ohshimaさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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クロニクル(2012年製作の映画)

4.8

いわゆるファウンドフッテージものっていうんですか?この手法の世界最高峰です。到達点です。クローバーフィールドなんて子ども騙しです。物語とキャラクターの造形と演出がこれ以上ないってくらいきちんと結びつ>>続きを読む

ミニオンズ(2015年製作の映画)

4.0

きゃわたん…まじエンドレスにエターナルにギャラクシーにきゃわたん…

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.5

もし党本部に殴り込んだくだりがガチンコであったならば、文句無しに満点です。
どっかの人が音楽との親和性が最も高いスピーチはヒトラー、あるいはマルコムXのものである。なーんてことをいつかおっしゃってま
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俺物語!!(2015年製作の映画)

4.0

まあポスター見た瞬間わかっちゃうようなベッタベタなフリとオチが続くだけの映画なんですが、毎度毎度ちゃんとフってちゃんとオチるのでニヤニヤしつつ見ちゃいますね。ヒロインの女の子が確かにそこそこかわいいで>>続きを読む

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.0

ミシェルゴンドリーの映画は見てて気分がいいので好きです。字幕を追わなくても途中で寝てもお話がよくわからなくなる以外特に支障がないところも好きです。

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

4.5

レンタル開始されたので再度鑑賞。結果最後の特典映像NGテイク集が最高過ぎて評価上げざるを得ねーな、って気分になりました。ていうのは半分冗談で、落ち着いて見てみるとどうしてもメインキャスト陣のキャラク>>続きを読む

図書館戦争(2013年製作の映画)

2.5

近作のことごとく傑作ぶりから野木亜紀子さんの株バカ上がりしてましたが残念ながらこれは凡作の印象。テンポは良いけど題材の限界か。というかおそらくは原作由来であろう自意識やイデオロギーみたいなのが相当キツ>>続きを読む

サボタージュ(2014年製作の映画)

5.0

スーサイドスクワッド鑑賞以降、2ヶ月近く云々考え込んだ後、デビッド・エアー監督作品立て続けに三作見て完全に虜になってしまいました。で、一番最後に見たのがこれ。
近年の醜聞含め、この作品のシュワ
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フューリー(2014年製作の映画)

4.5

必要以上の美化もなくかと言ってことさら残虐さを押し出す訳でもなく、ただそこにあるべきものをあるものとして描く、結果として極めて凄惨な戦場。
ここで監督の経歴を持ち出すのは野暮を通り越して危険、です
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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

4.5

正直この方式じゃなきゃいけなかった理由は薄い、「何撮ってるんだ」「うるせえ」のくだり何回もあるので飽きるし無駄。ただジェイクギレンホールの圧倒的生々しさの前にはそんなことは瑣末な問題です。しっかしこ>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.0

AIとかシンギュラリティとかハードプログレムとか。そういう類の映画ではないです。そっちの視点で見ちゃうとうわっしょーもなってなっちゃいます。あくまでこの映画において大事なのは人間の身体性とその虚像、似>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

5.0

今や巨大産業に膨れ上がったMCUですが、その根本はやっぱりジョンファブローの卓越した会話劇にあったのだな〜と痛感しました。知ってましたけど落涙を伴い再確認しました。マイアミでトラックを調達して厨房の>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

5.0

手持ちっぽい画で説明の少ないナチュラルな会話、で同じ瞬間を異なる過程を経て何度も繰り返すことでドラマが立ち上がっていく感じ、まさしくポップバンドのレコーディングっすね。もう一瞬一瞬が瑞々しく輝いてい>>続きを読む

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.5

ゾンビ映画の一番楽しいところっていうのは映画の中には存在しません。「もし今ここでゾンビが発生したらどうする?」って妄想をやいのやいのオチもなく話すのが一番楽しいんです。あそこ立て篭もろうぜとか、あ>>続きを読む

白鯨との闘い(2015年製作の映画)

3.0

捕鯨シーンと解体シーンは圧巻、 あとはダイエットこんなに頑張りました、の映画でした。

セッション(2014年製作の映画)

-

ジョークのブラックさというものに対して、やっぱり個々人で許容量に差があると思うんですが、この映画に関しては僕は明らかな修行不足だったようです。すいませんでした。
もし万一この映画がコメディでない
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アウトロー(2012年製作の映画)

3.8

じっくりしたテンポのカットと控えめなBGMで昔っぽい緊張感に溢れてていい感じです。弁護士の谷間を例外として全体的にムダがなく引き締まってて素晴らしい。作中どう考えても一番頭おかしくて危なくて気持ち悪い>>続きを読む

機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY(2016年製作の映画)

4.0

オルフェンズしかり、戦争の地獄を積極的に描こうとするのが近年のガンダムのトレンドなのかもしれないです。聖人君子然とした主人公は作り手側も食傷気味なのかしらん。という訳でガンダムお約束のイデオロギーや>>続きを読む

二郎は鮨の夢を見る(2011年製作の映画)

3.1

朝の市場の一瞬、職人の所作、街角、食材、磨き上げられたテーブル、そして寿司。それぞれに向けられるまなざしがやっぱり全然違う。光が美しい。海外の監督っていう訳ですから僕たち日本人とは全く違う角度から見>>続きを読む

アバター(2009年製作の映画)

2.5

名作小説宇宙の戦士の映画化ですね、主演のスティーブン・ラングがほんとうに素晴らしかった。
顔色悪い人たちのあれこれはよくわかりませんがたぶん映画館で3Dで見たらすっげえ、でっけえ、キレイ〜ってなった
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

メインターゲット層のリテラシー意識してるのか知らないっすけど試合部分の内容ほぼゼロでびっくりしました、なんか必死こいて汗かいて頑張ってハイスピードカメラでどアップで鼻の穴で友情!努力!勝利!みたいな>>続きを読む

超高速!参勤交代 リターンズ(2016年製作の映画)

3.8

しょぼくれた映画館で見たんですがお客さんじじばばばっかりでみんなでわっはっはの空気最高でした。

007 スペクター(2015年製作の映画)

3.2

シンボリックな構図の映像美は前作以上に強いけど基本的にはスカイフォールの方が面白かったっすね。悪役も前回の方がキャラ立ってるし、仕事を通した歪な擬似的家族関係っていうのをあんだけ見事に撮っておいて、>>続きを読む

ウォーリー(2008年製作の映画)

5.0

前半ほぼセリフ一切なしなんですがウォーリーとイブがかわいすぎて見てるだけで泣けてくるのに『バラ色の人生』かかった瞬間にもう、ダメです、ドーーン!!です。で後半お約束のピクサーお家芸って感じ完璧です。>>続きを読む

幕末太陽傳(1957年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

古典落語四本が極めて鮮やかに同時進行する異様なテンポ感で普通に今でもガツガツ楽しめる映画ですが、やっぱり白眉はフランキー堺の身体性じゃないでしょうか。キセルの灰を落とす湯船に浸かる着物を羽織るとにか>>続きを読む

ロボコップ(2014年製作の映画)

5.0

オリジナル公開当時は機械が人間の代わりになって仕事こなす、人間は危険な仕事から解放される。そういう未来が未だ現実不可能な夢ではあるとしても、っていうかだからこそ一定のリアリティがあったと思うんです。>>続きを読む

ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

3.8

結局こういう実在のミュージシャンものの映画って全部一緒じゃんとか思いつつ見ちゃうやつです。とにかくひたすらショービズの業と地獄、その悲惨の上に巣食って輝くポップソングとファルセットの天上の甘美。てい>>続きを読む

ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金(2013年製作の映画)

5.0

アメリカ人、というか全ての映画監督の中で下手したら一番好きかもしれないマイケル・ベイの最高傑作。なんでDVDスルーなんっていうのは8万回言っても足りないくらいですがお家芸のコントラストきっついスタイリ>>続きを読む

ハミングバード(2013年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

天気悪いし頭痛いしジェイソンステイサム見てスカッとするか〜と思ってたらやたら文学的で拍子抜けでしたが、すげえよかったです。なんでかって言うとシスターのお姉さんがめちゃくちゃかわいいです。整った美人て>>続きを読む

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