そもそも「アイネクライネナハトムジーク」とは直訳すると「小さな夜の曲」となるらしい。
原作となる伊坂幸太郎の本が、斎藤和義コラボレーション的な感じで発売されたとき、「アイネクライネナハトムジークって>>続きを読む
映画鑑賞後、なかなか忘備録(レビュー)を残せずにいた。
映画の宣伝で衝撃の結末とうたっているものの、果たして衝撃の結末といえるのか。
宇宙の映像は素晴らしいものの、すでにいくつかの、宇宙を舞台にした映>>続きを読む
オダギリジョー初監督作品を鑑賞。
まず特筆すべきは、撮影監督であるクリストファー・ドイルによる映像であろう。
まさに映像美と呼ぶにふさわしいシーンの数々に魅了された。
ウォン・カーワイ、ジム・>>続きを読む
「once upon a time」を直訳すると「昔々」となる。
さしずめ、この映画のタイトルを見るに「昔々、ハリウッドというところに」から始まるタランティーノが語る昔話なのだろう。
そう思ってみ>>続きを読む
仏アニメ界の巨匠ミッシェル・オスロ監督の映画を映画館で見るのは初めてで、せっかくの機会なのでと足を運ぶ。
公開日夜の上映は程よく席が埋まっており、上映館数は少ないなか足を運ぶ人たちの期待の高さがうか>>続きを読む
今度はエルトン・ジョンかと思ったのは私だけではあるまい。
とはいえ、エルトン自身が製作にかかわっていると聞き、どこまでの映画になるのだろうかと思いながら鑑賞。
どうしてもフレディ・マーキュリーの映>>続きを読む
原題は「El Angel」なので「天使」というタイトルのこの映画。
アルゼンチンに実在した「ブラック・エンジェル」と呼ばれる美しき連続殺人鬼「カルロス・エディアルド・ロブレド・ プッチ」をモデルにし>>続きを読む
実写版ライオンキングの公開を前に、劇団四季のライオンキングを鑑賞。(といってもわざわざタイミングを合わせたわけではなく、チケットがとれたのがたまたま公開の前の週だったのだ)映画のサントラや劇団四季のサ>>続きを読む
ドラゴンクエストのゲームをリアルタイムでやったのは3までで、この映画の原作(というのだろうか)になっている5をやったのはオトナになってから、それも、つい数年前のことだったりする。何年かぶりにドラゴンク>>続きを読む
12歳の子供が両親を訴える。
この映画はそこから始まる。
レバノンを舞台にしたフィクションだが、恐らくこの映画で描かれている内容は全くの虚像ではあるまい。
ラバキー監督自身がリサーチし、子供>>続きを読む
「君の名は」から3年ぶりの新作ということで公開日の映画館も満員御礼状態。
これは、入場者プレゼントのミニカップヌードル効果だけではあるまい。
それだけ期待値が高かった今作。
映像の美しさはいうまでもな>>続きを読む
これ以上の物語とそれにふさわしいエンディングはないと思わせてくれたトイ・ストーリー3。あんなパーフェクトな締めくくりはないと思っていたところ、9年が経過し、あの続きを見せてくれるという。それも誰も予想>>続きを読む
是枝監督が「これは、新聞記者という職業についての映画ではない。人が、この時代に、保身を超えて持つべき矜持についての映画だ」とコメントを寄せていたのを拝見し、足を運ぶ。
水曜日(レディ—スディ)のせい>>続きを読む
ドランのドキュメンタリ—映画を見て、その中に出てきた映画を見たくなり鑑賞。
今更ながら、この時からドランは自分のスタイルを確立していたのだなと再確認した。
色の使いかた、音楽のチョイス、スタイリッ>>続きを読む
ドランのドキュメンタリ—映画。
なんというか、彼には伝えたいことが本当にとめどなく溢れてきているのだなと。
それは若さ故なのか彼の才能なのか、現時点においては両方か。
尽きることないそれらを、形>>続きを読む
こちらも見逃していた映画をDVDにて鑑賞。
樹木希林さん見たさと、大森監督がこの題材を選んだことに興味が湧いて鑑賞したのだが、大森監督らしさはあったかなと思う。
そして何より、前評判どおり(いや、>>続きを読む
上映関数が少なくて見逃していた「ゴッズ・オウン・カントリー」がレンタル開始になったとのことで、借りて鑑賞してみた。
この映画がLGBT映画であること、設定などを踏まえて、アン・リー監督の「ブロー>>続きを読む
前作に引き続き、これまでのスパイダーマンとは一線を画す現代版スパイダーマンだった。
これまではどちらかというと苦悩するスパイダーマンというイメージが強かったのだが、ちょっと見ていて「おい!」と思うほ>>続きを読む
前評判があまりよろしくなかった今作であるものの、このキャストでみられるのも最後と聞き、これまで見てきたものとしては終わりを見届けようとしたものの、確かにこんな風に終わらせる必要があったのだろうか…とい>>続きを読む
「アラジン」というタイトルの通り主人公はアラジンなのだが、それを上回るジーニーの魅力に魅入られた。正直、どうなんだろうと思っていたウィル・スミス演じるジーニーがとても良かった。ウィル・スミスのイメージ>>続きを読む
STUDIO4℃の映画を見るのは「鉄コン筋クリート」以来で、随分と久しぶりだ。
何故こんなに間が空いてしまったのか特に理由はない。今回「海獣の子供」の予告を見てSTUDIO4℃制作ならばみてみようと決>>続きを読む
正直なところ前作の「Godzilla」が、今や記憶も薄れてしまうくらいの印象で、今作を見に行くかを迷った結果、予告編などを見て、結局公開日に足を運んだ。
途中で、この手の映画にストーリー性を求めても>>続きを読む
原作およびドラマで演じた山本耕史の磐音のイメージが強く、松坂桃季の磐音はどうだろうかと思っていたが、見ているうちに最初感じた違和感は薄れていった。
どうしてもドラマと見比べてしまうことは許して頂きたく>>続きを読む
「長いお別れ」といえば、チャンドラーを思い出してしまう私は、この映画の原作は存じあげず、未読のまま鑑賞。
「湯を沸かすほどの熱い愛」の中野量太監督の最新作である今作は、アメリカを舞台にした探偵が出てく>>続きを読む
何かを書くとネタバレしそうだし、ネタバレしてしまうと楽しみが半減どころではないと思うので控えるが、そうすると何を語っていいのやらと思いながら忘備録的な感想を徒然と…
アイアンマンに涙し、
キャプテン>>続きを読む
そういえば、以前山崎賢人が信でキングダムの短い動画が作られたことがあって、それがとても良かったのを覚えている。
映画化と聞いて、それを思いだし、予告を見て期待に胸を膨らませた。
結果、とても満足のいく>>続きを読む
初めて、というかとうとう、名探偵コナンの映画を映画館にて鑑賞。
いつも、テレビやDVDにての鑑賞だったのだが、ここ何作かが面白かったので、いよいよもって足を運ぶ。正直なところ、ちょっと箸休め的な映画だ>>続きを読む
「君の名前で僕を呼んで(原題「Call Me by Your Name」)」でティモシー・シャラメに魅せられてしまったひとりとしては、今度はどんな作品に出るのだろうと手ぐすね引いて待っていた。そんなテ>>続きを読む
マーベルお得意のクロスオーバー作品となる「キャプテン・マーベル」。
正直なところ見るべきか迷ったのだが、4月に公開を控えたアベンジャーズを追いかけてきたひとりとしては見ておいて良かったなというのが率直>>続きを読む
前評判の高さと予告編につられてIMAX3Dにて鑑賞。
アメリカ人はスパイダーマンが好きだからなあ…という気持ちもありつつ、だったが、これが予想以上に面白かった。これは3Dにて鑑賞すべきアニメ映画。
ア>>続きを読む
何度も何度もまるで刷り込みのように映画館で予告を見せられ、公開を楽しみにしていた本作に早速足を運ぶ。予告の見すぎかアロー・ブラックの「I Count on Me」を鼻歌交じりに席につく。
予告に>>続きを読む
正直予告を見ていて、アリータのビジュアルが受け付けなくて見るかどうか迷っていたのだが、バトルシーンの秀逸さにひかれて、3DIMAXにて鑑賞。
これが、意外に楽しめた。(失礼…)
原作は未読だったため、>>続きを読む
単館系映画だからこそできる試みとでもいおうか。
ほとんどが主人公のアスガーが電話しているシーンのみで構成されている。
冒頭、この映画の主軸となる電話がかかってくる。そして同時進行でアスガー自身にも何か>>続きを読む
アクアマンの設定やあらすじを読むと、これはマーベルだったか、DCだっただろうかとしばし考えてしまった私がいたのだけれど、いやいや、たしかにアクアマンは「ジャスティス・リーグ」に出ていたなと思い出す。>>続きを読む
「セッション」「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督作品で、今年度アカデミー賞ノミネートと聞き、俄然興味が湧いた今作。
「ラ・ラ・ランド」にも出ていたライアン・ゴズリングと再びタッグを組み、史上>>続きを読む