土星さんの映画レビュー・感想・評価

土星

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君とボクの虹色の世界(2005年製作の映画)

4.3

靴屋から出て一緒に歩くシーン、凄い。そしてマイケル・アンドリューズによるスコアも素晴らしい。Spiritualized バージョンのAny way that you want me も素敵。

歌うつぐみがおりました(1970年製作の映画)

3.8

どういう話なのかよくわからんけど主人公がいろんな場所に移動してまた帰ってくる感じ好き。

美しき仕事 4Kレストア版(1999年製作の映画)

4.3

傑作。何回も見直す必要があると思う。エンディングの身体と精神が同時に爆発するような「ダンス」。ドニ・ラヴァンやっぱすごいよ。そしてゴダール「小さな兵隊」のミシェル・シュボール。

或る種の愛情(1962年製作の映画)

4.6

ずっと観たかったシュレシンジャーの「或る種の愛情」、傑作だった。
愛の不能、というとカッコイイが結局自己中の情けない男の話で、アラン・ベイツの熱演が光る特殊なラブストーリーだった。映画のなかではあまり
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右側に気をつけろ(1987年製作の映画)

3.8

構図うますぎ意味わからんすぎ。90分足らずの長さにこれは映画なんだという意志を感じる。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.4

やっと観た。
映画の内の時間と外の時間が同じ速度で流れるようなリアリズムと、サスペンスフルなストーリー展開が面白い具合に混じり合っていた。小坂竜士演じる芸能事務所の男の本当にいそうな感じがけっこう好き
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.7

「枯れ葉」とかなり似たストーリー。
ラウンジ感のあるジャズがずっと鳴ってておもろかった。

時々、私は考える(2023年製作の映画)

3.8

デイジーリドリーがとても良かった。そしてRed Rocketのブリー・エルロッドが出てるのも嬉しい。

小さな兵隊(1960年製作の映画)

5.0

天才。
物語ではなく瞬間。そこに真実があり、そこから映画が生まれる。
これまで観た映画はなんだったんだ、という気すらしてくる。

冬の旅(1985年製作の映画)

3.9

サンドリーヌ・ボネールって役の幅広いな。

メッセージ(2016年製作の映画)

2.9

うーん期待したけどこんなもんか…
思想はニーチェっぽい

ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ(2023年製作の映画)

3.0

尻を出すのがペドロパスカルじゃなくてイーサン・ホークだったら良くなったかもしれない…

エル・スール(1982年製作の映画)

5.0

素晴らしい映画。
バラをホテルで一本だけ受けとるところがもうね…
音楽、演技、演出、ロケーション、全てがいい。
エストレリャと一緒にもっと映画の時間が続いてほしかった、何時間あっても観るから。

私の血に流れる血(2015年製作の映画)

4.0

ラストがやばい。
Scala & Kolacny Brothersバージョンの“Nothing else matters”が流れるたびに痺れた。
そしてLa Chimeraにも出てたAlba Rohr
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エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命(2023年製作の映画)

4.0

おもしれー。
二時間ちょっとあっという間。
ユダヤ教とかここら辺の歴史勉強しないと。パレスチナ問題もあるし。
母親役のBarbara Ronchi素晴らしい。そしてLeonardo Maltese の
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挑戦(1963年製作の映画)

3.0

こういうスポ根を見るたびにスポーツというものの奇妙さを思うけどもそれを言ったら人間の営為全て不思議で脈絡のないものという気もする。

顔のない眼(1959年製作の映画)

4.3

白黒の画面が美しい。
ショットが上手い。
そして何よりも完璧なラスト。

道化師(2016年製作の映画)

3.6

催眠術のところ、一瞬おっ、ってなるけど音楽が残念すぎる。

くすぐり(2016年製作の映画)

3.7

ずっと観たかったやつ。
少し期待しすぎたかもしれないけど、まあ面白い。
そしてこの映画はアフターストーリーもヤバい…。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.2

目を閉じる・開ける/フェイドアウト・イン。
目を瞑って確かめるように「私はアナ」と呟くアナ・トレント。自分が出演する映画を観ながらゆっくり瞼を閉じる記憶喪失の男。

寝不足と頭痛で三時間持ち堪えられる
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明日は来らず(1937年製作の映画)

5.0

愛し合う老夫婦が一緒に過ごす最後の時間。美しい。問答無用に傑作。Victor Moore とBeulah Bondiが大変素晴らしい。完璧な第四の壁ブレーク。この映画に出会えて良かった。

(1966年製作の映画)

3.8

若き日のキェシロフスキ。
自画像破壊して鏡ぶち割るとこ良かった。
これもまあ自己同一性の映画。

不安が不安(1975年製作の映画)

4.2

良い。
レナードコーエン聞くとこの顔のアップ。こわれゆく女を思い出す。
鏡。同一性。
こういう映画って日本で撮れないのかな。

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

4.0

アイデンティティの可変性的なのがテーマだとしたら、面白いけどもう少し踏み切れたんじゃないかなと。
ところどころ笑える。

ラスト、コーション(2007年製作の映画)

4.8

今映画館で観てきた。素晴らしい。トニーレオンの極上の演技。彼が画面に出てくるだけで心が揺らぐ。そして濡れ場が余剰に感じない数少ない映画のひとつ。ショットでドキっとすることはなかったけども(タンウェイが>>続きを読む

アデルの恋の物語(1975年製作の映画)

3.7

アジャーニの溢れ出る少女感のおかげでかなり軽いタッチになっている。
ところどころ笑える。

言葉の力(1988年製作の映画)

4.5

テキパキ消え去っていく音と映像を感じて感動して忘却していく

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