MEGの続編としてはイマイチ、ただのB級サメ映画として出会っていたなら当たりの部類。
初代が良すぎただけで、酷評される程ではないと思う。
ロードムービー×Jホラーというやや珍しい組み合わせ。されどここ数年のJホラーの中では一番かもしれない。
何もかもは説明し過ぎないセンス。(若干の過不足はあるけれど)
このレビューはネタバレを含みます
沢山の素敵なシーンがあったけれど、個人的には本人不在の中とらやの面々が寅さんとの結婚について言及しているシーンで目が潤んでしまった。
願いはすれど、決して時は逆さまには流れない時を、ただひたすらに今を生きるのだ。
誰もが寅さんの幸せを願い、喜んでいる様にじんわり心が温かくなる。
吉永小百合さんがとかく美しい。
ヒロインを慮って身を引いたのか、目の前の幸せに怖気付いたのか。寅さんらしいけれど、こりゃ一生フーテンだ。