カシュニッツさんの映画レビュー・感想・評価

カシュニッツ

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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

見放題だよ、のお知らせがきてウキウキと視聴。
日本映画もアクションも苦手なのになぜか前作を気に入り、今作は大大好きな堤さんが出演しており期待値急上昇!

かなりグロテスクなセリフ「かまうもんか、血は好
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アガサと深夜の殺人者(2020年製作の映画)

3.3

この状況でなしえるのは君しかいないよね?と思ったとおりの人が黒幕。ラストでようやく「えーっ、殺人の真相のあの人だったの?!」と気づく。なかなかの密室劇だった。

アガサと殺人の真相(2018年製作の映画)

3.5

この時代のイギリスの雰囲気が好きだからそれだけで見た甲斐あり。
物事はまず単純に考えてみること。

レベッカ(1940年製作の映画)

4.0

久しぶりのヒッチコック。いつも心理描写が好き。ポアロ(小説)でコンパニオンという存在がが出てきて「??」となったけど、こんな感じなんだ

ダンバース夫人の崇拝にはセクシャルな要素も含まれているように思
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複製された男(2013年製作の映画)

3.5

ジェイク・ジレンホールの魅力を鑑賞。
解釈幅の広い映画が好きだから、あれこれ可能性考えた。
不気味の谷にも似て、もしそっくり瓜二つな人がいたら私なら恐怖を感じそう。まちがっても会いたいなど思わないだろ
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幼い依頼人(2019年製作の映画)

3.0

そうなるだろうな、の予想通りに終了。
2013年の事件をベースにしてるらしい。
シリアスとコミカル、場面とBGMなどバランスとれてないところが惜しい。

母性神話を説かれてもねぇ…と法廷で叫ぶ主人公を
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友罪(2017年製作の映画)

3.4

じっとりとしてエネルギーない時に見たら疲弊する。しかし良い映画だった。

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0

様々な意見があるようだが私は高く評価してる。
権力の移動、支配の構造などを多面的に表現していることと、雨月物語のような不気味さで不安や恐怖を描写する絶妙のバランス。

リボルバー(1988年製作の映画)

4.0

やはりジュリーはいい!飄々とした雰囲気が「太陽を盗んだ男」と重なって、「警官しながら原爆作ってるんだっけ?」と要素が混ざってしまった。

昭和のゆるさと山田辰夫さんの野犬のピットブルの如き暴力性。

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.7

ドラマ「フレイザー家の秘密」で悪いヒューグラントを見てから、そういう役の彼に妙に惹かれる。
ジョシュハートネットも相変わらず素敵。
ガイリッチー作品久しぶりだな〜とか思ってたのに、ストーリーよりもAI
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.0

いつか見たいリストに入っていた。陰惨スプラッターかと思いこんでいたが意外にアクション多め。最後の30分くらいがおもしろかった。彼らがどこかで旧い慣習に囚われた者共を成敗してくれていると思うと応援したい>>続きを読む

悪の偶像(2017年製作の映画)

3.0

しばらく映画見てなかったからなのか、理解が追いつかぬまま終わってしまった。2,3回視聴して理解できる…となにかで見たが、もう一度見て解明したい!と思えるほどの吸引力はなかったのでこのままでしょう。
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マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

4.5

ただただ心地よい時間。その人を美しく見せる服を作り続けた人。ほんの少しギャルソンのコレクションも見ることができて感激。
服には自分のエネルギーと釣り合う時期があると思う。
まだ及ばないけれどいつかマル
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.8

ライトなジュブナイルホラーかと思いきや、どんどん濃密になっていった。
デビーの人生を支配しようと呪詛を吐くところに身震い。怖すぎる。マッキー許せん!

アンテベラム(2020年製作の映画)

4.5

追いかけてくる影の存在がものすごく恐ろしくて何度か中断。
生きる中で抑圧を感じた経験があると、何らかの形で響くのではないか。
最後のスローな疾駆が爽快でこみあげるものがある。

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

やっと見放題になってた!
アンブレイカブルはほぼ記憶になく、イライジャの骨折シーンが本当に痛そうで身悶えたことくらいしか覚えがない。
いつもそうなんだけど、シャマラン(今回はデヴィッドの店の客でしたね
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

2.8

うーん、なんか、うーん…
家族神話、母性神話の裏返しって感じ。モヤ残り。
ガンホさんとドゥナさんいたから最後まで見たけど。
雨垂れ手に受けるところと、観覧車の中でIUの目を隠すところ。いかにも是枝監督
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