このレビューはネタバレを含みます
今、この作品に出会えて本当に良かった。
少なくとも数年先くらいまで、この作品は自分の心のお守りになってくれると思う。
主人公の佳純は幸せ者だと感じた。
真帆のように意気投合できて、(真帆は自分がムカ>>続きを読む
言葉が通じて意思疎通できるがゆえの地獄、というものを感じた。
登場人物みんな無神経・勝手なところはあれど、全体的に物分かりがよく、日本語や手話で理性的な対話が一応できる。立場や見方が違うから心の底から>>続きを読む
唯一無二の映画体験だった。
3時間という尺。
そこに散りばめられた静寂、空白、隙間。
押し付けず、過剰に盛り立てることなく、淡々と人物が話り、動き、景色が移る。
沈黙には苦しいものと心地よいものがあ>>続きを読む