キラよしさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.7

見捨てられた行方不明者を、2人の特別捜査班が上層部命令そっちのけで捜索する。
デンマークの有名なミステリー小説映画化。北欧ならではの不気味さとストーリーの精密さがある。

ダブル・インパクト(1991年製作の映画)

3.7

ダブルヴァンダム。
香港で離ればなれだった双子が、奪われた名誉を取り戻すための戦いに挑む。
脚本的にぐだぐだ感が否めないが、アクションは凄まじかった。筋肉対筋肉も楽しめた。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.2

日露戦争後の北海道。その生き残りの不死身の杉本は、金塊の在り方を求め、アイヌの少女アシリパさんとともに北海道を駆け巡る。
原作未読でも満足できる出来だった。アクションもギャグもバランスよく、北海道の良
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.9

世紀末タイムトラベル。
モノクロのスチール画とナレーションだけで、悲哀さ儚さを描いた作品。

バッドボーイズ フォー・ライフ(2020年製作の映画)

3.8

マイアミの暴走刑事2人ふたたび。
防弾刑事のマイクが、彼に因縁のあるメキシコからの敵によって死にかける。
マイケルベイからベルギー出身のコンビ監督に代わったので、爆発が減っていたのは残念。

マーターズ(2007年製作の映画)

3.4

フランススプラッター!!
謎の組織に虐待された少女とその親友の、最も残酷な末路。死の境に何が見えるか、そのための"苦痛"。勝手な好奇心を持つことは残酷なものです。

サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

3.7

サンセバスチャン映画祭に参加しにやってきた夫妻。小説家の夫をそっちのけで、若き映画監督とイチャイチャする映画広告の仕事をする妻。ある日、調子が悪いので夫の方は外科医にいったら、女性医師に惹かれてしまう>>続きを読む

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.9

傲慢な天気レポーターが、何度も同じ日を繰り返す時間ループに乗り込まれる。そして彼は開き直って町でやりたい放題したり、仕事仲間のリタを口説いたりした。
ビルマーレイのリゼロ。
同じ日々を繰り返すたびに、
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炎のデス・ポリス(2021年製作の映画)

4.0

怪しい詐欺師とそれを追う殺し屋が、偶然か警察の留置所で鉢合わせ。そして、史上最高級の厄災が起こる。
正義感あふれる女警官と詐欺師殺し屋、そして乱入してきた史上最悪の殺し屋。留置所での心理戦と警察署内で
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ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.6

アフリカ育ちの少女が、アメリカの高校でスクールカースト上位派閥に気に入られ、いろいろとのし上がっていくことに。
いろいろとひどいアメリカの学校の闇の部分。真面目で良い子があんなにイジワルになるなんて…
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シャクラ(2023年製作の映画)

3.8

濡れ衣着せられて、組織から追われることとなった正義漢溢れる最強侠客。途中知り合った変装名人の女性とともに数々の刺客と黒幕、そして自分たちの出自と向き合うことに。
ドニーイェンと谷垣健治のタッグがおくる
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

4.0

 息子も産まれて、家事や王国の業務と大忙しのアクアマン。しかし、かつての敵のブラックマンタが失われた王国の力を手に復讐しにやってきた。かつて敵対していた異父兄弟のオームとともに邪悪な魔の手を食い止める>>続きを読む

ホラー・エクスプレス/ゾンビ特急地獄行(1972年製作の映画)

3.7

満州で先史時代の化石(ミイラ)を発見した考古学者。シベリア鉄道で輸送していたら、ミイラが動き出し、列車内は混沌と化す。
最後だけゾンビパニックなB級映画。目を見ると殺されて操られるSFホラー。

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.8

別荘でバカンスしにやってきた家族に、恐ろしい現象が起こる。
陰謀論、サイバーテロによって起こる瞬間を不気味に描いた演出が良き。

ロブスター(2015年製作の映画)

3.8

子孫繁栄が義務付けられた世界。独身者は強制的にカップルを見つけるように徹底されてしまう。カップル成立しなければ動物にされる。そんな糞みたいな状況に嫌気をさした、生まれ変わったらロブスターになりたい男。>>続きを読む

愛のコリーダ(1976年製作の映画)

3.4

大島渚のガチガチのポルノ映画。出会った2人が血気盛んに性交に明け暮れる。

レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.3

タランティーノ監督初期作、映画館鑑賞。
現在と過去で描かれる強盗団の悲惨な最後😄
冗談を語り合った後に、本当に崩壊しちゃうんだから癖になる(笑)。

ピンクの豹(1963年製作の映画)

3.7

ピンクパンサーというダイアモンドをめぐる、怪盗とズッコケ警部の奮闘劇。

28週後...(2007年製作の映画)

3.7

免疫あるとはいえ隔離しなくちゃダメでしょ!
ジェレミーレナーがただカッコいいやつでした。

エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

3.7

消耗軍団最新作、ステイサム主演。
ステイサムとトニージャーの連携は良かったものの、悪役のイコウワイスの活躍をもう少し増やしてほしかった…。

コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.9

大地震で運良く崩壊しなかったマンションが、ある男によって秩序を保たれる。しかしその男はかなりヤバいやつだった!?
大災害で生き残ったものたちの醜い側面。安息地を造れたと思ったら、結局崩壊するものね。

晩春(1949年製作の映画)

3.9

娘の結婚をめぐる話。
なかなか結婚したがらない娘紀子。今までの生活を離れたくない気持ちもわからなくもない。
ついに嫁にやった後のお父さんの哀愁が凄まじい。さすが小津安二郎スタイル。

シェーン(1953年製作の映画)

3.9

さすらいの旅人シェーンが、世話になった開拓地を荒らす牧場主一味と対峙する西部劇。
土地と未来をかけた戦い。

毒戦 BELIEVER 2(2023年製作の映画)

3.7

僕たちの麻薬戦争2作目。
麻薬王イ先生をめぐる血と血を争う戦い。
迫力の銃撃戦とノワールさは健在だが、前作とキャスティングもあって、イマイチな伏線回収になっていた。答え合わせなのに新たに続編あるのか?
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.9

リドリー・スコットの究極のアメリカンニューシネマ。
旅行中にレイプされかけ、つい殺しちゃったら、指名手配された女2人。
ついでに乗せてやった若い奴に大金盗まれて、仕方なく強盗やっちゃった時の清々しさと
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ブルーバック あの海を見ていた(2022年製作の映画)

3.8

豊かな西オーストラリアの海で、若き海洋学者が母との暮らしと巨大な魚との思い出を振り返る。
美しき海の世界とその場所を守る母娘の物語。オーストラリアのスローライフかつ逞しい女たちの戦い。

街のあかり(2006年製作の映画)

3.6

冴えない警備員が出会った謎の女性、その出会いが不幸の始まりだった。
盗みの濡れ衣着せらた男の不幸な末路。アキカウリスマキ作品の中でも胸糞悪い方じゃないかな。

サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.8

映画館初めスプラッター!!!!
感謝祭で起こったショップの騒動事件の悲劇によって、復讐の鬼が誕生した。
イーライロスの容赦ない脳汁ぶちまけホラー。民度の無さで、恐ろしい怪獣が誕生した。

大怪獣ガメラ(1965年製作の映画)

3.7

悪い子ガメラ。
エネルギーを吸収する、ブーストかまして空飛ぶとあっと驚かせる亀さん。

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.7

2023年見納め。
人を邪悪な存在にしてしまうウイルスに台湾は絶望のどん底に陥られる。
ゾンビパニックの中でも究極的に悪趣味な作品。あんな状況じゃあもうどうしようもないよォ!!!

レジェンダリー(2017年製作の映画)

3.5

聖遺物を届ける先に、支配欲の高い騎士の罠。どいつもこいつも血生臭く自分勝手なぐだぐだ巡行。