こんな豪華キャストでやることか、?
ドラン作品の中で1番退屈だったけど、多くは語らないプロットやドランらしいスタイリッシュな演出は好みだった。
いくえみ綾の漫画は空気感が独特なうえに少女漫画読者が求めるような胸キュンシーンも多いわけじゃないからティーン世代に刺さらないのとまず映画としての完成度も高くないからシネフィルにもハマらない。どの層にも>>続きを読む
冗長で取ってつけたような泥臭い人間ドラマがかえって大きなカタルシスを生み出す。映画としてあまり好みじゃないけどあのラストのために観る価値はある。
「世界チャンピオンなれよ」
「うるせぇ、バカやろう」
前作よりもファンに向けてか主人公2人にフィーチャーしたシーンが多かった印象。面白くなりそうでそこまで盛り上がらず、前作と比べて話の規模感が小さくなってしまった感は否めない。
客観的要素が強く、モナが何を考え放浪にまで至ったのかについての描写がなかったためアニエス・ヴァルダの考える死生観にあまり共感出来なかった。ただ、不意に挟まれるキャラクターがカメラに向かって語りかけてく>>続きを読む
姉弟のラブストーリーものという設定は『僕は妹に恋をする』と同じだけど描き方が違うだけでこんなにも印象が変わるんだね。登場人物全員が能天気なおかげで問題作にならない不思議。