ともさんの映画レビュー・感想・評価

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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.6

重苦しい。観終わった後これほど辛い気持ちになる話が有るだろうか。一見理解のない母親に思えるが、彼女は心から息子を愛していたし、彼の幸せを願っていたと思う。だからこそ辛い。何をどうすれば良かった?どこを>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.9

面白かった!私的にはシン・ゴジラがいまいちだったので、公開時に劇場に行こうか悩んでるうちに終わってしまって、今回アマプラで見つけて観たけど、これは劇場で観たかったな!
CGの迫力も凄くて、ゴジラもかっ
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

就職が決まったときの周りの人の反応に泣いた。最後は本当に温かい人と繋がることが出来て良かった。亡くなった時に涙を流してくれる人が居て良かった。レールに沿って生きていても幸せとは限らない。レールから外れ>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.5

人間を見せ物にするのは許せないが、この時代のカーニバル、怪しげで見てはいけない世界観に引き込まれた。最後は必然でしたね。足るを知る事が大事。欲を出しすぎると幸せは遠ざかるということ。

ある男(2022年製作の映画)

4.0

最後が衝撃だった。
夜に家並みの明かりを見て、この窓の向こうの人の人生ってどんなだろう、と思うことは度々ある。
が、じゃあその人の人生と替わりたいかと言うとそうは思わない。
それってとても幸せな事なん
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GHOSTBOOK おばけずかん(2022年製作の映画)

2.5

公開時観逃したから、アマプラで見つけて嬉しかったけど、、う〜ん。完全に子供向け、しかも低年齢用かな。おばけが全部弱すぎるしなぁ。子役もいまいち上手くないし。ガッキーと神木君使うのが勿体なかった。これは>>続きを読む

ねこタクシー(2010年製作の映画)

2.5

猫飼いとしては夢のようなタクシーだけど、漫画の世界かな、、実際は猫をタクシーに乗せるのはリスクありすぎだし。1番気になったのは猫婆の家。多頭飼育崩壊してる。漫画の世界だと思って納得させている。ただ対人>>続きを読む

お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方(2021年製作の映画)

4.0

年齢的な事もあり、笑って泣いて忙しい映画だった。結婚生活の毎日は本当にイライラや不満が沢山で、あ〜もう嫌だ!と思うことも多々あるけど、それは相手も同じ事で。やっぱりお互い譲ったり許したりする事しかない>>続きを読む

みんな元気(2009年製作の映画)

3.8

親子って難しい。親にとって子供はいつまでも子供で、子供にとって親は大人になるにつれ少し距離を置きたくなる存在。私自身親の立場からすると、大人になった子供達に余計な口出しはなるべくしないように、と意識し>>続きを読む

ルー、パリで生まれた猫(2023年製作の映画)

3.0

公開予告から楽しみにしていた映画。早速観てきたけど、想像していた内容とは違って、猫飼いの私にはチョットもやもやが止まらなかった。もやもや、、?ハラハラ、、?
パリの自宅から脱走しそうになったり、森の奥
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オートクチュール(2021年製作の映画)

3.5

個人的にフランス映画はなかなかしっくり入ってこないけど、ディオールの華やかなドレスも観れて、映像としては美しい。しかしフランス人ってみんな、自分の気持ちをあれ程素直に表現するのかなぁ。相手の気持ちばか>>続きを読む

アザーズ(2001年製作の映画)

3.8

ニコール・キッドマンが惚れ惚れするくらい美しい。御屋敷、広い庭、霧の森、これらが現実から違う場所へ連れていってくれる。娘は最初から怪しい雰囲気。弟が唯一まともだったのに、ラストでひゃ〜っ!だった。予想>>続きを読む

ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

4.0

久能整君の言葉はいつも心に刺さるから好き。舞台が広島という事で、どうしても広島弁に意識が行ってしまうし(笑)最後東広島駅から東京まで寝て帰る、って!いや、こだまだから無理だよ〜と突っ込んでしまった。内>>続きを読む

水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

3.0

昨年映画館の予告で観ていて、アマプラに上がったので鑑賞。まず舞台設定はだいぶ無理があるかな、男ばかりのシェアハウスにあんな美人の若い女の子。しかも鍵のない障子で仕切られた部屋。最近はいい人そうでも簡単>>続きを読む

オオカミの家(2018年製作の映画)

4.0

過去こんな映画は観た事がない。2次元と3次元が組み合わさり、休むことなく絵が変化していくところが気持ち悪さを増長させる。まず身近には無いコロニーという、それだけで異常な世界と、カルト的で独裁的な支配が>>続きを読む

(2021年製作の映画)

4.0

オオカミの家の前振りとして鑑賞したけど、このふたつの組み合わせは最高に良かった。まず「骨」。生首を散歩させたり、骨が肉になっていく様は気味が悪くてテンション上がる。常時流れる古い映画の効果音が、気味悪>>続きを読む

スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

3.8

公開中なので感想は簡単に。心理的になかなか怖がらせてもらった!キャストの演技が素晴らしい。原作を読んでみたくなった。奈緒ちゃんの久々な怖いキャラ!

マリー・ミー(2022年製作の映画)

3.7

王道のラブコメ!幸せになれるからやっぱりいい!ちょっと話はぶっ飛びで100%有り得ない展開だけど、そこがまた映画の良さで夢がある。ジェニファーロペスの歌もたっぷり楽しめるし、音楽的にも満足出来る。オー>>続きを読む

サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

2.5

う〜ん、キャストは凄い顔ぶれなんだけど、もったいない使い方になってしまった感。犯人の犯行動機が弱すぎて、解らんでもないけど、いや、そこまでする?って思った。渋谷の爆破シーンはなかなかの迫力。
そこだけ
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.0

義母が自分の息子と結婚してあなたはラッキーね、って言うセリフ。クソッタレだ。女は玉の輿に乗って跡取りを産めばそれが1番、みたいな考えは日本だけではないのだな。そもそも彼を選んだのも、自己肯定感が無くて>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

2.0

誰か顛末教えてください(笑)結局なに?2時間半観てなに???あの女は誰?祈祷師も仲間?さっぱり理解できない。私だけ?

スプリング、ハズ、カム(2015年製作の映画)

3.5

ほのぼのしていい映画だった。娘が一人暮らしを始める時を思い出して胸が熱くなった。親というのは口に出さなくても本当に本当に子供の事が心配で、それは我が子を信じる事とはまた別の問題で。でも子供にはそれを負>>続きを読む

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

2.5

演技も効果もCGもチープだけど、漫画観る感覚で意外と楽しかった。前半の純子目線の映像は、お化け屋敷を歩いている気分になってなかなか面白かった。ただ主人公は結局高校生を助ける気は無かったって事?!チョッ>>続きを読む

無聲 The Silent Forest(2020年製作の映画)

3.0

最初から胸糞悪い映画で、途中で止めようと思いながらも不思議と観続けたら、まさかの展開に。これが実話とは、、、聾唖者に対する世間の見る目もチョット現代と思えなかった。大人の損得勘定で、守られるべき子供た>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.8

宮本信子さんが可愛い!ドラマの「日曜の夜くらいは」でもとても魅力的だったけど、本当に素敵な歳の重ね方だと思う。話は高校生の女の子の、未完成で不安定な心をよく表していて、好きなもので誰かと繋がるって良い>>続きを読む

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.0

リアルタイムでも勿論観たけど、感動再び。最後は涙。これだけの超が何個も付くような一流選手が抱えるプレッシャーってどれだけのものなのか、一般人の私には想像もできない。1人1人抜きん出た才能の集まりをまと>>続きを読む

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

映画館で見損なったのでアマプラで見つけて即鑑賞。エスターだけじゃなくて父親以外みんな狂ってる。最初の作品に上手く繋がっていって楽しめた。それにしても最初の精神科医が気の毒すぎる。エスターの気に入らない>>続きを読む

マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.0

主人公のファッションが可愛かった。背景的に一昔前のファッションなんだろうけど、一回りして今っぽい。ユーガットメールの時のメグ・ライアンを思い出した。話はちょっと中途半端な気はする。そして私はタイムリー>>続きを読む

リピーテッド(2014年製作の映画)

3.5

ニコール・キッドマンが美しく魅力的。記憶が無くなる状態って、本当に不安で恐怖しかないと思う。誰を信じて良いのか、それを判断する術もない。なかなかハラハラドキドキさせられて楽しめた。90分という短めの映>>続きを読む

私のちいさなお葬式(2017年製作の映画)

3.5

終活を考えるのはどこの国も同じなんだなぁと思う。結局親は子供に迷惑をかけたくない。それだけ。子供の幸せを望む。それだけなんだな。一人息子と滅多に会えない事が本当は寂しいけど、自分の気持ちは置いといて息>>続きを読む

精神(2008年製作の映画)

4.0

観るのが辛い。でも観て良かった。病気になったきっかけはそれぞれだけど、皆さん一つだけでは決してない。女性が言われたように、小さな事の積み重ねで風船がどんどん大きくなってある日突然割れる。本当にそうなん>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.0

初めは母親の目から見た事件で描かれ、次第に教師、子供たちの目線で描かれていく。自分で見えている現実は本当に真実なのか。ひとつの出来事を多角的に見る重要さを改めて気付かされる。成長し、大人になるにつれて>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

ホラーの中では怖くない方。最初の被害が犬だったのが辛い。動物が殺されるのはチョット、、、そもそも隣人と折り合い悪すぎる。話としては近い将来現実になっても不思議では無いかも、と思った。アレクサの進化系と>>続きを読む

銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

4.0

あの時代に政次郎のように生きることは、賢治が考えたよりずっと難しい事だったと想像する。賢治を信じ続け、賢治の作品の唯一のファンであり続けだからこそ、沢山の物語が世に出ることになる。
雨ニモマケズ風ニモ
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精神0(2020年製作の映画)

3.8

前作を観ていないので、医師としての山本先生よりも、老いた夫婦の日常として観た。それでも前半の患者さんとのやり取りは、先生の優しい眼差しを感じることが出来て感動した。年月は誰にも平等に過ぎていってしまう>>続きを読む

痛くない死に方(2019年製作の映画)

4.0

以前何かのコラムで、日本の医療について問題提起されていたのを読んだ事がある。終末期に付き物の痰の吸引も、意味の無い点滴をするからこそ起きると。ご飯が食べれなくなると言うことは、その体が命を閉じる準備に>>続きを読む

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