DCらし
>>続きを読む

パニック・マーケット3D(2012年製作の映画)

3.2

あっちにサメが、いやこっちだ、下だ!みたいな映画。B級で低予算なんだろうけれど、それなりに緊張感あるシーンもあって確かに失笑にまでいかない。サメ映画って難しいなあ。

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

コロナ禍で行動制限中に観たのもあって、現実ってなんだろうなと思ったりした。大どんでん返しみたいなプロットではあるけれど、単純にスッキリする映画とは違って、むしろ不思議な世界観に魅了される一本だった。

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

3.7

アフリカの現実はもっとずっと酷く陰惨で、きっと利権者は罰せられずに、報道もされてないんだろう。

こういった社会派的な映画はエンタメ化して現実を歪ませているようであまり好きではなかった。しかしデカプリ
>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.6

ミュージカル映画は苦手なんだけれど、やられてしまった。というかミュージカル映画が苦手な人こそ見る映画かもしれない。ミュージカルの持つ非現実感、幻想それ自体を映画の素材として非常にうまく展開していた。最>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

3.8

最初はテンポが悪くて、、、というより実写に慣れるのが億劫でつまらなかったけれど、やはりジーニーが出てきてからグンとテンポが上がって楽しめるように。荒唐無稽な話ではあるので、そこをリアリティとどこまで擦>>続きを読む

アンチグラビティ(2019年製作の映画)

3.9

見たことあるぞ的な描写はご愛嬌w

映像もストーリーも(所々都合が良いところがあるのが残念)よく考えられていて、ワクワクしながら見られた。

内容の割には案外淡々としていて、やっぱりアクションに振り切
>>続きを読む

スプートニク(2020年製作の映画)

4.0

これは驚いた。ロシアのエイリアンSFだからあまり期待し過ぎずに見始めたが(失礼)かなりクオリティーの高い作品。B級低予算映画とかでは全然ない。

ソ連時代の暗い雰囲気を崩さず、シリアスに世界を描ききっ
>>続きを読む

シャザム!(2019年製作の映画)

4.0

シャザムのことをイマイチよく知らなかったので、おふざけ一辺倒かなと最初心配したが、後半はしっかり見応えのある内容に。

いい意味で各要素を深堀りし過ぎず、子どもらしい爽快さのある楽しさで全体がまとめら
>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.1

こんなトントン拍子に行かないよーと途中モヤモヤしたけれど、見終わると納得してしまった。人の一生はそういうものかもしれない。何が起こるか分からないし、何が幸運に結びつのか分からない。

運命を生きるよう
>>続きを読む

T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

3.4

戦いと愛と戦車!男のロマンって感じの映画。

戦記物だと思って見るとナチス側のガバガバ&へっぽこ具合に肩透かしを喰らうが、そこはオタク監督。戦車愛は凄くて、地味な戦術やギリギリの装填の攻防、気絶の仕方
>>続きを読む

レオン(1994年製作の映画)

4.0

うーむ。いい映画だって分かるんだけれど、何がいいのか言語化出来ない。まだ僕がお子ちゃまだからかな。

とりあえず役者が素晴らしいのと、不思議なエネルギーに満ちた作品だった。何回か見ると分かってくるかも
>>続きを読む

ガガーリン 世界を変えた108分(2013年製作の映画)

4.1

地味な映画。ストーリーは宇宙というより人生の回想で好き嫌いは分かれるかも。静かに淡々と進む僕好みの映画だった。

フィクション多めに見えたけれど、当時のソ連の熱狂や社会をより良くしようという志が伝わっ
>>続きを読む

ミュウツーの逆襲 EVOLUTION(2019年製作の映画)

3.2

初代と比べてはいけないと思いつつ、比べざるを得ないというモヤモヤ感。
までもすごいストーリーだよね。

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.3

楽しいっちゃ楽しいけど、あんまりにも遊園地映画過ぎて白けちゃうところが多い。まあでも楽しいって大事だよね。

映画 犬夜叉 紅蓮の蓬莱島(ほうらいじま)(2004年製作の映画)

3.5

思ってたよりずっと面白かった。
でも殺生丸様、強いやつ最後に出てきてましたよ(犬夜叉如きが倒せる相手・・・・

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980年製作の映画)

4.0

寅さんを初めて鑑賞。20代だから感情移入出来ないんじゃないかと思っていたが、いやあ見てみるもんですね。

粋な人生というか、こんな人間らしい生き方してみたいなって思えた。何故か最後涙が出た。

うーむ
>>続きを読む

スペースウォーカー(2017年製作の映画)

4.0

コロリョフ同志がちゃんと描かれている映画って他にあるのかな。ソ連の宇宙開発好きとしてはそれだけで胸熱になった(笑)やっぱりコロリョフはカッコいい。

映画は割と淡々と状況を描いていくので地味だが、それ
>>続きを読む

ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

3.9

正直ドラゴン物って事で嫌煙してしまっていた。が、宇多丸師匠の評論を聞いて視聴。

確かにクオリティーの高いピクサー並みの王道映画に仕上がっていてとても良かった。ドリームワークスも成長したなあ。

映像
>>続きを読む

サリュート7(2017年製作の映画)

3.4

映像は凝ってて好きだったけれど、描き込みが色々足りてなくて苦しい。特に後半お涙頂戴に振りすぎて、全てが運任せ(なところもあったにせよ)、ご都合主義に見えた。地上班の努力とかもっとあったんじゃないのかな>>続きを読む

>|