ミメーシス子さんの映画レビュー・感想・評価

ミメーシス子

ミメーシス子

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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.8

現実と空想?想像?の境界の曖昧さ。
初っ端から不穏なスラム街で始まるし、無秩序とか理不尽さがかなり精神衛生面に悪い〜

不思議の国のアリスみたいな脈略のない展開だなーって思ったけど、よく考えたらボート
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

赤子の脳みそを移植された大人という難しい演技をこなすエマストーンに引き込まれる。

好奇心の赴くままに色んなものを見て経験し、感情を知る。知識を得て思想を持ち、それを実現する行動力を持つ。
ベラ自体の
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エリザベート 1878(2022年製作の映画)

3.5

パンクな生き様な方かと思いきやわりと心が揺れている繊細な方なんだと。

すれ違う家族関係、権威あるものとしての威厳、女性としてのプライドなど
ドレスの下には1人の人として苦悩を抱えていたけれど、
(病
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.5

女の承認欲求の成れの果て

女同士の秘密

子供を産んで育てることは女だけにしかできない

女としての承認欲求の不倫、母としての承認欲求のユーチューバー
母もティンヤも同じ女
2人とも自分の子供を育て
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セッション(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ラストが主人公のカッコいい演奏に観客の大喝采!スタンディングオベーション!
じゃなくて、
バンドを巻き込みつつ、観客置いてけぼりの1人の世界(の様な2人の世界のような、、、)で終わるとこがよかった。
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華麗なるギャツビー(1974年製作の映画)

3.7

衣装が最高〜
大人のロマンチックとは言い切れない恋愛に淡い雰囲気がいい感じ。
華やかさの裏にある空虚さ。過ぎた後は残骸だけ。
栄光も感情も刹那的。

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

父からの愛情をまともに受けられなかったために、愛されたい(特に男から)がままに人生を純度100%で生きた女の一生。


見ながら「そんな流されるなよーーー」と思いつつも、
不倫相手に褒められて満たされ
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ロボトミー手術について調べた時から気になってた。
たまたまツタヤで手にとったらジャックニコルソン主演で、先日シャイニングを観たということもあり視聴。


白い建物の中の世界、統一感あると思いきや滲み出
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.8

インド映画初視聴!

神への信仰、観客置いてけぼりロマンチックシーン、CG?ってわかりそうなコミカルでオーバーな表現(ちょっと笑える)、
「バーフバリ!」の一心同体感、かっこいいアクション、ナチュラル
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.9

強い女デロリスからとにかく勇気をもらえます!!
由緒正しき賛美歌がデロリスの手によってゴリゴリのポップスに様変わりするのにワクワク。


保守的VS革新的なわけなのですが、どっちがいい悪いでもなく、ど
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完全なる飼育(1999年製作の映画)

3.5

暗く重い雰囲気から始まりますが、
サクサクと進むテンポ感、邦子の強気な性格や登場人物のカラッとした人柄も相まって観やすかったです。
竹中直人ハマり役だな〜と、出てると知らなくても一発でわかる北村一輝の
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

スウェーデンの夏至祭っていう設定がまず面白い。これまた世間から隔離された場所っていう、ホラーにはうってつけのナイスな舞台!
昼夜問わずずっと朝っていうのもある種のトランス状態みたいで気が狂う。けど映像
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

まずホラーにしてはあんま怖くないな、という印象。全然一人で見れます。
ホテルの内装が素敵だし、あんなだだっ広い広間で小説かけたら楽しいだろうな〜コロラドいいな〜グアテマラ柄かわいいな〜っていう。
ジャ
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ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

オープニングの儚げなメロディがこれから起こることを物語っているかのよう。
ぐっと引き込まれました。


母親になれるという期待が膨らむほど、その期待が裏切られないように自分を守ってしまう、、、故に周り
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.7

出てくるポケモンみんなかわいい。
アメリカンジョークをとばすピカチュウも中々イカしてます。


小さい頃の夢と、親子のすれ違いと、ポケモンとの友情と成長と、、、ポケモンそれぞれの特性が生かされているス
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.7

鮮やかな色彩、可愛らしい人形、
視覚的にも楽しい映画。

ウェスアンダーソンの
小気味いいテンポ感のコミカルっぷりが遺憾なく発揮されてました。
(いつも、暗いことも悲しいこともサクッと表現してるんです
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.6

御都合主義感否めないけど、
強い女はカッコいいし、
スマートな犯行は文句なしだし、
特にメンバーが鮮やかなドレスを着てレッドカーペットを降りる様が美しいです!!


メットガラやヴォーグ本社が出たり、
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.5

ボニーかっこよすぎ。こんな女実際いたのか!
ベレー帽かぶってスカーフ巻いて拳銃ぶっ放すってスタイリッシュすぎる、、、!



時代背景を知ると、ちょうどアメリカが不景気で鬱屈とした世相だったんですね。
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アマデウス(1984年製作の映画)

3.8

サリエリの視点とモーツァルトの一生を通じ、
いわゆる「天才」と「凡才」の心の機敏が描かれています。


サリエリは一方的にモーツァルトの才能へ嫉妬を抱いていますが、
その裏には賞賛もあったのではないか
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下妻物語(2004年製作の映画)

3.9

ヤンキーとロリータ。
一見真逆の世界観で生きていると思われる両者だけれど、
「世界がなんと言おうと自分の世界を貫く」という芯の強さは同じ。

そんな2人の間で育まれる友情、かっこいい。
女の子だからっ
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ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(2016年製作の映画)

3.8

ショーにまつわるシーン多め、垣間見えるテキスタイルにうっとり、、、
インドの刺繍良かったな〜
相反するモチーフの融合も。

犬と伴侶(?)との関係性も良かった。

ストイックに生きると性とか年齢とかそ
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ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

3.4

物語中物語の構造が面白い。
バスチアンが最後勇気を振り絞り、
本の中の空想の世界と、現実世界が繋がるシーンが感動的、、、

ストーリーは王道ファンタジーだけど
使命を背負ったり、悲しい別れだったり、困
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.0

日本では出せないなぁとつくづく思う質感。
不穏さ&気持ち悪さ&ユーモア感、、、
そこに加えられた画面の寂れた色鮮やかさが、作品を魅力的に引き立てています。

結構サクッと残虐的なシーンが多く、全体的に
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