2019.1.19に「青山シアター」のオンライン試写に参加。
以下は「青山シアター」の『サスペリア』(予告編)に掲載したものを(加筆・修正して)掲載したものである。※なお公開前のため、個別の場面描写>>続きを読む
2017.12.2~3 新文芸坐オールナイトで鑑賞
参った。これは想像以上に好い拾い物。
ホラーというよりも、オカルトとダークファンタジーの映画であり、何より「信仰」についての映画でもあった。『尼僧>>続きを読む
2017.12.2~3 新文芸坐オールナイトにて鑑賞
だいぶ話題にはなっていたので、何が評価されているのかと気になっていたけれど、司法解剖とオカルトを掛け合わせた斬新さに惹かれていたのだな、と納得は>>続きを読む
前作も確かに観てはいるのだけれど、それでもシリーズ中では異質、かなり単体感の強い作品。なんだろう、長く続いたシリーズ漫画の、唐突につくられた最終回のようである。
別に物語に無理がある訳ではないけれど>>続きを読む
5.27~28「小林政広監督オールナイト」での先行上映にて鑑賞。とりあえず、公開が始まったので記録をつける。個人的には、現状2017年度のベストといってもいい。それほどのとてつもない衝撃を受けた。>>続きを読む
『第6回極端映画祭〜狼女と海老男と捕食女と鉈男の宴〜』にて鑑賞。
観賞後、同じ劇場から出て行く若い男女が「あれって本当に宇宙に行くって前フリだったんだ」と語るやり取りを耳にする。夜通しの上映に臨む好>>続きを読む
悔しいかな面白いのだけど、面白さの成分が各々細かすぎて何から説明すべきか混乱する。
いわゆる一介の「GTA」をはたらく走り屋連中だった彼らが、どうして世界を救うような物語の主人公に成りうるのか。そも>>続きを読む
引き続き、前後編をまとめて観た、原作を全く知らない者としての感想を記しておく。
前編の、将棋に生かされた少年の物語が、どう続くのかと観てみると、思わぬところで「失速」する。そう、川本家と零との関わり>>続きを読む
原作を全く知らない状態で鑑賞。『かしこい狗は、吠えずに笑う』の渡部亮平氏が脚本で参加されているという事と、先日の『聖の青春』との比較がしたくて、前後編を続きで観られるシネコンにて鑑賞。
さすがに前編>>続きを読む
だいぶましになったと思えるのは、彼が考えるホドロフスキーイズムの現れだとおもうのだけど、何かが圧倒的に足らない。かくいう私も、同じものを好んでいる筈なのに、この飲み込めない異物感は何か。
エル・ファ>>続きを読む
2017年も始まったばかりなのに、もうこんな映画に出遭ってしまうのか。大当たり、それくらいの一作である。(ある意味、例のあの映画が年末のスクリーンを占有したせいで、昨年の映画だったものが埋もれずにこう>>続きを読む
2017年の映画(館)始めに観た作品。愉しくも、ものを考えるのにいいスタートになった。
と言っても、その自分が感じる良さを上手く伝えづらい作品である。これまでに目にしたSNS上の褒めコメントをみても>>続きを読む
日本劇場公開直前「青山シアター」でのオンライン試写に参加できたので、こちらにもレビューを転載。
アジア各地を舞台にしたサイクルスポーツを題材に、友情あり恋愛ありのドラマとアクション映画的な側面からロ>>続きを読む
とりあえず採点。詳細コメントは準備中。
以下短評。
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おそらく、これまでに観た劇場用長編アニメ作品の中では、断トツの完成度と、表現性を発揮された作品だといえる。
予算の捻出の問>>続きを読む
初回鑑賞は2D、日本語吹替版で鑑賞。
とりあえず採点。詳細コメントは準備中。
以下短評。
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結果、面白かった。
理由はいくつかあるが、自分が観たかった スターウォーズ世界の>>続きを読む
とりあえず採点。
たとえば自分が大好きな『シャンドライの恋』と比べて、何が違うのだろう、ということを、ただいま考え中。
言われてみると3人の共同監督で製作されている感覚があるけれど、どうももうひとつ、ブレイクできてない感じがする。
序盤のいくつかの犯罪シーンから入って、そこから広げる風呂敷があるけれども、そこにものを>>続きを読む
人に愛された人生を偲ぶことほど、ひとの琴線に触れやすいものはない。そういう意味では、映画の企画として、そのような人生の物語を選択した時点で優れている。けれど、実際に思ったような映画に仕上げることは、容>>続きを読む
これはなかなかに手強い。
こういう例えは本意ではないけれど、『奇跡の海』や『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の頃のラース・フォン・トリアー、あるいは ダルデンヌ兄弟の『ロゼッタ』くらいに、観る者の感情の>>続きを読む
以下、思ったことのメモぐらいのコメント。
幻想的でユニーク。『中国女』以前で止まってしまったかのような、流刑者の独白。皿や箱の底面にまで 映し出される(時代の証言となる)フィルム映像と、さまざまに入>>続きを読む
観賞後、ちょうど1週間がたったけれど、どうももやもやしている。何か受け入れがたいものを感じて、しばらく溜め込んでいた。ぐだぐだしたものが残る。以下、そんなぐだぐだを ありのままにぶつけておく。
確か>>続きを読む
公開前に予告編を観て、なんとなく観る気を失ったまま今日に至った訳だけれど。いろいろ思うところありて、ビデオソフトにて確認。予感は正しかった。しかも劇場で一度か観た程度ならば、妥当な評価を導き出すのが難>>続きを読む
2016年の個人的、偏愛的一作。バージョン違いがある、前作『あれから』との関連性を合わせ観ないと感情的不発に終わりかねない、などの多少のキライはあるものの、鑑賞後しばらく経った今もなお、自分の関心を惹>>続きを読む
近年、非メジャー製作で非娯楽志向の3D映画作品が製作されている流れに列なった、ヴィム・ヴェンダース監督による、劇映画としては初めての3D作品。淡々と展開する人間ドラマと、その背景の奥行きを心象風景とし>>続きを読む
よくもまあこのようなシナリオを考えたな、というのが第一印象。健忘というものを題材にした映画作品は今までにあったけれど、ここまで認知症という「設定」を活かしきった作品は珍しい。
「サスペンス」という言>>続きを読む
見逃し枠として捕まえたのが学生街の早稲田松竹というのが、この映画を観るにはうってつけだった。学問の為に何らかのリスクを負えるのか? たとえば、そんな問いを巡るお話。
門脇麦という女優は、思いのほか脱>>続きを読む
これも一般公開時に見逃し、名画座でも見逃して、ビデオソフトにて確認。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は『灼熱の魂』以降しか知らないので、このように言い切っていいのか躊躇われるけれど、イメージとして「復讐譚>>続きを読む
一般公開時に見逃し、名画座に下りてきた頃にも見逃し。何となく、観るのを避けてきた作品。とはいえ今年、2016年に公開された2作品の位置付けを考えるにあたり、やむなくビデオソフトにて確認せざるを得なくな>>続きを読む
※ 新文芸坐シネマテークVol. 12「チェコ・ヌーヴェルヴァーグの真珠たち」にて鑑賞。日本語字幕付き、35mmフィルムでの上映。
人づてに、題名やあらすじは聞いたことがあるけれど、ちゃんと、劇場で>>続きを読む
個人的には、正直不発に感じられた。原作があって、そのことについて脚色が上手くいっているかどうか、そういう問題ではない。山戸結希の作品としても、映画としても足踏みしてしまっている。
編集のテンポが、映>>続きを読む
中野量太監督の作品は『チチを撮りに』以降から知り始めたので、最近の数作品しか知らない。しかし、明らかに傑出したものを導きだすチームワークをそこにみることができ、新作を観る毎に脱帽せざるを得ない。
『>>続きを読む
『男として死ぬ』以降のジョアン・ペドロ・ロドリゲス監督の善き側面が作らせた、性と生の多様性とカトリック世界との共生の説話、という印象。(続きは後日… )
※ 新文芸坐シネマテークVol. 12「チェコ・ヌーヴェルヴァーグの真珠たち」にて鑑賞。日本語字幕付き、35mmフィルムでの上映。
採点は現時点の「速報値」。後日、改めて感想の再掲載を行う予定。>>続きを読む
これまでの経緯、と雑感。
予告編と題材に興味が持てず、劇場公開時に見逃し、名画座に戻ってきた際もスルー。その後『SCOOP!』の鑑賞を受けてようやくレンタルビデオでの確認にいたる。個人的な関心のポイ>>続きを読む