人物描写が丁寧で、それぞれの人物像がリアルに浮き出てきた。
歪な家族が小さい娘のミスコンのために団結するけれど、その団結が刹那的でよかった。ラストみんなが楽しそうだけど、この楽しさは持続しないだろう>>続きを読む
テンポよく進むストーリー、力任せなアクション、美男美女、管理社会のSFギミック。
ちょこちょこツッコミどころもあるけれど、それも含めて終始楽しくみれる。
これから人生で何回もみたいと思うだろう映画だった。
道中の風景がリアルで、アメリカの見たことのない風景のはずなのに、車窓から、歩きながらどこかで感じたことのある、等身大で普遍的な美しさが映る。
また>>続きを読む
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会話劇の内容を理解し切ることはできなかったが、原爆の投下が成功した後のオッペンハイマーのスピーチのシーンがあまりに印象強かった。群衆のオッペンハイマーへ向けた拍手と歓声が歪んで被害者の悲鳴と重なってい>>続きを読む
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途中までは、大気の押しつぶされそうな雰囲気や音の歪みなど、正体不明の不気味な雰囲気を楽しめたが、正体がわかってから拍子抜けだった。最後まで、わからないものや制御できないものへの怖さを味わいたかった。
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暴力描写がきつく、何度か止めようと思ったが最後までみれてしまった。最後まで胸糞だったのに鑑賞後はなんだかスッキリしてる。主人公が冒頭襲った家に再訪するシーンはゾクゾクした。