カトーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

カトー

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粛清裁判(2018年製作の映画)

3.5

壮大な実験の共産主義の結果を知る現在、その理想として目指された終着点は、個人の権力維持の飾りでしかなかったということがわかる。生き残るために壮大な舞台装を作り、虚構の役割を声高に演じ、それに熱狂的に答>>続きを読む

君がいる、いた、そんな時。(2019年製作の映画)

4.5

誰も聴かない校内放送を流し、クラスの変わり者として上手く立ち回っているように見えた彼が、その心の中に抱えた悲しみを語った時、この映画の中に深く引き込まれていきました。彼の抱えたその悲しみと共に抱きしめ>>続きを読む

メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

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スティービーワンダーやマービンゲイの存在は、モータウンというレーベルにとっては革命的な存在だったのだと思った。それ以前の作品を一気に古いものにしてしまったように思える。

藍色夏恋(2002年製作の映画)

5.0

地元の映画祭で偶然観た作品。久しぶりの台湾映画。その当時、あまり話題にもなっていなかった。
しかし、作品を観たら圧倒的な魅力を持った作品だった。夜のプール、体育館、自転車、壁の落書き、風にめくられる教
>>続きを読む

風櫃(フンクイ)の少年(1983年製作の映画)

4.5

この頃のホウ監督の作品が、映画としてのバランスが良くて好きな作品が多い。映画の終わりに、兵役に就く主人公が、露店の品物を安売りしだすことで、少年時代への別れの決意を表し、それを暖かく見守る見ず知らずの>>続きを読む

許されざる者(1992年製作の映画)

5.0

仲間の仇をうつために、イーストウッドが亡き妻との誓いを破って、アルコールを飲む場面を、何度も繰返して観てしまう。許されざる者とは一体だれなのか。誰もが自身の正しさを持つが、正義と悪なるものが混沌となる>>続きを読む

シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.5

説明描写をかなり省略しているようで、物語に没頭しずらいかもしれない。しかし、人を愛した女の人は強い!

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

「we are the champion 」という曲が、これほど心に染みるとは思わなかった。人生賛歌なんですね。

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