babombさんの映画レビュー・感想・評価

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

3時間でパート間もシームレスで退屈することはなかった。日本人として複雑さはあるけど、実験の演出はエネルギーを感じたし、背中からざわついた。アルベルトはかわいかったよ。

マッチング(2024年製作の映画)

1.0

テーマ先行で前情報なしに観てみたけど、サスペンスではなくコメディの間違いでは。ズレた音響、意味のないセリフ、勝手に盛り上がる脚本、温度差のある演出。観客を馬鹿にしすぎ。

サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

3.5

女性の強かさと精神障害の理解の困難さが同居したサスペンス。ルーニーマーラ演技うますぎない?

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.8

時をおいて記録用に。天才ゆえの無垢さと自分を守ろうとする幼さから成長する過程がものすごく丁寧にスムーズに描かれている。登場人物全員魅力的だが、ショーンはもちろん、ミニーが演じるスカイラーが眩しい。頭が>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.5

10年前に友人から薦められていたのを今更。タイラー・ダーテンの文字面だけでかっこいい。切り替わりの演出とかもう一回見直したいが、とりあえずラストは最高と言わざるを得ない。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.9

三宅唱監督にて邦画のよさ極まれり。上白石萌音の可愛さと素朴な演技に魅了されるが、松村北斗がよすぎる。劇伴音楽はハイスペック。レイハラカミっぽくて好き。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

邦画的映像美。フィルムノイズもさることながら、構図や心象描写が細やかで、全カットがとても大切であるとわかる。退屈でつまらないという声が多いのは少々驚いたし、ストーリーとして賛否両論あるけれど、それはい>>続きを読む

僕が跳びはねる理由(2020年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリーの構成の演出が過剰にならず、しっかり障害のリアルを伝えることができていた。原著を読んでからの方がよかったかな。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

音楽、音響のおかげでずっと気持ち悪くていい感じ。エマストーンがすごい。ベラをどんどん好きになる。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.7

ずっと何やってんのという気持ち。スタジオ色強く独自の映像美が魅力でインディーぽい雰囲気を保ちつつ壮大になっていく演出に圧倒される。カットアップと言っていいのかわからないがこんな細々なシーンの撮影管理の>>続きを読む

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.5

岡山天音が圧倒的だったが、それを支える菅田将暉、松本穂香、仲野太賀の演技。お笑いの伊達さの裏の過酷さ、悲哀。世界観が作り込まれていた。