けいおですさんの映画レビュー・感想・評価

けいおです

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パッチギ!(2004年製作の映画)

3.7

思いの外重いテーマを軽快に表現している
世間的にはいろんな問題あるけど、ステータス関係なしに個人対個人で付き合う事が大事だな
良くも悪くも色眼鏡で人を見てはいけないなと思った

井筒監督の映画初めてだ
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切腹(1962年製作の映画)

3.7

おおお…
武家における最優先事項は武士の面子を保つことか
本作で描かれた個人の信念では取り崩せない虚栄のシステムは現代にも余裕で残ってるよなぁ…

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.8

金融界隈すごいなぁ
証券という概念を応用して金から金を産む
まさに錬金術
ただその実態が一般人には見えていないって言うのが怖い
投信とかもなかなか恐ろしいよなって思った
ちゃんと中身調べなあかんな…
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.8

男情けないわ〜
だけで済まさないラストシーン
気まずさの演出が際立っていた

ありゃ黙ってタバコ吸うしか無いわ…笑

CUBE(1997年製作の映画)

3.6

ソウ2を思い出した
暴徒化する人っておるよね

ほかげ(2023年製作の映画)

4.0

生々しい戦後
人の死さえも雑踏に消えていく
終戦もミクロな視点では何の解決にもならない事を痛感した

七つの会議(2018年製作の映画)

3.7

隠蔽だめ
こんな重圧かかった時はいつでも辞めれるぞって出口は作っとかないといけない方向に流れていくね

話も二転三転して面白かった
問題は個人じゃなくて体勢だね

きみはいい子(2014年製作の映画)

3.6

人間みんな弱いね
弱いからこそ支え合っていけたらいいね
スキンシップの大切さを再確認した
サボんないようにしよう

めっちゃ僅かなズームで高良と生徒の会話を撮ったり
尾野真千子の抱きしめられるシーンで
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正義の行方(2024年製作の映画)

3.9

真実って何だ
正義って何だ

死刑判決が適切だったか追い求めたジャーナリスト・弁護士団の正義については大いに共感できるが
その一方で、「久間が殺した」と言い張る検察にも、当時のショックと遺族の慟哭を踏
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

2.4

色々思うことはあったけど
映画って大なり小なりこういう脚色はしないといけんのだろうな

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

どんな人も白鯨の船長エイハブのように多くの人を傷つけながら自らの生に意味を与えようとしている
親の無償の愛すらも自分を満たすためのものだと思った

人の行為は全てこれらのエゴからなっておりそれが正しい
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.2

最高だった
内田けんじ監督の映画は2作目
前回鑑賞した「運命じゃない人」と同様、
軽快なコメディでありながら緻密に人が描写されていた

「女で死ぬ奴がほんとにいるんだな」と嘲笑する山﨑に対して「俺のこ
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.5

グロいけど他にない感じ
内容はひとつもわからんかった…

スワン・ソング(2021年製作の映画)

4.2

死が間近の男がクローンと入れ替わる話
準備期間であるオリジナルとクローンの対話にフォーカスしている
人の死に正解も不正解もないけれど、男の決断は正しいために苦しい

不覚にも号泣した
オールタイムベス
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.8

こういう映画って往々にして現実の現象と主人公の見る世界が対になって描かれるもんだと思うけど、本作は徹底して「不安に囚われた男の世界」のみを映し出す。
自分も不安定なボーの恐れにシンクロしてしまった。

RUN/ラン(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

全然弱い
最後のシーンも復讐にすらなってないじゃん
将来もクソもない犯罪者が歩けんくなったところでなんでスカッとするになるん
「親から子に連鎖する歪んだ愛情」みたいなこと言われてたけど、主人公の子供に
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.5

んー
カルチェラタンの大掃除と2人の恋愛がどう関わり合ってたのかいまいちわからん

モンテッソーリ 子どもの家(2017年製作の映画)

3.5

なるほど勉強になった
子供が育つ環境は放任でも過干渉でもない
子供の持つ集中力と自主性を引き出すメソッドがモンテッソーリには詰まってるね

イノセンツ(2021年製作の映画)

3.5

親の抑圧は子供のフラストレーションを煽り、その矛先は外部に向いてしまう
公園のミミズをわけもなく踏みつけるような子供の無垢な残虐性をスリラー映画の題材にした本作

大友克洋から着想を得たとのことで、期
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.1

心の貧しい人間は、生まれ/身分/地位などの外部から与えられるステイタスにすがるしかない

弱い自分を保つために他者を迫害し、それが正義に基づく行為だと信じてしまう
村民の残虐性を加熱させた差別的な思想
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クルエラ(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

映像凄くて楽しく見れたし仕掛けも多くて飽きなかった

ただ、誰が誰の親で…とか、そういうので物語を深めようとするの
スターウォーズを始めとした最近のディズニーのストーリー展開と似ててなんか萎える

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ウェイキング・ライフ(2001年製作の映画)

3.6

むずい
睡魔を誘う内容…
もう少し賢くなってから見なきゃだ

百円の恋(2014年製作の映画)

3.7

痛々しい人生だなぁ

苦しくて腹立って悔しくても
「まぁこんなもん」って、そういう気持ちを意識的にいなしてるんだろうな僕は。
色々反省した。

クリープハイプのED良い
一子の感情が剥き出しになったよ
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ラストただで終わらんな!と感動したが、謎にモヤモヤが残ったままで…

復讐成功してもどうもスッキリしないのは
ニーナが犯されたという悲劇にキャシーの死が上塗りされただけだからだろう。
加害者に対する社
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Saltburn(2023年製作の映画)

3.7

テンポも画面も引き込まれる
「もってるヤツ」に憧れるのは分からんでもない
見ている間に映画のジャンルが二転三転した

面白かった

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.7

真綿で首絞められるような映画

ヘレンがいなくなった後からの様子がもう苦しかった
綺麗事抜きに情緒が不安定な人ってやっぱ怖いし、避けてしまう
多分母親もそうだったんだろう
そうして出来上がった環境が彼
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星の子(2020年製作の映画)

3.9

新興宗教2世の話
親はちひろを救ってくれた力を信じ
ちひろは親との日々を信じた

僕の感性では理解できない宗教だけど
心の平穏は他人の価値観でなく、どんな形であれ本人の信仰でしか得られないんだろう
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.6

B級任侠と強い画
モーニングスターを持った栗山千明、完璧だ

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