洗練された端正な物語。
寡黙なトーン。
無駄が排されている。注意深く作っていると思う。
この筋でポルノ要素がなくてすごい。
ただ妊娠がわかって、中絶しにいくだけ。
妊娠に至った過程も辱めもと>>続きを読む
美しい愛の夕暮。
純真なるエロス。
一貫してロマンチック。
愛し合う老人と美しい妻。
内容は気持ち悪い。確実に。
でも、描かれ方が極めて甘美。
お陰か、臭みを感じづらかった。
心から愛し合>>続きを読む
・あっさり
・独特の空気感
・嫌らしさがない
・てらてらした彩度
・肩越しに見るような構図
さり気無く、小気味いい。
ラストに心を動かされたりしないけれど、
なんだか腑に落ちる自然さがありました。
上品なセンチメンタルさ。終始静か。
トーンが穏やか。
まずテンポがゆっくり。
穏やかな筋で、跨る時間も少ない。
でも冗長さは感じられなかった。過不足ない情報量だと思う。
また、キャラも派手>>続きを読む
静かな殺し。静かな吸血鬼の心の揺らぎ。
不思議な湿度。
空気の奇妙なこすれ。
美しいカット。
白い風船、貼り付けた青空のコピー。
カメラワークの優雅さ。
特に悪でも善でもない吸血鬼。
その>>続きを読む
エンタメの最大公約数。
明るさ、わかりやすさ、展開のはやさ。
映像がきれい。
アクションシーンもばっちり。
ゲームの経験はないが、それでも世界観は飲み込めた。
興味をひく設定。
でも、話>>続きを読む
「理由はない」面白さ。
シニカルギャグ、メタ発言もりもり。
「この映画は"理由がない"ことへのオマージュである」
オモシロナンセンス。
B級映画感は強くない。知らんけど
映像が普通にかっこいい>>続きを読む
・簡潔
・SE大きめ
・彼女可愛い
・音響きれい
・薄青に整った画面
・早々予想できる展開
・普通にあり得そうで嫌
静かで荘厳で美しい。
ダウナー。
巨大惑星「メランコリア」の接近により反転する世界。
筋はざっくり二部構成。
前半がキツい。
まず画面で目にダメージ。
ぐらぐらカメラ、セピア色など。
内容も>>続きを読む
「親たちに教えとくがいい 子供たちの世界はゆっくり過ぎていく」
子供間の壊れやすい切実な愛情。
軽快な音楽。
BGMがしょっちゅう大きめに流れて、MV仕立ての物語とも言える位。
幼少期の無力>>続きを読む
葛藤ありポップさありの、ライトな恋愛ドラマ。
起きる度、老若男女に姿を変えてしまう主人公……という斬新な設定。
この設定による苦難が話のメインのひとつ。
視聴者のほうも主人公が今どの顔なのかわ>>続きを読む
真剣で壮大なギャグだった。
1より悲壮感強め、キリスト教色強め。フィボナッチ数は草
画面が結構いつも暗い。
構図の美しさは流石。
ズーム多用でも見やすい映像、
多い切り替えによるポップさが優し>>続きを読む
良くも悪くも片生な印象。
映像に熱を感じる。
カメラの過ぎ去り方、カットの繋ぎ。
オープニングとエンディングがキレてた。
青みがかった画面が若々しい。
男の子の喋り方もリアル。
ただ、話は>>続きを読む
詩的。ギャグ。
キャッチーな音楽とテンポ。ヘビメタは草
淡々と面白い。
チャプターわけや独白という形は「ハウスジャックビルト(同監督)」を彷彿とさせる。
性依存症の女性と、話を聞くお爺さん。>>続きを読む
イルな家族の湿った鬱屈。
終始じっとり濡れている。
ギャグにしては背筋が寒く、
ホラーにしてはロマンチック。
映像が冴えている。
オープニングからキレキレ。
カメラの滑らせ方が自然なかっこよさ>>続きを読む
タイトル通り。
その他にはギャグと日常の隙間。
「だれかとだれかが出会って何かが起こる」話。会話劇多め。
全編通して、
わかりやすさとリアルさを追求しているように思う。
会話が注意深く作られて>>続きを読む
「ママは死んだりしないよ」
恐らく不安定な母子の物語。
ムード、絵作りが素晴らしい
話は抽象的で掴みづらい印象
きわどい描写
邪魔しないSE
階調の美しい黒
断片的に進む展開
写真とイラストの馴染>>続きを読む
烈しさ。奇怪なぶつかり合い。
ぐちゃぐちゃの男女。
完成度の高さ。
好みではないのに、それでもすごいとわかった。
卒業制作とは。
キャラクターが絶妙な生々しさ。
思わず気になる。
不思議な>>続きを読む
切ない雰囲気
生々しい質感
鮮烈な自然光
緻密な生活音
音楽が効果的
台詞なかった
話追えず終了
肉感と湿り気
「さよなら 子供時代」
詩人が人生を戦う物語。
カロリー高い映像、演出たち。
画面が華やか。
でも、前作のぺかぺかした感じより、
なめらかな翳りが増えた印象。
色の配置やカメラの滑りの美しさは>>続きを読む
鮮やかな映像と演出。
突飛な部分もあるが、美術や詩情を楽しむだけでも楽しい。
ポップ。テンポ良し。華やかな映像。
画面のトーンは柔らかい。しかしカラフル。
赤や緑の配置がきれい。
デフォルメさ>>続きを読む
ややダークなストップモーション。
孤独な子どもらの寄り添う心。
大きな筋よりも、
こまかな描写で楽しめる作品だと思った。
展開は割と王道な感じ。
ちょっと予想できるかも。個人的には綺麗すぎて刺さ>>続きを読む
全体的に完成度が高く、
ひとつひとつ毛色がちがうかも。
なので、1つ見てハマっても、他がピンとこなかったりしそう(逆もありそう)。
リマスター上映で観た 5.殺人 が個人的には完璧すぎました。>>続きを読む
「責任 とってね♡」
怒涛の映像表現。
王道SF。
普遍的な題材。
「理想の夢にずっといられることを選ぶか、選ばないか」
映像が気持ちいい。
幻想的な設定が、
こんなにも美しく、かっこいい画で>>続きを読む
愛と執着と痛み。百合。
愛の成就の一つの形。
見事な作画と演出。
苛烈なバトルや共闘等、サービス多し。
ほむらちゃんの悲痛。
今までずっと利他愛ばかりだった物語の進展。
「この思いは私だけの>>続きを読む
ギアの入る後編。百合です。
祈りと呪いと愛と救済。
壮大なSF。
脚本が骨太。
アニメとして、映像や演出がこってり楽しい。
声優さんの切り替えが見事。
まどかちゃんとほむらちゃん、二人にフォ>>続きを読む
怒涛の美術と追い込み。
気持ちの良い前編。
可愛いキャラクターと不穏なムード。
影が相当黒い。焼き込みツールのよう。
ダークな空気が充満している。
画面も直線的だったり、引きが多かったり。>>続きを読む
かっこいい。
シブい男性がガンガン出てくる。
音楽良し、テンポ良し。
「月の光」で着く緩急の美しさ。
照明への色の乗り方もきれい。
なめらかで、
導線のはっきりしたカメラワークが気持ちいい。>>続きを読む
真っ直ぐヒューマンドラマ。
爽やか。吹き抜ける風のよう。
テンポ良し。
ユーモア、と思えば感動させてくる。
筋はファンタジック。
でも史実に即した流れ。
合成映像もあって、現代史に詳しければ楽>>続きを読む
ゆるふわ奇天烈ドラマ。
箸休めに良し。
穏やかながら賑やかしい画面。
スタイリングや美術の美しさ。
色合いやキャラクターが鮮やかで楽しい。
俳優陣も豪華で絶妙。
脱力系のシュールさ、ポップさ>>続きを読む
「剥製は鳥が最高」。
完成度が高い。
適度にわかりやすく、適度に怖い。
映像が美しい。
オープニングから鮮烈。
モノクロがくっきり鮮やか。
どのシーンも構図が整っていて目に楽しい。
古さを感>>続きを読む
デヴィットボウイさんのカリスマ性。
ささやかな美しさが光る。ほのかなロマンチックさ。
暴力シーン多め。
終始薄暗く、じめじめしている。
画面が地味ながら美しい。
構図がカチッとはまる。
色合>>続きを読む
浮きすぎず、まとまったエンタメ。
信念の大切さ。
ふわふわした夢物語としての「信じよう」ではなく、
現実も提示した上での「それでも信じよう」。
色がなくても充分あかるいモノクロ。
演出が洒脱。>>続きを読む
爽やかハートフルコメディ。
縁と温もり。
今敏監督が苦手でも観られそう。素直なエンタメ。
音楽、演出が華やか。
カメラワークが派手。圧倒的作画。
緻密な描写とわかりやすさ。
仕掛けのある物語>>続きを読む
ムードの盛り上がる暖かな映画。
コンパクトに楽しめる。
見事な画面。1938年!?
モノクロが麗しい。
硬い照明で作られたコントラスト。
あと普通に画質が良くて、
雪の街の冷気まで美しく描写さ>>続きを読む
造りやテーマが挑戦的。
ぬめりのある映画。
没入できれば楽しめそう。
なまなましく湿っている。
終始暗い空気。
露出の足りないフィルムのような陰。
基本的にシリアス。
笑って良さそうなシーン>>続きを読む