Yudaiさんの映画レビュー・感想・評価

Yudai

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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

半魚人の不思議な生き物と無声者の女性との恋愛。異質な組み合わせだったが、なぜか惹き込まれるストーリーだった。世界観とイライザ役のサリー・ホーキンス、ストリックランド役のマイケル・シャノンがよかった。

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.0

"潰れた魂に義足は付かない”
このフランクの言葉は心に刻まれたな。

セッション(2014年製作の映画)

4.5

主役の2人なんか観たことあるなと思ったらスパイダーマンとトップガンマーヴェリックに出演俳優だった。それにしても、J・K・シモンズ演じる鬼教師フレッチャーは圧巻だった。黒T1枚でよりわかる腕の血管・上腕>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.0

まず、メアリー役のレイチェル・マクアダムスの笑顔といい雰囲気が可愛すぎた。鑑賞後の感想は人生って難しいだなって。タイムトラベル能力を持ってしても人生には困難だらけ。そんな困難の中、やり直しが効かない一>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

思いの他ヴィーガン狩りをする肉屋の夫婦ヴィンセントとソフィーの葛藤が垣間見えた。コミカルな音楽と共にチーター・ワニ・蛇の捕食シーンを参考にヴィーガンを狩りするシーンはイカれていて、最高だった。

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

既に登場している広島仁正会と尾谷組の構成をみているとほとんど新規の登場人物で関係性を理解するのに苦労した。あとは好みの問題だが、日岡と上林のタイマン構図より前作の広島県警・広島仁正会・尾谷組の三つ巴の>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.5

極道を描くにあたって、中途半端にグロいシーンを隠さないことで、世界観に威厳を保てていたのが魅力。俳優陣は全員味があって、決して出演俳優は少ないわけではないのに、全員頭に残った。警察が正義でヤクザが悪で>>続きを読む

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.0

君の名前で僕を呼んで然り、同性愛を題材にした映画はどこまでが友情でどこからが恋愛なのか、はたまた最初出会ったときからなのか、読み取りにくい距離感が魅力だと再認識した。それにしても俳優豪華すぎた。あと、>>続きを読む

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.0

鈴木亮平、41歳であの肉体とさわやかさは異常、かっこよすぎ。アクション以外は警察ドラマシリーズの特別版みたいな感じで残念。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0

荒野の中でのイかれたカーチェイス、そしてあのパンクな世界観はサイコーだった。トム・ハーディーがかっこよすぎる。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

北イタリアの雰囲気・ティモシーシャラメが美しかった。今作のティモシーは男でも惚れる美貌があった。オリヴァーとエリオの恋に至る心情の変化はいまいち理解できなかった。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

世界観・衣装・演技・物語全てにおいてよかった。物語冒頭のモノクロシーンとあの色鮮やかな世界観の対比がいい。リスボン・船の芸術的なアニメ・ミニチュアのような背景との組み合わせが色鮮やかな衣装・セット・演>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

ただの恋愛映画だと思っていたが、思いの外、人生について考えさせられる映画だった。靴でお互いの気持ちのズレを表現するのめちゃよかった。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ホラーが苦手な人間でも楽しめる作品。序盤は空にいる何かの正体が何なのかわからず、馬小屋の子供達、カメラに映るカマキリ、ささいなことにも緊張感があって退屈しなかった。正体が分かってからもSF作品として楽>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.5

評価するのが難しい映画。
物語としてはあまり起伏なく、予告編で見た通りで少し退屈と感じた。ただ、再開したヘソンとノラの距離感・お互いの想いには儚さ・切なさを感じた。
もっと歳を重ねてから再度鑑賞してみ
>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

自分の人生について考えさせられる映画だった。ファーンが何故ノマドとして生きているのかが、他のノマド達との出会いによって徐々に明かされていくのが、まるで一緒に旅しているような感覚で映画の中に引きづり込ま>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

オッペンハイマーの核・人間関係に対する心情の揺れを演じた主演のキリアンマーフィーはさすがだった。モノクロとカラーの切り替えのおかげで、時系列を理解しながら鑑賞できたが、思った以上の登場人物の多さとシー>>続きを読む

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

スカージとの最終決戦でミラージュの残骸スーツを着用したノアは劣化版アイアンマンというか、つまらなさそうなヒーロー映画の主人公のようなコスチュームはちょっと萎えた。ストーリーはNY・マチュピチュ・最終決>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

例え年齢を重ねても、人間それぞれには葛藤の上に日常が成り立っているのだと、気付かされた。血中アルコール濃度を常に0.
05%に保つと仕事もプライベートもうまくいくのかという仮説のもと、教師仲間4人で証
>>続きを読む