このレビューはネタバレを含みます
前情報何にもなしで三浦大輔が監督しているから、それだけで行った。
結論から言うと笑えるAVだった。
劇場のそこそこ大きいスクリーンに投影されるセックスシーンと大真面目に見に来ている観客とのシュールさ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
思っていた以上にまっとうな選挙モノだった。
市長がソウルの名産品で人ぶっ殺すくらいあるのかなんて思ってたわけだけど、まぁそんなことはなかった笑
それでも自分の娘に自分が起こした事故の責任なすりつけたり>>続きを読む
ルイス・ブニュエルの喜劇作品の傑作。
正直この作品に内包されている奥深いテーマは薄っすらどころかこれっぽっちもわからない。
とにかく3組のブルジョワ階級の夫婦たちが飯を食おうとするのに、いつも邪魔され>>続きを読む
主人公を追い込むってのは観客に共感を抱かせ、カタルシスを生み出すストーリーテリング技術の一つなわけだけど、吉田恵輔監督はそこまでやるかってくらいに徹底的に追い込む。
『犬猿』も4人の登場人物が皆、徹底>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
白石和彌と高橋泉、キャストにはピエール瀧とリリー・フランキーという『凶悪』のメンバーが揃ってることから、そりゃ期待値も上がってしまうのはしょうがない
始まってみると脚本と演出が結構ガバガバに感じた。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
イギリスを舞台にした映画では階級社会で苦しむ人々がよく出てくるが、本作にはヒッピー同然に暮らすコミューンが出てくる。
アメリカが舞台だとよく出てくるが、イギリスが舞台の作品でこういった人たちを見るのは>>続きを読む
序盤はそこそこ恐怖演出にエッジが効いてて『何⁉ 何が起きてるの⁉』とワクワクしたんだけれど、恐怖が目に見えるカタチとしてて現れてからは恐怖よりも笑いのほうが強くなった。
ネオさん出てきてからは、まさか>>続きを読む
ストップモーションアニメというと最近では『KUBO』という恐ろしいクオリティの作品があったわけだけど、こちらはもっとこじんまりとしている(それでも恐ろしいほど時間がかかっているとは思うのだけど)
物>>続きを読む
これは面白かった。
確かソン・ガンホとカン・ドンウォン主演の『義兄弟』も北と南で組む、それも北が堅いイケメン、南がだらしないおっさんって設定だった気がする。
国柄ってのもあるけど、北からだらしないおっ>>続きを読む
これは期待値が高すぎたかもしれない。
確かに冒頭とバイクチェイス、そして特にクライマックスのロングテイクはキチガイレベルの変態さ加減なんだけれど、それ以外のシーンが正直、退屈すぎてドラマにはノレなかっ>>続きを読む
うーん……これが監督の本当にやりたかったことならしょうがないが、オリジナルが好きだったので、『新しい記憶』は蛇足でしかないかな。
これをやるならオリジナルのラストシーンはいらない。
あれがあるせいでこ>>続きを読む
NIGHT SAFARI
小林勇貴監督の自著『実録・不良映画術』なる本がある。
これは商業映画デビュー作『全員死刑』までの自分の映画について語った自伝なのだが、恐ろしいことにそれまでの作品がフィクシ>>続きを読む
Super Tandem
小林勇貴監督の『TOGA』『絶対安全カッターナイフ』に続く三作目。
この作品で、映画の登竜門と呼ばれる”ぴあフィルムフェスティバル”に入選することになる。
自主映画だけあ>>続きを読む
シング
これはちょっと恥ずかしいくらいに泣いてしまった。
暗い部屋で一人、画面を観続けながら涙を流してる気持ちの悪い自分の姿に内心キョドりまくりながら、歌とドラマのカタルシスにやられて号泣してしまっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
パディントン
2がめちゃくちゃ面白かったせいか、あとから追って観た1は2ほどゲラゲラ笑うってことはなかった。
でも、それでもかなり楽しかった。
2から観たせいで、描かれてなかったし知らなかったけれ>>続きを読む
パディントン2
空いた時間を潰すため程度の理由で、前作未見状態で観たのだけれど、まさかパディントンがこんなに面白いとは‼
完全にパディントン、ナメてたわ‼
子供向け映画というイメージがどうして>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
アバウトレイ
10代なんて、ただえさえグラつくアイデンティティを抱えているのに、性同一性障害まで抱えて、更に学校という窮屈なコミュニティでうまく生きていくために一刻も早く自分の性に決着をつけなければ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
羊の木
いがらしみきおの大傑作漫画『羊の木』の実写化を『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』『美しい星』と傑作が3作続いている吉田大八が監督するのだから、それはもうどうしてもハードルが上がってしまう。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
2018年を迎えてもPolice Brutalityは決して過去の話ではない。
トランプ政権以降、社会の分断はより深くなり、差別感情は増している。
無抵抗の黒人を警官が射殺する事件を日本では報道され>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
殺人者の記憶法
これはめちゃくちゃ面白かった。
アルツハイマーを患っている殺人犯という設定から、既に心惹かれるものがあるが、更に巷を騒がせている連続殺人鬼と対決するときたら、これは間違いない!笑>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
実際の犯罪なんて触れ込みだったので、何て恐ろしい事件なんだ……と思っていたのだが、調べてみると実際の事件ではなくて、実際にある犯罪事例を元に作られたフィクション映画。
「実際の犯罪」バイアスがかかっ>>続きを読む